#14
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(こりゃどういうことだ……?)
人数が増えれば採れる素材は増える。けど、十人以上増えたからって採れるものが十倍になったりはしない。そう思ってたんだけど……
(十倍どころじゃないぞ、これ!)
何と他の獣人達もリタと同じように採取ポイントからレア素材を次々と採取してくるのだが……その量とスピードが凄い。
(〈等価交換〉での変換が間に合わないくらいだ!)
あまりに忙しかったから途中からはリタにアルに換えるものと取って置くものを仕分けして貰ったくらいだ。けど、その甲斐もあって……
(遂に100万アル……)
村を出る前に資材や食料を出してかなり減っていたのに……凄まじいな、獣人達の採取パワーは!
(……っと、そろそろ時間か)
原作知識がまもなく魔物が出ない時間が終わることを教えてくれた。次の場所に移動しないと!
「そろそろ行こう」
「分かった! みんなに伝えてくるね!」
もう村に帰っても良いくらいだけど……まあ、鉱山にもよって帰るか。
※
「次はそっち! あと、そこと向こうと……」
「「「分かりやしたッ!」」」
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
凄まじい勢いでの採掘にビックリする僕は、獣人達が持って来てくれた素材を見て更にビックリすることになった。
(レア素材ばかりじゃないか!)
薬草の時も凄かったが、鉱山は更に凄い★★★★の天炎石や地星石なんて素材なんて当たり前。何とたまに★★★★★の魔光石なんて素材さえあるくらいだ。
(★★★の素材がハズレに思えるくらいだ……)
勿体ないけど、★★★★の素材もアルに変換せざるを得ないか……
(なっ!)
★★★★★の天炎石一つで五万アルだって!?
「主様! 次はどこですかい?」
「えっとね……」
次々と増えていくアルにドギマギしながら、俺は聞かれるままに採掘ポイントを皆に伝えていった。
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
「ロイド、こんなの採れたって」
げっ……こんな素材見たことないぞ。
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
ガツン! ポロ……
「ロイド! ここに置いておくね!」
★★★★★★の魔光石がまた!? しかも二つもあるぞ!
(これ、最後まで続けたら一体どうなるんだ?)
なんか色んな感覚が麻痺してきたよ……
※
(……えらいことになったな)
採掘を終え、村に戻った俺は皆に礼を言った後、改めてステータス画面を見た。
◆◆◆
ロイド
LV28
力 62
防御 61
魔力 60
精神 59
素早さ 61
スキル
〈等価交換(LV2)〉 (2500000アル)
〈調合(LV2)〉
〈アイテムボックス〉
装備
服+5
◆◆◆
(やっぱり間違いない……よな)
二百五十万アル……何度見ても同じだ。
(これ、どうするかな……)
皆の生活や村を作るのに必要なものは全て出したからな。残りを何に使ったら良いか分からないや。
(スキルを習得してみるか?)
いや、でも〈アイテムボックス〉と〈調合(LV2)〉で今のところ間に合ってるな。
(……皆の意見も聞いてみようかな)
俺はステータスを閉じて村長の元へ向かった。
「おおっ、主様!」
「何か困ったことはありますか?」
俺がそう尋ねると村長は笑いながら手を振った。
「いや、全く。順調過ぎて困るくらいです。病気だった者も快方に向かっておりますからな。全て主様のおかげです」
病気の人……そう言えばリタが伏魔の森に来たのも病気の人のために癒し草を取りに来たからだったよな。
(……何か引っかかるな)
以前、皆は追手がいるみたいなことも言っていたけど、それと関係があるのかな?
(後で様子を見に行ってみるか)
俺がそんなことを考えていると、リタが大きな紙を持ってこちらに駆けてきた。
「村長! ロイド! これを見て!」
リタが俺達の前に広げた紙には村にこれから作る設備と既に作ったものが書かれてる。
(家はほぼ出来てるな……)
後は物見台と村の周りの柵と……
(ん、これは?)
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