11話 新人冒険者のネズミ退治生活
「ですからにゃんで私ニャンですかぁぁぁぁぁぁl?」
またまた同行をニャルムさんにお願いした。
ネズミには猫(獣人)作戦だ。
普通、ネズミは猫を本能的に怖がる。(らしい)
まあたまには、あのアメコミのネズミのように猫をなめているのもいるらしいが。
鼠獣人はどうなんだろう今度見かけたら意見を…レスハラになるかもしれないのでやめておこう。
今回の依頼は、何組かは受けていたが、結局、完全駆除とはならず、塩漬け直前で俺たちに回ってきたものである。
いつものごとくニャルムさんはレードに担がれている。
相手、女の子なんだから優しくしてあげようよ。(叫んでるだけで、身体的負荷はかかっていないから、まっいいか。)
もちろん、こちらに向かう前にコウフィン商会には寄りました。
「ジャケットお似合いですよ」って言われてレードも喜んでた。
職人さんが頑張ってくれたおかげなのでパウンドケーキを追加で3本渡したらみんな喜んでたな。シスターのレシピ様様だ。
担がれているニャルムさんには触れてこなかったのにはプロ意識を感じたな。
今回の依頼は「チュウカ飯店」の店主ナズミ=チュウカさんからだ。
『中華』でなく「チュウカ」。この世界には4千年の食文化をうたう国はありません。あくまで人名を店の名前とした店です。
「ごめん下さい。冒険者ギルドから来ました。」
レード、あいさつの前にニャルムさんを下ろしてあげよう。
「やっと来てくんなすったか。で、あんた何、職員さん担いでるだ?」
な、本来は突っ込まれるところだから。
俺はニャルムさんに手を貸し立たせてあげた。
「私、冒険者ギルド職員のニャルムと言います[ニャ]。この度は数度の依頼失敗、まことに申し訳ありませんでした[ニャ]。そのため今回は依頼達成率100%のレード様シルド様をお連れしました[ニャ]」
さすがはギルド正職員のニャルムさん。この口上だけで、連れてきたかいがあった。この『ニャ』を封印しているところはプロだ。
見習い⇒正職員へは基本、成人してからだ。だが今回は、俺たちの専属担当ととさせるための特例昇進である。またE級に担当がつくことも異例だということだ。
ニャルムさん昇進おめでとう。お茶の時間にお祝いとして一緒にパウンドケーキを食べよう。ギルド庁舎外だからOKだろう。
「言っとくが店の休みは今日だけだかんな。今回でしっかり片付けてくれ。」
対して、チュウカさんは「丸い耳」「長いひげ」「細長いしっぽ」…鼠獣人?…えっ、鼠が鼠駆除?…
いかんいかん、侮辱+レスハラ案件なので思考から除外しよう。
語尾に『チュウ』とつかないし前記特徴以外、普通に[ヒト]だしね。
さて、ネズミを駆除するにはまず問題のネズミを探さなければいけない。
「ニャルムさんわかりますか。」
「シルドさん。前にも言ったように私は猫獣人であってネコではないのですよ。」
「でも猫獣人ということはネコよりすごいんでしょ。」
「ま、まあね。私のすごいところ見せてあげますニャ。『ニャルムちゃんセンサー』稼働ですニャー。」
魔法名とともに魔法が………魔力の高まりがないな。景気づけに言っただけか。
「あっ居ました。そこ!」
えっ嘘!
