幕間 サブストーリー&1章を書き終えて
幕間 ~~~ カエデの旅立ち ~~~~
魔法使い風の女性「たっだいまーーーー!」
カエデ「あ゛ーーーー疲れたーーー」
ラウルが旅立ってから半日ほど経った頃、グラーフの家に姦しい声が響き渡った。
カエデ「なんでいっつも考えなしに魔法ぶち込むんよ!あんたは!」
魔法使い風の女性「カエデならサッと避けるっしょー?平気平気♪」
カエデ「ほんまに・・・あんたって子は・・・」
グラーフ「おかえり、二人とも。いちいち騒がしいなぁ、おい・・・」
グラーフは軽口をたたきながら、カエデとラウルの姉弟子を迎える。
慣れた手つきで飲み物と遅い昼食を用意しているところを見ると、これが日常茶飯事の様である。
姉弟子「カエデは心配性なんだよー?カエデなら私の魔法の1発や2発耐えれるっしょー?根性根性♪」
カエデ「あんた、ウチが昔魔法直撃してグラーフさんの全力治療受けたこと忘れたん・・・?」
カエデも慣れているのか、彼女の言葉を軽く受け流していく。
姉弟子「カエデ冷たーい、ぶーぶー!あ、師匠ー?あたいのラウルはどこにいんのー?
今日はなんも予定なかったよねー?」
カエデ「(ラウルおるんか!?どーしよ、今むっちゃ汗臭いかも!?)
ちょ、いったん汗流したいんやけどぉ・・・
てか別の『あたいのラウル』ってなんやねん!?許した覚えあらへんよ!?」
姉弟子「ふふーん♪血の繋がりも無いし、時間の問題だもーん♡」
グラーフ「ラウルなら今朝旅立ったぞ?」
二人「へ?」
グラーフ「だから旅立ったぞ?」
二人「うーん?」
グラーフ「TA☆BI☆DA☆TTA☆ZO☆(きゃるん)」
二人「ええええええええええええええええええええええええええええ!?」
姉弟子「そっかーラウルもそんなお年頃かー?旅先でもーっと男上げちゃいそうだなぁ・・・ウフフ」
カエデ「なんでそんなに落ち着いてるん!?ラウルと暫く会えないんやで!?」
姉弟子「えー?だって最後にはあたいのところに帰ってくるもん♡」
カエデ「うざったいわ、ボケェ!!グラーフさん!ラウルどこ行ったん?あっち?そっち?どっちよ!?」
グラーフ「落ち着けカエデ、所謂修行の旅ってやつさ。一人で行かせてや――」
カエデ「こーしちゃおれん!追いかけな!」
グラーフ「おーい・・・聞いてるかー?」
姉弟子「カエデー?どうやって追うのー?あー行っちゃった・・・
ラウルのこととなると見境ないなぁカエデ」
グラーフ「俺にはお前が冷静な方がおっかないんだが・・・」
姉弟子「だってあたい良い女だし?ラウルのことはどーんと待てるのさ!
いざとなったら・・・まぁ、助けに行くのも吝かでなくなくもない!」
グラーフ「どっちだよ・・・ったく。ラウルも愛されてるねぇ・・・」
カエデ「あーどうしよ!あ、おばちゃんラウル見なかった!?西の入り口から出てった!?
ありがと!よーし追っかけ・・・いや、汗臭い!?一度湯あみ・・・あーもう!」
実際、ラウルは追跡対策として西から出て東方向に回り込んだのだが、カエデが知る由もなく・・・
カエデ「よーしラウル待ってろよー!カエデお姉ちゃんが助けに行ったるからなーーー!」
暴走おねえちゃんと化したカエデはアクセル全開で駆け抜けていったのである・・・
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1章あとがき
幕間として1章に入る筈だった、カエデの旅立ちパートを描かせていただきました。
まずは1章完結までお目通しをいただいた皆様、本当にありがとうございます!
割と衝動的に「ファンタジー小説書きたい!自分の好きな設定マシマシで!!」と思い立ち、
ちまちまと書き始めました。
少しでも皆様の感情を動かせていたら、これほど嬉しいことはありません。
是非ブックマーク登録などしていただけると、作者は泣いて喜びます笑
作者は渋いおじさんキャラが好きなので、今回で言うとドノヴァンさんなんかはツボだったりします。
(なんちゃらオウガの盲目の剣聖とか、ほにゃららタクティクスの雷神とかが好きなんです・・・強いし・・・)
あと物語の中で相手が定まらない感じのハーレム要素も好きですねー。
CP考察は読者に任せてくれる方が幸せだったりします。
ラウルくんの冒険はまだまだ序盤です。
サイト内の先駆者のみなさまを参考に、少しずつでも確実に物語を進めて行ければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
改めまして、読んでいただいた皆様に心からの感謝を。




