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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第二十七話

「って。あんた達・・・。2つも依頼取ってきてどうすんのよ!」


「2手に別れればいいだろ?」


「取ってきちゃったものはしょうがないか・・・」


「それで、どう別れます?」


「ジントとカノンで庭掃除に行って。私はサノスと倉庫整理に行くから」


「わかった。依頼が終わったらまた会おう」


ジントとカノンはそう言って依頼書に書かれている住所に向かっていった。


「私達も行きましょう」


「はい」


到着したのは中規模の商会の倉庫だった。


「今日はよろしく頼むよ」


「はい。よろしくお願いします」


サノスとアマンダは商会員の指示で荷物を運ぶ。


アマンダは重い荷物を軽々持ち上げて運んでいた。


サノスも負けじと運ぶが足腰がプルプルする。


「アマンダって思ってたより力あるんだね」


「これ?サノスが教えてくれた身体強化のおかげよ」


「えっ?」


「あぁ・・・。素面のサノスに言ってもわからないか。酔っ払いのサノスが教えてくれたの」


「そうなんだ」


「何かと便利だから後で教えてあげるわ」


「ありがとうございます」


その後も作業を続け、昼前には荷物整理は終わった。


「はい。これ完了書ね。2人のおかげで助かったよ」


「また機会があればよろしくお願いします」


サノスとアマンダはそう言って冒険者ギルドに向かった。


受付に完了書を渡す。


「はい。無事に依頼完了ですね。銅貨5枚です」


「ありがとうございました」


「この後はどうしましょうか?」


「ジント達を待っていても仕方ないから公園に行きましょ」


「公園に?」


「うん。さっき、身体強化を教えてあげるって言ったでしょ」


「わかりました。よろしくお願いします」


公園に着いたサノスとアマンダは早速、身体強化の練習を開始した。


「確かこう・・・」


アマンダがサノスに魔力を流す。


サノスは暖かさを感じつつその感覚をつかもうと神経を集中させる。


「こうかな・・・?」


サノスがなんとなく魔力を流してみると体が軽くなったような気がする。


「もうできたの?」


「ちょっと、確認してみますね」


そう言ってサノスが軽くその場でジャンプすると思っていた以上の距離を飛ぶ。


「成功みたいですね」


「そうね・・・。酔っ払いのサノスもおかしいけど素面のサノスもおかしかったわ」


アマンダはそう言ってガクリと項垂れる。


「私も負けていられないわね」


それからお互いに自分の修練に集中することにした。


今は少しでも強くなれるようにするべきだ。


夕方までそれぞれ身体強化の練習に励んだおかげでそれなりの成果を得ることができた。


「そろそろ冒険者ギルドに行きましょうか」


「そうですね。2人が待っているかもしれませんし」


サノスとアマンダは冒険者ギルドに急いで向かった。

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