とっさに『アクティブモナー』で探ると…居るよ、ニャルムさんの指さした先に、ひーふーみー…10匹。
『|ニャルムちゃんセンサー《野生の感》』恐るべし。
「壁の1シャックン向こう。巣になってるね。」
「シルドさん、どうしましょうか。」
う~ん。壁向こうというより壁の中には手が出せない。
ニャルムさんの前で『転移扉』使うわけにはいかないし。
「…ニャルムさんはいいな。シルドが手伝えて…」
うむむ、レードが手持ち無沙汰になってしまった。手伝えないのが寂しい?。…そうだ
「レードはシスターの『静かな微笑み』上手だったよね」
「うん、そうだけど。」
「あれを壁向こうのネズミに使ってみてよ。」
「でも私じゃ壁向こうは見えないし。ネズミからも私が見えないから効果がないよ。」
「『静かな微笑み』の本質は『怒気』なんだよ。表面上温和に微笑んでるのに本当は『すごく怒ってます』のギャップですごく怖いんだ。ネズミ程度ならレードの『怒気』だけで逃げてゆくよ。」
「でも私そんなに怒ったことないし。」
「そうだなあ。俺とニャルムさんがもっと仲良くなってレードほったらかしにしたらどう思う。」[しないけどね。]
「シルドはそんなことしないよ。」
「もししたらだよ。」
「…寂しい。」
「その原因が壁向こうのネズミさんにあるとすれば?」
…〔GutuGutu〕
…〔GutuGutuGutuGutuGutuGutu〕
…〔GutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutuGutピーーーー!〕
「な…、なんであんたちのせいで私が寂しい思いしなきゃいけないのよーーーーーー!」
「ニ"ャッッ!」
[なんで俺たち怒られてるんだ!][わかんねーけどここにいたら殺されっど!][総員退避ー!総員退避ー!]<DotaDotaDotaDota………>
怒りの余波はニャルムさんにも伝わったようだな。
ネズミは全部逃げたようだな。
リアルタイムに『アクティブモナー』で逃げ先を確認しつつ
「どうどうどう。落ち着いて。」
レードの髪を優しくなでてあげると、レードはすぐに落ち着いた。
が…
「ニャたしれーどさんからしるどさんとったりしないから、ねっねっ!おこらにゃいでーーーーーーー!」
こっちのダメージの方がが大きかったようだ。
こちらも落ち着かせるのに頭をなでてあげた。この時に耳を触らないことが大事![触ると一大事。触りたいけど我慢だ。]
少し落ち着いたところで、一段落=お昼にしよう。
食堂の一部を借り、弁当(今回はニャルムさんの分もある)を広げるとチュウカさんが卵スープを出してくれた。
「休みなんでこっただもんしか出せねーけんどな。どんな塩梅で?」
二人とも落ち着いたといってもまだ完全回復とは言えないのでここからは俺が取り仕切ろう。
「ネズミの巣を発見したんで全てのネズミは追い出せましたが、たぶん数日で戻ってくるでしょう。ですから食事後は根本的な解決に動きたいと思います。あっ、スープありがとうございます。いただきます。」
<ごくっ>
ん? いやうまいのはうまいのだが…なんだろうな…雑味?
「どうしたんですかい」
いや、プロの味に文句を付けちゃいけない。
「そのお顔。この味の違和感に気づかれたんでしょう。」
「えっ、あのう」
「実をいうとね、あっしがこのスープを引き継ぐ前にオヤジが逝ってしまいやしてね。何とかオヤジの味に近づけたんですが今一歩なんでさぁ。何か気づかれたんでしたらヒントだけでも頂けやしませんか?」
う~ん。味は中華《鶏がら》スープに似てる。たしか鶏がらと香味野菜(主に長ネギ)を煮込むのだっけか?
「スープ作る際にナルネ(長ネキ)入れてますか。」
「いいや。…ナルネ、ナルネか。ありがとさん。昼からも頑張ってくだせぃ。」
そういうと厨房へ戻って行かれた。
あれでヒントになったんだろうか。
とりあえず今はネズミ対策だ。
まずネズミに限らず、『害獣は餌があるから増える』
ネズミの場合、餌は、食品、生ごみ、残飯である。
まず厨房を確認しよう。
スープベースを作っておられるとこ悪いが確認させてもらおう。
「チュウカさん。料理の材料は閉店後はどう管理されてます?」
「スープベース以外は、全部その金属製の長持に入れとるよ。」
「じゃあ生ごみや残飯は?」
「裏のごみ箱だ。何日かに1回、回収してくるのを待っとるよ」
「確認します。」
裏口から出ると。
「チュウ」「チュウチュウ」「チュ!」「ヂューーー」
ネズミ天国だった。
ニャルムさんの姿が見えると[ネコだネコだ][逃げろー!]と一斉に隠れたが。
お前ら!ニャルムさんはネコじゃないぞ!侮辱案件だぞ!
