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誘拐事件と探偵

 高校を卒業し、探偵事務所に勤めていたある日のこと。

 最近この近くで誘拐事件が起きたらしい。そして、その被害者の親が「娘を探して欲しい」と依頼をして来た。

 この手の依頼は断ってしまうと後で批判されるのが想像できるせいで、嫌々でもしないといけない。

 マインはため息をつきながら依頼を受けた。


 だが依頼を受けてから三日後の昼、マインはニコニコしながら事務所に戻ってきた。その笑顔は依頼者から借りた娘の写真と同じ人を見つけたからだと予想したが、そうではないらしく、誘拐された娘が能力者だったことらしい。また、その娘の能力もわかっており、サイコキネシスと自己再生を持っているそうだ。しかし、そこまで分かっておいているなら一人でも行けるのではと心の中で聞いてみた。がどうやらテレパシーを使ってないようだ。とりあえず、能力を使ってないか確認するためマインの身体的特徴"貧乳"と思ってみたが反応は無かった。

 俺はため息をついた後、質問をマインにしたところ「心を読んだ感じ三、四人いたからちょっと不安でね。みんなと行こうと思っていたの」ゆっくりと教えてくれた。


 俺は後部座席に、マインが助手席に、ロンが運転席に座った。座ったとき、この時期にでも少し暑いくらいの暖房が効いていた。

 俺達は誘拐された子のいるアパートに着いた。

 車を降りる前に「裏の窓を見張れ」マインから言われたので裏の方へ回った。アパートの裏は見通しが良い道路で、逃げられても大丈夫だと感じた。そんな安心していた中でふと目にしたのが、二階のアパートの窓が開いていたことであった。気づいた後「戻ってこい」マインからの命令が聞こえた。

ロン達が彼女を保護できたが、予想していた通り犯人は逃走していた。色々な謎はあるが(目的は達成したし良いだろう)そう思いながらが後部座席に座ろうとしたらマインが「トランクの中に入れ」命令してきた。嫌な顔をして訴えたがどうやら意味無いらしく、仕方なくとランクの中に入った。トランクの中はとても暑く狭かった。(アイツが超能力者が無ければ……)悔やみながら事務所に帰ってきた。

 事務所についたら直ぐに彼女の診断をやっていた。診断の結果体に傷が無いことが分かったが、精神的な症状はニ点だけあり、俺の顔をみると殴りたくなることとマインに対しての異常な愛のことである。

 この二つの点は謎しかなく、本人は「心がそう感じてるから仕方ない」あたり前のように話していた。

 俺はいつものことだから、マインは能力者確保のためだからと思いあきらめているのである。意外とあきらめるのが早いと切り替えも早くなり


 「やることもなくなったからニックネームでも与えようかな」


 マインが足を組み考え始めた。彼女はきらきらした目でマインを見つめていた。

 そのあいだロンに普段ニックネームをつけるのにどれくらいかかっているかを聞いた。


 「普段は三時間くらいかかっていたけど今回はちょっと用事があって二日かかってたよ」

 「へぇ、いつもはあまり時間がかかってないんだ。ちょっと待て、かかっていたということはもう名前決めてあるわけ」

 「そうだね」

 「なんかがっかりだわ。いかにも天才的な雰囲気を出しているからそうかと勘違いしてたよ」

 「僕はね彼女のそういうところが好きなんだ。見栄だけ張って一人のときは慌てふためく姿がまたさらにいいんだ」


 彼はいつもよりさわやかで楽しく話していた。ちょうどそのころ彼女らの名前決めが台本通りに終わって、彼女の名前はメイに決まった。


 その後メイはこの事務所のお手伝いさんとなった。つまりメイドである。ん?もしかしてメイドからメイを取ってそれをニックn――うっ急に頭が痛くなってきた……このことを考えることはやめることにしよう。

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