努力と感謝
結さんの回ですね。
俺がいつものように家にいると、インターホンがなった。
「お邪魔します」
そう言い、結が家に入ってきた。
「どうした?結」
「リビングで話すね」
リビングに移動したら電話がきた。
「もしもし、天野ですけど」
「お〜叢雲くん?報告があるんだけど、少し時間大丈夫?」
「あ、はい、いいですよ」
なんだろうな?と思いつつ聞いた。
「まず、携帯ゲーム機版のW.o.Rが十二月の十一日に発売になりました!」
「おお、マジっすか!?」
「そしてですね、その発売日の一週間後ぐらいにテレビゲーム版W.o.Rの公式大会が開かれることになりました!詳しいことはあとでこちらから叢雲くんのパソコンにデータを送信しますので」
その時点で俺は嬉しさのあまり、倒れそうになっていた。
「ありがとうございます!」
「それでですね、大会のルール決めと大会で喋る内容とサプライズDLCなどの開発を頼みたいのですが」
「わかりました…はいそれでは」
そう言って電話を切った。
リビングに戻った。
「ごめん結、遅くなった」
「いいよいいよ〜」
結は少し笑いながら許してくれた。
「それで、話ってなんだ?」
「W.o.Rの大会に私も【MuRasaME】っていうチーム名で登録したときに、ルールを確認しようと思ったらまだ決まってないって書いてあったからさ」
「いやいやいやいや、なんでもうみんな大会あるの知ってるの!?俺はさっき知ったのに」
結はきょとんとした顔でこちらを見てくる。
「え、一週間前くらいからホームページで公開されてたよ?」
俺は頭をかかえ、落ち込んだ。
「まじかよ…」
そのあと、ルールの作り方のコツを一通り確認しルールを作ったが、ほとんどさっきのショックで頭に入らなかった。
「相当落ち込んでるね、天野くん」
そう言い、結は一枚の色紙を俺に渡してきた。そこには『売上本数三十万本突破おめでとう!』と書いてあり、W.o.Rのキャラクターのイラストとたくさんのメッセージも書いてあった。
「これは…?」
「言ってなかったんだけどさ、私はイラストレーターをやってて、この絵と字は私が書いて、メッセージはうちのクランや知り合いのクランからだよ!」
俺はものすごく嬉しく、涙が出てきた。
「ごめん、女子の前で」
「いいのいいの、それじゃあ改めて
売上本数三十万本突破おめでとう!」
「ありがとう…!」
俺は素直に感謝の気持ちを伝えた。
一時間後…
「今日はありがとうな結!」
「こちらこそ、こんなに面白いゲームをありがとう!大会頑張るね」
「ああ、がんばれ…!」
そう言って去って行った結の姿は誰もが惚れてしまいそうなぐらい綺麗に見えた。
【努力と感謝】
読んでくださりありがとうございます、本当はお昼ぐらいに投稿しようと思ったのですが、誤操作で消えてしまったのでこの時間になりました。
申し訳ありません。
好評価や感想、アドバイス等をくださるとありがたいです。
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