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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第二十二話

サノスは達は順調に狩りを進めていた。


「オークの動きにも慣れてきたみたいだな」


「そりゃぁ・・・。これだけ狩ればな」


「次の群れは3人だけでやってみるか?」


「いいのか?」


「危険じゃない?」


「危なくなったらフォローはしてやるよ」


「なら、やってみるか。いつまでもサノスにおんぶにだっこってわけにもいかないからな」


丁度良く、3匹のオークの群れを見つけたのでサノスは少し離れた位置から3人を見守る。


ジントが前に出て盾役となりカノンが確実に魔法でダメージを与える。


その様子を見ながらサノスは感心する。


ジントはうまく動き正面のオークが邪魔をして他2匹の動きをコントロールしている。


1匹が倒れアマンダも前に出る。


ジントとアマンダで1匹ずつを相手取る。


カノンはジントの相手しているオークの方に隙を見ては魔法を叩きこんでいる。


アマンダはその間に身体強化で強化した体でオークを撲殺していた。


「こんなところか。いい動きだったぞ」


「はぁ・・・。緊張した」


「数をこなしていけばもっと楽に倒せるようになるだろ」


その後もサノスは3人に経験を積ませるべく基本的にはフォローにまわった。






「よし。今日はこんなもんだろ」


「そうだな。そろそろ戻ろう」


「ふぅ。流石に疲れたわね」


「早く戻ってご飯食べたい」


散々動き回ったのだ。


今日はご飯が一段と美味いに違いない。


サノス達はいつも通り街に戻ってきて冒険者ギルドに向かった。


街の人達も慣れてきたのかそこまで騒がれることもなかった。


冒険者ギルドに戻ってきたサノス達は解体所に向かう。


「おう。お前達か。今日も大量だな」


解体所の職員は諦めたようにそう言う。


徹夜で仕事をしている職員達には申し訳なく思うがこちらも魔物を狩るのが仕事だ。


「いつも悪いな」


「いや。これも仕事だからな。それに、お前達に対応する為にシフトを組みなおしたところだ」


よく見れば普段より職員の数が多い。


「これを渡しておくぞ」


職員はそう言って木の札を渡してくる。


「それじゃ。俺達は行くぜ」


サノス達は解体所を後にして酒場に向かった。


「注文はどうしますか?」


「エールとお勧めを頼む」


「はい。ではステーキと肉入り野菜スープをお持ちします」


サノスは料金を支払い先に届いたエールを飲む。


「ふぅ。やっぱり疲れた体にはこれだよな」


「完全にダメ親父ね」


「それがなければかっこいいのにな・・・」


カノンがそんなことを言ってくる。


「悪かったな親父で」


そうは言いつつもサノスは距離を詰めすぎないようにしようと決めた。


男女の関係で崩壊したパーティーというのは多いのだ。


せっかくいい感じに稼げているのに自分達のせいでパーティー解消となっては元も子もないからだ。

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