ごみ箱のそばには穴が開いており、これが先ほどの巣につながっているのでとりあえずふさいだが、裏口一帯がこれでは、この店で対策しても徒労に終わる。
またごみ箱の密閉性が低いのでネズミが入り放題。さしずめネズミのフードコート。言い方を変えれば無法地帯。
とりあえずはこの店の対策だけでもしておこう。
「レード。このごみ箱の中に『カンソウ』をかけて、内側にこの松脂シートを『ヒート』で貼り付けてくれ、俺は廃材がないか探してくる。」
「わかった。」
ごみ箱自身はきれいに洗ってあったので、防水性を高めるため松脂シート(松脂を精製して紙にしみこませたもの(ニーフ村製):『収納』より取り出す)を張ってもらうように指示し、ニャルムさんから見えないところまで移動した。
そこで『収納』細い角材を取り出し、
「丁度いいのがあったよ。これで蓋に隙間ができないようにしよう。」
と戻った。
[そんな物、都合よく落ちてるニャ?]」という顔をされたが、無視しておいた。
「レードここを押さえておいてくれ」「わかった」<トンテンカン、トンテンカン>
「次、ここ」「オッケー」<トンテンカン、トンテンカン>
…
箱とかみ合うように蓋の内側へ角材を釘で止めれば、隙間はほぼなくなる。
裏口一帯の件は、ギルド、商工会、町内会等で話し合ってもらおう。ギルドへの提案案件だ。
次に考えるのは侵入されない方法だが
『害獣は天敵が襲ってこない場所へ住み着く』
確か猪対策に「狼の尿をまく」っていうのがあったな。
ネズミに対する天敵は猫だから、ニャルムさんの…
レスハラ以前にセクハラ案件になってしまうので没。
ネコと言えば…
「レード。ちょっと出かけてくるから、前の冒険者が補修した跡をはがしといてくれ。きれいに補修しなおすから。」
「ん?わかった。行ってらっしゃい。」
俺は飯店を出た後、路地からコウフィン商会近くの路地裏のマーカーへ『転移扉』で転移…おっと人がいた。緊急解除!
危なかった。危うく接触事故起こすとこだった。
生き物自身そのものの固有魔力で守られているから、山中転移の時の『転移先で俺の形に削られたものが、転移元に出てくる』=転移先の生き物への傷害事件は起こらないと思うが…安全策、安全策。
転移先が安全かは空間を繋ぐまでわからない。
…
逆に繋げばわかるんだから、…小さくつないで確認…そのあと転移。
ヨシ、やってみよう。
別の路地裏へ『ピンホール転移扉』。気配は…ないな。よし、穴を広げて転移。うん、誰もいない、誰も見てない。オーケーだ。
神父様やシスターみたいな人がそうゴロゴロいるわけないよな。気配なく後ろに立っていて…あん時はビビった。
今度から基本『転移扉』はこの方法を使おう。
「ごめん下さい。」
「あっシルド様。少々…」
「ごめん、今は急いでるんだ。半シャックン位の幅の長い木の板ってあるかな?」
「あっはい…こちらへついて来てください。」
ホームセンターっぽいから『あるかな』程度の期待だったがあるようだ。
「こちらになります。」
確かに理想のサイズだが…表面処理が雑だな。これは後で何とかしよう。次に
「革袋か布袋。それと猫砂ってありますか?」
「ございます。 誰か猫砂と革袋、こっちまで持ってきて。」「ハイ、ただいま!」
「後、すまないんだけどつけ払いできます?急いでるので。」
「かまいません。このままお持ち帰りください。」
「ありがとうございます。あっこれお詫びのパウンドケーキです。後でまた寄りますので板等の代金、計算しといてください。それじゃ!」
俺は板と砂を抱えて駆け出した。レードを待たせるわけにはいかない。
路地裏に入るか入らないかで荷物を『収納』+『転移扉』で瞬時に確認そして転移、そして転移先は…
「ごめん下さい。コティちゃんおられますか。」
「はーい。あっ大きいお兄ちゃんいらっしゃい。どうしたの?」
