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第一章 7 『まだ、諦めるわけにはいかない』

今日は二月十五日、月曜日だ。


ひかるおばさんとのあの会話から、授業に出席するためにAPAを使うのをやめると決めた日から、もう三年近くが経っている。


そして、学生生活を変えようとし続けて、もう二年近くになる。


何か違うことをしようと、たとえたった一つのことでも、後になって振り返った時に、その努力には価値があったと思えるような小さな思い出一つでも作ろうと、二年近くも試みてきた。


しかし、あれだけの時間が経っても、価値ある思い出を一つも作ることはできなかった。


「今なら、叔母が大学に通っていた頃、同じことをしようとしていた時に経験したすべてのことが、はっきりと理解できる……」


その考えが、まるで出るべき時を待っていたかのように、自然と僕の頭に浮かんだ。


当時、彼女の話を聞いたとき、僕は彼女が感じたことのほんの一部しか想像できていなかったのだと思う。


僕は彼女に憧れ、好奇心を抱き、さらには「彼女にできたのなら、僕にもできるかもしれない」とさえ思った。


しかし、今はそれがそれほど単純なことではないと理解していた。


学年度が終わるまで、三月末までしか残っていない。今は高校二年生で、つまり来年は、どの大学に進学するかを決めなければならない、学生としての最後の年になる。


そう考えると、時間はさらに残酷に感じられた。


ここまで来れば、とっくに数か月前に諦めていたはずだ。


僕のような人間には、あのような学生生活は手に入らないと受け入れるべきだった。


それでも、なぜか、あの話や写真たちが頭から離れなかった。


思い出すたびに、あの笑顔や、共有した瞬間、まるで一緒にいることがごく自然なことであるかのように同じ場所に集まった人々の姿が、再び目に浮かんだ。


そして、もう手遅れだと何度自分に言い聞かせようとも、心の中で同じ言葉が繰り返し浮かび上がってきた。


「僕も、あんな学生生活を送りたい!」


声に出しては言わなかった。


言えなかったのだ。


もし誰かに聞かれたら、きっと馬鹿げていると思われるに違いない。


まず何を変えればいいのか、どんな言葉を言えばいいのか、あの教室の中で誰かに本当に見てもらうためには、どんな人間にならなければならないのか、僕にはわからなかった。


しかし、明確な答えはなくても、一つだけ理解していたことがあった。


どうにかして、今の状況を変えなければならない。


その考えを整理しようとしながら、僕は両手を膝の上で強く握りしめた。


もし今ここで諦めてしまえば、これまで耐えてきたすべてのことが、何の意味も持たなくなってしまう。


諦めるわけにはいかない。


まだ、諦めるわけにはいかない。

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