妹と考える
遅くなりました。
しかも内容が薄いです。
俺は大会で発表するサプライズDLCを妹と考えていた。
「まず、絶対に必要なのは?」
「新武器、新装備」
俺は気になったので聞いた。
「新装備とはどういう…?」
「見た目…女キャラが欲しい…」
「だよな、女性プレイヤーからしては女キャラクターが欲しいよな」
瑠衣はデータとイラストを見せてきた。
「お前、いつからそんなことできるようになった?」
「少し練習したら…まあ、簡単なプログラムだけなら…」
俺は素直に嬉しかった。
「成長したな…瑠衣」
「な、なんで、泣いているの!?」
「嬉しくさ…」
「気持ち悪い…」
俺の豆腐メンタルは崩れた。
数十分後…。
「よし、とりあえずデータ修正とその移動はできたな」
「相変わらずこういう作業は早いよね、お兄ちゃん」
俺は自分でも顔が赤くなったとわかった。
「ありがとう…」
「次に新武器だな、種類はSMGとSRでいいよな?」
「うん、いいと思う」
「既にある武器は使わないで、新しい武器を考えようか」
俺は閃いた。
「Ruex-00-7なんてどうだ?瑠衣のid」
「ダサいけど…いいよ」
瑠衣はいつものように恥ずかしそうにしていた。
「名前的にはsmgかな?」
「うん、そうだね」
そして俺は性能の設定をして、瑠衣はイラストの作成をした。
2時間後…
「終わったーーー!」
俺と瑠衣は息を揃えて言った。そしてお互いの顔を見て笑っていた。
「よし次はSRだな、名前は」
瑠衣は即答した。
「MraRK-56!」
「俺のidじゃねぇか!」
「決定ね、変えちゃだめ」
俺は息を整えて言った。
「わかった、それにしよう」
それから何時間かかけて仕上げをし、データを持って、ゲーム会社ランプに行った。
「真美さん、DLCのデータできました」
真美さんは驚いているかのような顔をしていた。
「わかりました、預かっておきますね!」
「すみません、お願いしたいのですが、PVを作っておいてもらえませんか?」
「お安い御用です!任せてください。」
それから1ヶ月が経った。
携帯ゲーム機版W.o.Rの発売日は明日だ…。
【妹と考える】
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