「タマちゃんの使った後の猫砂、わけててもらえないかなと思って寄ったんだよ。」
「ちょうど良かった。たまったんで捨てようと思ってたとこなんだ。」
「それ、全部もらっていい。」
「いいよ。」
「ありがとう。お礼に新しい猫砂と、はい、パウンドケーキ。」
「わぁ~甘いにおい♡」
「後でお母さんに切ってもらって食べてね。ちょっと急いでるんで行くよ。」
「今度、優しいお兄さんとねこのお姉さん連れて遊びに来てね。」
「ああ、約束だ、じゃあ!」
転移と収納の連続。今日はいそがしいな。
「今戻った、待たせた。」
「そんなに待ってないよ。」
「ニ"ャ!? そのたくさんの板はニャンですか!」
「レード、この板をカンナ掛けしてくれるか。」
<ズゾゾゾゾゾゾ> と背嚢から剣を取り出し
「この剣で」
「いいよ。」
「ニャ、にゃんでその背嚢から剣が出てくるんですか長さがおかしいですニャ!」
「ニャルムさんには教えておくが、このレードの剣と俺の盾は神器だ。[嘘ではない]この神器は俺だけが特別にしまい込めるんだ。[神器だけではないが俺だけの能力なので嘘ではない]」
「神器の特殊機能ニャのですね。…納得しましたニャ。」
「ですがこのことはご内密に。」
「わかってますとも。ギルド職員はみだりに冒険者の秘密は洩らしませんニャ。[口止め料としてケーキがあれば…]」
心の声が漏れてるよ。
「まずはこのクランプでこの板を一つの角材になるように束ねよう。」
「だからにゃんでこの背嚢からクランプがいっぱい……もしかしてこれも神器の…」
「そう思ってくれ。」
「わかりましたニャ[だからケーキ下さい]」
わかったからおやつ時まで待ちなさい。
麻のシートを背嚢から取り出し(ニャルムさんはもう突っ込まない)テーブルに敷く。これで作業台変わりとなった。
そして3人で、板を揃えて束ね、要所要所をクランプで止めていった。
そのあとニャルムさんと俺でその束を手で支え、
「レード、頼む。」
レードは無言で精神統一して、束の真中から俺に向かって刃を絶妙な角度で滑らせた。
<シュルシュルシュル>
と鉋屑が舞う。
このままでは俺の手まで削れてしまうが、俺はそんなへまはしない。
絶妙のタイミングで手を放し体をそらせる。
ちょっとタイミングがずれて髪1本切れたのはご愛敬だ。
「ニャニャにゃんですか今のは」
「それよりニャルムさん場所変わるよ。今のをニャルムさん側にこれをするとニャルムさんの可愛い顔が削れちゃうからね。」
「そんニャ。可愛いだニャんて…」
ニャルムさん、照れてないで場所を交代、交代。
<シュルシュルシュル>
これで板の側面終了。
「次はクランプを外して板の片面を同じ作業をするよ。」
同じ作業なんで描写は割愛します。
「次にネズミの巣穴にこの使用済み猫砂をつめていくんだが、ちょっと待ってて。」
<ズゾゾゾゾゾゾ> と背嚢から盾を取り出し、その切っ先をネズミの巣のあった場所の壁に当てて、
[超縮小版『分割抉開器』]
<ヴァン> 壁に巣までの穴をあける。
「ニャるほど。シルドさんの神器の能力は穴をあけるのですニャ。」
ごまかせたようだ。
空いているうちに巣に砂を流し込んでゆく。
「でもこんニャところに穴開けたら塞ぐと目立ちますニャ。」
「そこは大丈夫」[『分割解除』]
<ヴァン> 穴が閉じた。
「ニ"ャニ"ャにゃんと!神器の力はすごいですニャ。」
「次にネズミのあけた壁穴を、この松脂粘土で埋めていこう。ニャルムさんはちょっとお茶してて。」
ちょうどいいタイミングなので、空いているテーブルにお茶セット(パウンドケーキ1切れも)を『収納』から出しておいた。
シスターはこれを『シスターの嗜み』と言って『収納』を使わずにやってのけるのだからすごいの一言だ。
レードと二人でそれぞれの穴を、細い木片で裏打ちして、松脂粘土で埋めていった。
