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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第二十六話

「森に入れないとなるとどうする?」


今までは狩りをメインに活動してきた。


だが、その狩りが行えないとなると死活問題だ。


「そうねぇ・・・。効率は下がるけど依頼を受ける?」


「そうだな。それしかないか・・・」


依頼は狩りを行うより収入が下がるがそれでも何もせずにぼーっと過ごすよりはマシだろう。


「街の依頼なら俺は必要ないな」


サノスはそう言う。


「確かに街の依頼なら素面のサノスで十分だものね」


「とりあえず今日はたっぷりと飲むか」


そう言ってサノスは追加のエールを頼む。


ウェイトレスも慣れたものですぐにエールを持ってきてくれた。


今後の方針も決まったことでサノス達は散々飲み食いして解散した。






「う~ん・・・。朝か」


サノスはベッドから起き上がり体を軽く動かす。


「今日もランニングに行くかな」


サノスはそう言って宿を出てランニングを開始した。


途中、街中に設けられた公園で休憩を取り宿に戻ってくる。


「こんなところかな」


装備を確認して宿を出ると今日も肉と野菜の挟まれたパンを購入する。


食べながら冒険者ギルドに向かうと後ろから声をかけられた。


「おはよう」


声の主はジントだった。


「おはようございます」


ジントの手にもサノスが持っている同じパンが握られていた。


話しながら2人で冒険者ギルドに向かう。


「今日は街で依頼を受けるからな」


「狩りには行かないんですか?」


「森で異変があってな。森への立ち入りが禁止された」


「そうなんですね」


「まぁ。俺達は新人だし、街の依頼を受けるのも悪くないだろ」


「街の依頼ならお酒を飲む必要ないですよね?」


「うん。というか、酔っ払い状態のお前もさぼる気満々だったぞ」


「自分のことながら自分のことがわからない・・・」


「そう言われてもな。俺達はもっとお前のことがわからないぞ」


「それもそうですね」


冒険者ギルドに到着するとアマンダとカノンが待っていた。


「おはようございます」


「おはよう。2人共、遅いわよ?」


「そうそう。早くしないと良い依頼なくなっちゃうよ?」


「早く来たならお前達が取ってくればいいじゃないか」


「あの中に入れって?嫌に決まってるでしょ」


そう言って指さした先には多くの冒険者が詰めかけていた。


「しゃぁない。サノス。行くぞ」


「わかりました」


サノスとジントはパンを食べ終えると依頼を獲得する為に、依頼が張られているボードに突撃した。


だが、この時点で割のいい仕事はほとんどなくなっていた。


「ふぅ。何とか確保できたのはこれか・・・」


そう言ってサノスとジントが確保したのは庭の掃除と書かれた依頼書と倉庫の荷物整理と書かれた依頼書だった。


どちらも報酬額は銅貨5枚である。

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