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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第三十三話

サノス達は依頼を受けて商会までやってきた。


そこには太った商会長が満面の笑みで待っていた。


「いやぁ。来てくれて嬉しいよ。そちらのお嬢さんも今日はよろしくね」


「はい・・・」


「君達は倉庫整理を頼むよ」


「わかりました」


アマンダとカノンは商会長に連れられて行ってしまった。


残されたサノスとジントは商会員の指示で倉庫整理を開始する。


2人の様子は気になるが今は自分に与えられた仕事をこなす方が優先だ。


サノスは少しでも早く作業を終わらせようと黙々と仕事に打ち込んだ。


「お疲れさん。ここらで少し休憩しよう」


「まだ、出来ますけど?」


「いや。あんまり早く終わらせると余計な仕事を押し付けられるからな」


「そういうことでしたら・・・」


「サノス。お前化け物か?」


そう言ってジントは疲れたようにその場に横になる。


「まぁ。普通はそうなるよな。お前って結構凄いやつなのか?」


「いえ。普通の新人冒険者ですけど」


「そうか。俺は目の保養に行くけどお前らはどうする?」


「目の保養ってどういうことだ?」


「それは・・・」


商会員の目的はアマンダとカノンを見に行くことだろう。


「行けばわかるさ。どうする?」


男として興味がないかと言われれば嘘になる。


だが、隠れて2人の姿を盗み見るのは2人に悪い気がする。


「悪いけど俺は休んでるよ。サノス。なんだかわからないが行ってこいよ」


「でも・・・」


ジントが手招きするので近づく。


「こっちの仕事は問題なかった。って、ことは2人の仕事の方に問題があるんだろ?それを確認するのも仕事のうちだ」


「わかった・・・。行ってくるよ」


気は進まないが仕事のうちだと言われたら行くしかない。


「話はまとまったか?」


「はい」


「んじゃ。行くぞ」


そう言って商会員とサノスは昨日の部屋に向かった。


商会員は昨日と同じように絵画をずらすと覗き込む。


「おっ。今日、新しく来た娘も可愛いじゃないか」


そう言って商会員は鼻の下を伸ばす。


「どうなってるんですか?」


「うん?そうだな。見てみると言い」


そう言って商会員は場所を譲ってくれる。


サノスが覗くとアマンダとカノンが客と思われる男の両隣に座り肩を触られていた。


格好は昨日と同じで露出の激しいメイド服を着ている。


客の目線は商談をしつつもアマンダとカノンの胸を行ったり来たりしていた。


商会長の男はその様子をにやにやとしながら見守っている。


商談がまとまったのか商会長と客の男は握手を交わしている。


アマンダとカノンは客を見送る為に立ち上がり頭を下げる。


客の男は最後にアマンダとカノンのお尻を触って部屋を出て行った。


「いやぁ。君達のおかげで商談も無事に終わったよ。仕事の飲み込みも早い。私がもっと仕事を教えてあげよう」


そう言って商会長の男は手をわきわきと動かしていた。

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