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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第四十六話

解体所を出たところでミーネに呼び止められた。


「貴方達に渡すものがあるの」


そう言ってミーネは皮袋を渡してくる。


「これは?」


「被害にあった女性達からよ」


「受け取れませんよ」


「そう言わないで。同じ女性として彼女達の気持ちもわかるのよ」


「ですが、余裕があるわじゃないですよね?」


「そうでもないわ。関わった有力者達は領主様の強権で捕まったり罰金刑に処されてね。それなりの金銭が支払われたのよ」


「そんなことが・・・」


「と言うわけで、女性達の感謝の気持ちだから受け取ってあげて」


「わかりました」


「思わぬ臨時収入だな」


「貴方達の活躍を広く広めることは難しいけど感謝してる人がいる。これからも頑張ってね」


「はい」


サノス達は受け取ったお金を分配した後、今日も酒場に向かった。


「お疲れ。いい感じに稼げてるし明日からもガンガン稼ぐぞ」


「それじゃ。今日もお疲れ様でした」


サノス以外の面々はエールを頼みサノスは果実ジュースを頼む。


「サノスさんサノスさん。最近、エールを飲まれないですね?」


ウェイトレスの娘がそう聞いてくる。


「ちょっと理由がありまして」


「理由ですか?私としては売上が下がって悲しいのですけど」


「あはは・・・。すみません。代わりに料理を注文しますから」


そう言ってサノスは追加の料理を頼んだ。





宿に戻ってきたサノスはお腹をさすっていた。


「ちょっとサノス。大丈夫?」


「うん・・・。少し食べすぎた・・・」


体が資本の冒険者と言えど食べすぎは体に毒である。


「今日は普通に寝る?」


「少し休めば大丈夫」


「ならいいけど・・・」


「サノスが動けないなら私達がしてあげたらいいんじゃない?」


「いい案ね」


そう言ってノリノリのアマンダとカノンに襲われる形で夜の営みが開始された。


積極的な2人を見てこれも悪くないなと思うサノスであった。






「んっ~。朝か」


「サノス。おはよう」


「おはようございます」


「今日もランニングに行く?」


「そうですね。毎日続けないと意味がないですから」


「すぐに支度するわね」


「わかりました。宿を出たところで待ってますね」


サノスが体をほぐしながら待っているとすぐにアマンダとカノンも出てくる。


「それでは行きましょうか」


3人仲良く街中を走る。


「こうやって朝の街を走るのも悪くないわね」


「そうですね」


余裕のあるサノスとアマンダに比べカノンはきつそうな顔をしているがそれでも頑張って走っていた。


「はぁはぁ。2人共。体力あるわね・・・」


「私達は体を動かすのが基本だからね」


サノスはもちろん、回復役のアマンダであるが治療の必要がない時はメイスを振るったりするのだ。


魔法職のカノンと違って体を動かすのが基本なのだ。


同じぐらいの体力しかなかったらそれはそれで問題である。

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