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寝取られ裏切られた最弱テイマー〜逆境を跳ね除け相棒のスライムと最強へ成り上がれ。許して?やり直して?絶対にイヤだね〜  作者: 月鈴
オークションと新しい仲間

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ご主人様のおかげです

【元村娘5人組最年長メイド・ネネ視点】


 ご主人様は〜、あれから少ししたら旅立ってしまわれたの〜! でもフィオナ村の皆さんも親切で良くしてくれてるわ〜!


「あらあら、ネネちゃん。お買い物かしら? なら、ウチの野菜を持っていって頂戴よ……」


 フィオナ村を歩くと、すぐにこれです〜。


「ありがとうございます〜。とっても美味しそうです〜」


 なんとフィオナ村は人口が増えて、遂に村から町へ変わるそうですよ〜。『フィオナ町』……少し語呂が悪い気も……いえ、何でもないです〜。

 冒険者ギルドへやって来ましたよ〜。

 う〜ん、フィオナさんはどこかな〜。


「おい、見ろよ。アレが、噂の『殺戮メイド』だろ? あんなに綺麗なのに、魔物を虐殺して〜」

「え〜、キャー。本物だわ。私は『セレスティアル・ガーデン』の、ファンなのよ」

「メイド服で戦うってな……エロいな……」

「すげーよ。初級ダンジョンを、攻略しまくってるんだろ?」


 う〜ん、私達って普通だと思うけどなぁ〜!

 そう思っていたら、奥からフィオナさんが笑いながら出て来ました〜。


「ネネちゃん、いらっしゃい。フフフッ、分からないって顔をしてるけど……あそこの冒険者達が話している通り、アナタ達は凄いのよ。まぁ〜、アナタ達のリーダーと従魔のスライムちゃん達が凄すぎて、自分達では気がついていないのね……」


 う〜ん? そうかなぁ。拠点に居るみんなは、同じくらいの強さだから分からないよぉ〜。

 収納スライムちゃんを取り出して、今回の成果をカウンターに置いていくが……嘆きの谷の攻略アイテム『嘆きの結晶』を、山積みにしていく。


「……!  おいおい。アレって『嘆きの結晶』だろ? あの初級ダンジョンで、1番攻略難易度が高いと言われてる……嘆きの谷にしか無いはず」


「うわ。本当だ。しかも置き方が雑過ぎない? あんな高価な物を……積み重ねて置くなんて……」


「えー、まだ出てくるよ。一体、何周ダンジョンを回ればこんなに……」


 何か冒険者ギルドが、ザワザワしてうるさいです〜。そんなに驚く事なのですかぁ? 普通に、みんなやってますよ〜。


「ウフフッ、周りの反応が普通なのよ。必要な分は、素材採取依頼に回して良いよね?」


「はいです〜。う〜ん、そう言われても私は昔から、のんびりしてると言われてますから〜。嘆きの谷は沢山の魔物が出てくるから、効率良く経験値になるのですよぉ〜」


 若干引いたフィオナさんに、拠点の中でものんびりした、私の実情を説明したのですが……


「さすがは『殺戮メイド』だな。嘆きの谷のワイトキングが、呼び出す眷属含めて軍隊級だぞ。それをタダの経験値とは……」


「やっぱり凄いわ。どうしたら『セレスティアル・ガーデン』に、入れるのかしら」


「無理無理。見てみろよ。全員が美人か美少女だぜ! お前じゃ……」


「なんですって! その口を開けなくした方が、良さそうね……」


 ケンカが、始まってしまいましたね〜。それなら……女の子が、振りかざした拳を受け止めて〜。


「ダメよ〜。女の子の手は、愛を掴むためにあるものなのよぉ〜。私もご主人様のお世話をするための大事な手なのよぉ〜。ねぇ。」


「「「おお……!」」」


「分かってくれたと、ネネちゃんは思ってるようだけど……アナタが目に見えない速度で間に入って、楽々とパンチを受け止めたことへの驚きだからね……ネネちゃん」


 何かフィオナさんが、ヤレヤレと溜め息をついてますぅ〜。


「さて〜、私は行きますね〜。フィオナさん、それでは失礼しますぅ」


「あっ、ちょっと待って! はい、これをフォルトゥーナ商会へ届けてくれるかしら……」


「こ、これは……大金じゃないですかぁ? 私は恐いですよぉ〜。悪い人に狙われたら……」


「「「それはない!!」」」


 冒険者ギルドに居た人達は、みんな揃ってハモっていたのですぅ〜。失礼ですぅ〜。

 やって来ましたよ〜。フォルトゥーナ商会です〜。


「あっ、セシルさん〜。怖かったですよぉ〜。こんなに大金を預かりました〜。えっ……」


「あっ、ネネ。良い所へ来てくれたわ。ちょっと、これを着てくれないかしら?」


 何故か服を着せられて、お客様の前に立たされてます。


「お客様、コチラが『シーセル』の新商品です。このように脚を細く見せ、なおかつ……このようにお尻もキュッと引き締めてくれます。上下お揃いのデザインで、生地に魔法を付与しておりまして……少しお値段は張るのですが、男性がイチコロだと評判でして……」


 セシルさんは凄いなぁ〜。あんなにスラスラと喋れて羨ましいなぁ〜。


「はい、ありがとうございます。ええ、そうですよ。彼女はウチの従業員ですから……特別なトレーニングなどは、何もしていませんよ」


 何か、商談が決まったみたいです〜。出来る女って感じで、憧れてしまいますぅ〜。


「ネネ、ありがとう。アナタのおかげで、大切な商談がまとまったのよ……それにしてもアナタ、またスタイルが良くなったのね……羨ましいわ」


 セシルさんに、褒められてしまいましたねぇ。ウフフッ……


「ありがとうございますぅ。ご主人様のおかげです〜。毎日が楽しくて、奴隷だと思えない待遇で……ご飯も寝る場所も、何不自由ない奴隷なんて。全て、ご主人様にいただいた宝物なんです〜」


 早くご主人様に、会いたくなっちゃうなぁ〜。

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