松脂粘土は、前に作った盾の材料(膠+木くず)の、膠を松脂に置き換えたものだ。
熱を加えると柔らかくなるのでこの作業は『ヒート』を使える俺とレードの作業だ。
ニャルムさんもケーキが食べれた満足しただろう。
「さっき鉋掛けした板。巾木というんだが、これを、壁下側に打ち付けて終わりだ。」
いつの間にかテーブルの麻シートがなくなって釘と金槌が出てても誰も気にしていない。
ニャルムさんが板を押さえる。
俺が釘を打ち込む。
で、レードは。
「レード、頼む。」
「オッケー」<スパッ>
神剣で板を切る。
レードはすごいな。
長さ指示しなくてもちょうどいい長さで切ってくれるから助かる。
おかげでコーナーまで巾木がぴったり収まる。
「おー。なんかおしゃれに見えっぞ。」
チュウカさんにに仕上がりを見てもらったが満足してもらえたようだ。
作業報告をレード、頼む。
「まず今回の作業ですが
1.ネズミを追い出しました。
2.裏のごみ箱にネズミが入らないよう応急修理しました。
3.ネズミが侵入しないようにネコのにおいのするものをネズミの巣に置いておきました。
4.ネズミが出入りしないよう穴をふさぎました。
以上です。
今回の作業でネズミはいなくなりましたが、裏手自身はネズミの巣窟となっており、またネズミ被害が再発する可能性があります。」
「そっただかぁ。…前の冒険者が適当仕事したっちゅう訳じゃなかったんだな。」
「せめて裏のごみ箱の整備とこまめなごみの回収ができればいいのですが…」
「ん、いっぺん町内会へ話持っててみっか。」
とりあえず俺たちの仕事はここまでだ。
「おっそうそう。ごつい方のにいちゃん。ちょっとこのスープ飲んでみてくれぃ。イケメンにいちゃんとネコのねーちゃんも。」
と、碗が3つ。<<<ゴクリ>>>
「「おいしぃ♡」」
「味がぐっと締まりましたね。」
「ああ、一壁超えれたよ。オヤジの味まではまだまだだがやっと近づけたよ、ありがとさん。おっと作業終了証明書だったな。ほれ。」
「確かに受け取りましたニャ。」
「「それでは失礼します。」」
「今回の依頼にコウフィン商会がいろいろ都合してくれたから、寄って帰ろう。ニャルムさんもいいよね。」
「御供しますニャ。」
えーと今日のみんなの報告は…
みんなまぁまぁね。
ニャルムちゃんは、シルド君に付いて言ってたから1件のみよね。
本当は1日1件が普通なのよ。
まずニャルムちゃんの報告書を読みましょう。
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1.ネズミを追い出しました。
2.裏のごみ箱にネズミが入らないよう応急修理しました。
3.ネズミが侵入しないようにネコのにおいのするものを巣に置いておきました。
4.ネズミが出入りしないよう穴をふさぎました。
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まあ普通よね。では終了証明書は
…
★10
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ま、まあシルド君たちならふ、不思議じゃあないわよね。
ん? メモ欄に何か書いてありますね。
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おしゃれに壁面の穴塞いでくれてありがとう。ごみ箱も汚れがつかなくなってきれいに使えそうだ。
それにスープのアドバイスありがとう。
にいちゃんたちとネコのねーちゃんにはいい評価つけてあげてくんな。
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? 「スープのアドバイス」 ?
ネズミ駆除のはずなのに、何しに行ったの?




