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僕が英雄?記憶にないんですけど?  作者: 髙龍


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第二十三話

腹を満たし、散々酒を飲んだサノスは雑貨店に寄っていた。


目的は紙とペンを買うことである。


これは素面の自分に伝言を残すためだ。


今までは問題なかったがそれでも素面のサノスの実力が低すぎる。


このままでは酒を飲んだ状態の自分の実力を出し切ることが難しいのだ。


伝言を元に素面のサノスが鍛錬を積んでくれれば少しはマシになるだろう。


紙とペンを無事に買ったサノスは宿に戻るとスラスラと伝言を書き上げる。


「とりあえずはこれでいいだろう。後は気づいてくれるのを願うだけだな」


そう言ってサノスはベッドに横になり眠りについた。






「う~ん・・・。朝か」


サノスは朝目覚めると机の上に見慣れない紙が置いてあることに気が付いた。


「これは・・・?」


まずはじめに、素面の俺へと書かれている。


読んでいくと鍛錬方法が詳しく書かれていた。


「自分であるはずなのにこんなことを知っているなんて酔っ払いの僕はどうなっているんだ?」


とはいえ、手探りで修行をしていたことを考えるとこのメモ書きはありがたかった。


「まずは、体力をつけろか・・・」


メモによると体力をつけるには走るのが一番だと書いてある。


サノスは指示通りにランニングに向かった。


早朝の街はほとんど人がおらず走るのに支障はなかった。


通りかかった人に挨拶されたりと走るのも悪くない。


疲労感を覚えたところで宿に戻り装備を確認して宿を出る。


朝食には昨日買った肉と野菜が挟んであるパンを購入した。


冒険者ギルドに到着するとジント達はもう来ていた。


アマンダとカノンはサノスと同じ物を食べている。


どうやら寄り道をして買ってきたようだ。


「これ美味しいね。ちょっと量が多いけど」


「そうか?俺には丁度良かったけどな」


「あっ。ジントも食べたんだ」


「おう。美味かったぜ」


「今日はどうする?」


「とりあえず昨日の分を換金してくるよ」


そう言ってジントは受付に向かった。


その間にサノス達は手に持っているパンをもしゃもしゃ食べる。


「待たせたな。今日も1人、金貨5枚だ」


そう言ってそれぞれにお金を渡してくる。


「今日の予定だったな。今日も狩りでいいか?」


「そうね。稼げるときに稼がないと」


「それじゃ。お酒飲みますね」


サノスはそう言って酒瓶を取り出すと酒を飲む。


「今日も張り切っていきますかね」


サノス達は今日も森に向かって出発した。






森に到着したサノスは森の異変に気が付く。


「ちょっと、やばいかもしれないな」


「えっ?」


「いつもと変わりない気がするけど・・・」


「異変を確かめる必要もあるし、慎重に行くぞ」


サノスを先頭にジント、アマンダ、カノンは森の中に入っていった。

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