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ブックマークありがとうございます!嬉しいです!
亀更新な上超短くてすみません…小説書くのは難しいですね…
「如何なさいましたか、我が主。」
リアムと呼ばれた長身の男はどこからともなく現れると跪いた。
「単刀直入に聞くが、わたしのことをどう思う。」
リアムは予想だにしなかった質問であったのか、思わずというように顔をあげる。
何時にない男の反応にこちらも少し面を食らう。
「どう、とは。」
「ふむ。そうだな、わたしのことは嫌いか。」
どう答えても構わない、と付け加えた。
男は視線をさまよわせて口を開閉するばかりで、質問に答える気配は見られない。
その様子がすべてを物語ってしまっているだろうと呆れつつ、チクリと刺すような胸の痛みには気づかないふりをして質問を変える。
「では、シャーロットという名前に心当たりはある?」