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げーむ作りと妹と〜Ⅲ〜  作者: くもももも
10/16

妹と考える

遅くなりました。

しかも内容が薄いです。

俺は大会で発表するサプライズDLCを妹と考えていた。

「まず、絶対に必要なのは?」

「新武器、新装備」

 俺は気になったので聞いた。

「新装備とはどういう…?」

「見た目…女キャラが欲しい…」

「だよな、女性プレイヤーからしては女キャラクターが欲しいよな」

 瑠衣はデータとイラストを見せてきた。

「お前、いつからそんなことできるようになった?」

「少し練習したら…まあ、簡単なプログラムだけなら…」

 俺は素直に嬉しかった。

「成長したな…瑠衣」

「な、なんで、泣いているの!?」

「嬉しくさ…」

「気持ち悪い…」

 俺の豆腐メンタルは崩れた。


 数十分後…。

「よし、とりあえずデータ修正とその移動はできたな」

「相変わらずこういう作業は早いよね、お兄ちゃん」

 俺は自分でも顔が赤くなったとわかった。

「ありがとう…」


「次に新武器だな、種類はSMGとSRでいいよな?」

「うん、いいと思う」

「既にある武器は使わないで、新しい武器を考えようか」

 俺は閃いた。

「Ruex-00-7なんてどうだ?瑠衣のid」

「ダサいけど…いいよ」

 瑠衣はいつものように恥ずかしそうにしていた。

「名前的にはsmgかな?」

「うん、そうだね」

 そして俺は性能の設定をして、瑠衣はイラストの作成をした。


 2時間後…

「終わったーーー!」

 俺と瑠衣は息を揃えて言った。そしてお互いの顔を見て笑っていた。

「よし次はSRだな、名前は」

 瑠衣は即答した。

「MraRK-56!」

「俺のidじゃねぇか!」

「決定ね、変えちゃだめ」

 俺は息を整えて言った。

「わかった、それにしよう」




 それから何時間かかけて仕上げをし、データを持って、ゲーム会社ランプに行った。


「真美さん、DLCのデータできました」

 真美さんは驚いているかのような顔をしていた。

「わかりました、預かっておきますね!」

「すみません、お願いしたいのですが、PVを作っておいてもらえませんか?」

「お安い御用です!任せてください。」


 それから1ヶ月が経った。

 携帯ゲーム機版W.o.Rの発売日は明日だ…。



      【妹と考える】

読んでくださりありがとうございました。

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