#13
昨日皆様のおかげでジャンル別日間ランク二位になれましたが、今は六位。凄い作品多すぎ! 中々難しいものですね……
応援ありがとうございます( ´∀`)bグッ!
リタには話してあったのと、リタのお父さんの前で使ったから話したと思い込んでいたよ。
「これは俺のスキルだ。対価を払えば欲しいものが出せる」
「……」
一応説明してみたが、獣人達は黙ったままだ。
(呆れられたかな……)
確かにどこでも買い物ができる程度のスキルだしな…… 期待を裏切ってしまったかも知れない。
「えっと、こんな角材じゃ役には立たないかな……」
俺がそう聞いた瞬間……
「「「おぉぉぉ! すっげぇぇぇ!」」」
わっ!
「流石主様! 何もないところから角材を出すなんて!」
「これなら三日で村が出来るぞ!」
「バカ! 今日中にできらぁ!」
えっ! 今日中?
「しかもこの角材、真っ直ぐで歪みがない上物じゃないか!」
「これなら良い家が出来るぞ!」
と、とりあえず気に入って貰えたみたいだな。
「じゃあ、同じものを出すよ」
俺は等価交換で同じ角材を一ダースほど出した。
「「「おおおっ!」」」
「足りなければまだまだ出せるから言ってくれ」
リタのおかげで五十万アル以上あるからな。これくらいなんでもない。
「か、神だ。主様は神様だ!」
「凄い、凄い凄い凄いっっっ!」
獣人達は感激しながらも凄まじい勢いで働き始めた。
(こりゃ、本当に今日中に村が出来ちゃうかもな)
俺はリタに手伝って貰いながら村作りに必要なものを聞き、〈等価交換〉で出し続けた。
※
(凄いな……)
日が沈む頃にはかなりの数の家が完成した。リタや村長によれば、今日は皆屋根のある場所で寝られるみたいだ。
(食料も渡せたし、とりあえず今日はこれで終わりかな)
働きを労いながら皆を家に返した俺は自分の屋敷に入った。村作りを優先するように頼んだから僕の屋敷はまだ完成してはいない。が、既に暮らすには十分なものができているし、何なら今のままでも僕は良い。
「お疲れ様、ロイド」
「ああ、お疲れ様……って、リタ!?」
部屋に入ると何故かリタがいた。
「え? 何で?」
「言ったでしょ、“一緒に暮らそう”って。私は今日からロイドの身の回りのお世話をする専属メイドだよ!」
そう言うリタはメイドらしいフリルのついたエプロン付きの服を着ている。う〜ん、どこらこんなものを持ってきたんだが。
「って言うのは半分は冗談。ロイド、明日も早いでしょ? 一緒の場所にいた方が時間を無駄にしないで済むかなって」
「あ、ああ。そう言うことか……」
魔物が出ない場所や時間は日によって違う。けど、ゴールデントラウトが住む川だけは早朝以外の時間はほとんど魔物がいるのだ。
「という訳だから早く寝よ! ベッドメイクはしておいたからね」
「あ、ありがとう……」
とりあえず寝るか。確かに明日も朝早くから採取にいかないといけないしな。
※
次の日、俺が目を覚ました時には既に作業は始まっていた。
(も、もう始まってるのか!?)
まさか獣人達がこんなに早起きだったなんて……
「あ、主様! おはようございます!」
「おはよう! 早いね!」
「一刻も早く村を完成させたいですから。それに主様が働いておられるのにおちおち寝ているわけにはいきません!」
いや、そんなに気を使わなくても…… 僕の早起きは単にゴールデントラウトをゲットするためだからな。
(とりあえず必要な資材を出しておくか)
皆に足りないものや必要なものを聞こうとしたその時、十数人の獣人が荷物を持って俺達の方へとやって来た。
「あ、みんな!」
「お手伝いしますぜ、主様!」
手伝い……もしかして採取の?
「もし、役に立てるなら手伝いたいって人がいたから声をかけておいたんだけど……大丈夫かな?」
「勿論だよ。それにしてもこんなにたくさん……」
「主様のためなら村人全員が働きますぜ!」
リタが小声で教えてくれたところによると、魔物がいる可能性がある場所だということで今回は戦闘もこなせる村人だけを招集したとのことだった。
(これだけの人数で採取したら一体どれだけの素材が手に入るんだ……)
ワクワクするやら怖いやらだが、せっかく協力してくれると言うんだから力を借りてみるか。
「よし、じゃあ今日は薬草採取からだ!」
「「「お━!」」」
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