30歳を過ぎて、あらゆるそうかもしれないが、やっぱりそうだよね。という言葉に変わっていった
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30歳を過ぎて、あらゆるそうかもしれないが、やっぱりそうだよね。という言葉に変わっていった。
成功しないかもしれない。
好きなことで食べていく事なんて出来ないかもしれない。
努力は報われないかもしれない。
というよりもそれは努力なんて言わないかもしれない。
誰も積み上げた物なんて見ていないかもしれない。
でも積み上げたんだから意味を持つかもしれない。
でもやっぱり持たないかもしれない。
人は皆が見てるものを見ているだけ。
仕事は知られている人にしか振られやしない。
私が同じ文章を送ったら読まれずに、名の知れた人が送ったら何人もの人が動き出す。
25歳で辞めようと思って、諦められずに続けて、30歳でダメならダメだと見切りをつけて、今はもう31歳になった。
仕事を一つももらえずに、ずっと家で書いてるだけだった。
社交性がない、どうですか私!という図々しさもない、誰にも見られていないのに謙遜して恥ずかしがって、変えなきゃと思って応募するけどかすりもしなくて、ダメなことに慣れてきて、またダメだろうと思いながら応募することにして、ダメで、でも書いてる時だけはその気持ちでは!と書いてダメで、ぁ!メール来た!ってなっても、自費出版でどうですか?という何ともいえないビジネスの話で、明らかに皆に送ってるやつで…
私の書く物語は、現実世界で、誰からも好かれなくて、生きていて感じる苦痛を孤独をしつこく描いた物語。
わかってる。わかっているけどわからないふりをした。
だけど、何をしてもダメなことはわかった。
だからもう、諦めた。
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死んだように生きよう…またあの時みたいに。
「…」
容易く引きこもりに戻ってしまう自分に嫌気が差した。
でもしっかりあの時の再現にならないように、週に3日はバイトをした。
「…」
もう、あの時とは違いますが何か?と腕を組んで下を向いて言っている。
親から出る甘い蜜を最後まで残さず採取しますよ…と肩をすくめて自分の両足に言っている。
そりゃ…恥ずかしいですよ。この言葉は相手の目を見ながら堂々と言える自信がある。
「…」
深い自己嫌悪に陥りそうな時は首を優しくさすって、ペンを転がして足に当てて落ち着いた。
「まぁ、外に行けるしいいか別に」
週に2日ヨボヨボのマルちゃんと母親とスーパーに行ってご飯を買って、お菓子を多めにかごに入れて「これ必要?」と睨まれる。必要なので小さく頷く。
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ぱちぱちぱち…ぱち……
「…」
諦めたけど…まだひそひそ書き続ける自分に何とも言えない怒りが込み上げていて…でももう傷付けないでと白旗を振ってる私がいる。




