表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/52

第三十二話

目覚めたサノスはいつも通りランニングに向かった。


数日では効果は確認できないがそれでも出来ることをするしかない。


「ふぅ・・・。今日はこれぐらいにしておこうかな」


宿に戻り水を浴びてから部屋に戻り、装備を確認して宿を出る。


いつものお店でご飯を買って冒険者ギルドに向かった。


そこには居心地悪そうにしているアマンダが待っていた。


「昨日はごめんなさい」


「いえ。体調が悪いとかあったら言ってくださいね」


「うん・・・。2人が待ってるから中に入りましょ」


アマンダはそう言って冒険者ギルドの中に入る。


サノスもその後を追いかけた。


「おはようさん」


「おはようございます」


朝の挨拶をしていると冒険者ギルドの職員が声をかけてくる。


「おはようございます」


「おはようございます」


「皆さんに指名依頼が出ています」


「指名依頼ですか?」


「はい。ですので引き受けていただけると助かります」


ジントが代表して依頼表を受け取る。


「ここって昨日、アマンダとサノスが行ったところだよな?」


アマンダとサノスは依頼表を確認する。


「そうですね。昨日、行ったところです」


どうやってパーティーのことを調べたかはわからないがこうして指名してきたことを考えるとろくでもないことを考えていそうだ。


「報酬は悪くないぜ?銀貨5枚だってよ」


「そこはちょっと・・・」


アマンダはそう言って口ごもる。


「何か問題のある依頼なのか?」


依頼内容は倉庫整理と接客の手伝いとなっている。


間違いなく接客の手伝いはアマンダとカノンがすることになるだろう。


「ミーネさんはいます?依頼のことで相談したいことがあるんですけど」


アマンダはそう言って職員に尋ねる。


「チーフですか?確認してまいります」


職員はそう言って一度下がりすぐにミーネを連れて戻ってきた。


「何かありましたか?」


「依頼のことで相談したいことが・・・」


「そうですか。ここでは何ですから奥にどうぞ」


そう言って案内されたのは個室だった。


「それで、相談とのことですが・・・」


「ジントとサノスは耳を塞いでて」


「わかりました」


ジントとサノスが耳を塞いだのを確認してアマンダがミーネに事情を説明する。


ミーネはその理由を聞いて何やら難しい顔をしている。


カノンが合図を送ってくれたのでジントとサノスは耳から手をはなした。


「こちらでも調査はしますが、今回は依頼を受けてください」


「それって・・・」


「2人に嫌な思いをさせると思います。でも、実態を解明できないと処罰できないんです。お願いします」


アマンダとカノンは見つめあい頷く。


「わかりました。そういうことなら出来る限りやってみます」


「よくわからないが2人はそれでいいんだな?」


ジントは2人にそう確認する。


「えぇ。私達が我慢すればいいことだもの」


2人の決意は固いようだ。


ならば、全力でそれをサポートするだけだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