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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第四十五話

順調に狩りを続ける中、オークの群れと遭遇した。


「こんな所にもオークがいるのか・・・」


「どうします?」


「金になるしやるか。サノスは危険だと思ったら酒を飲んでくれ」


「わかりました」


まずは先制とカノンが魔法を放つ。


その魔法でオークの1匹が倒れる。


「よし。ナイスだ。アマンダ1匹頼むぜ」


「了解」


ジントとアマンダがそれぞれオークの相手をする。


サノスとしてもここで見ているだけにはいかない。


アマンダの相手にしている方のオークの視覚から攻撃を仕掛ける。


オークは苛立ったようにサノスを標的にする。


サノスはオークの攻撃を何とか避ける。


「これでおしまいよ」


アマンダはそう言ってオークの脳天にメイスを叩きこんだ。


「ふぅ。助かったよ」


「安心するのはまだ早いわよ」


ジントはまだオークを相手に戦っていた。


カノンは近すぎる距離で援護ができないようだ。


サノスとアマンダはジントに加勢する為に全力でジントの元に向かった。


「わりぃ。助かった」


「一気に決めるわよ」


サノスがオークの目線に入るように動き視線を引き付ける。


アマンダは先程と同じようにメイスをオークの脳天に叩きつけた。


「これで終わりね」


「味方とはいえ、恐ろしい女だぜ・・・」


「なんですってぇ。貴方の頭にも当ててあげましょうか?」


「おいおい。勘弁してくれ。サノス。本当にこんなのでよかったのか?」


「アマンダもカノンも自分にはもったいないぐらいの人ですよ」


「そうか・・・。ならいいんだが・・・」


ジントには言わなかったがベッドの中のアマンダとカノンはとても可愛らしい。


他の人には見せたくないほどだ。


「まだ余裕はあるわね?次に行きましょう」


その後も狩りを続け3回ほどオークの群れにも遭遇した。






夕方となり街へと引き上げる。


ジントの買ったマジックバックだけでは収納しきれずそれぞれが魔物を担いでの帰還だ。


門番も慣れたものですんなりと通してくれる。


「ふぅ。一昨日も思ったが、結構な重労働だな」


「そう言わないの。お金になるのに放置なんてもったいないでしょ」


「そうなんだがな・・・」


「愚痴っててもしょうがないから早く冒険者ギルドに行きましょう」


文句を言いつつもその歩みは軽い。


それは、今回の収入が期待できるからだ。


それぐらいの量を狩ってきた自信がある。


冒険者ギルドにつき解体所に真っ直ぐ向かう。


「よう。お疲れさん。今日も大量だな」


「今回はまだあるぜ」


そう言ってジントがマジックバックから次々に魔物を取り出す。


「ほう。マジックバックを買ったのか」


「結構いい値段がしたけどな」


「そうだろうな。稼いだ額のほとんど使ったんじゃないか?」


「そうだけど、これからもガンガン稼ぐからな。必要経費って奴さ」


「そうかそうか。なら俺達も頑張らないといけないな」


そう言って解体所の職員は笑っていた。

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