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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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570/592

第428話 「予告状を守る者」

地下保管庫。


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 アルトと黒い怪盗。


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 二つの影が交差する。


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# ◆激突


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 キィンッ!


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 短剣と短剣がぶつかり、


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 火花が散る。


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# ◆黒い怪盗


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◆笑う


「さすが伝説だ。」


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◆続き


「だが、遅い!」


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 左手で装置を起動する。


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# ◆クロ


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◆叫ぶ


『予告状へ干渉を確認!』


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『あと十秒で書き換えられる!』


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# ◆セラ


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『急いで!』


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# ◆アルト


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 短剣を弾き返す。


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◆一言


「レイン!」


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# ◆レイン


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「任せろ!」


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 黒い怪盗の側面へ回り込む。


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# ◆黒い怪盗


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 振り向きざまに蹴りを放つ。


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 レインは腕で受け止めるが、


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 後方へ吹き飛ばされる。


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# ◆カイザー


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 静かに歩き出す。


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# ◆アルト


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「カイザー!」


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# ◆カイザー


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◆静かに


「装置は私が止めます。」


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◆続き


「あなたは怪盗を止めてください。」


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# ◆アルト


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◆笑う


「役割分担か。」


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# ◆カイザー


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 微笑む。


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◆一言


「怪盗は一人ではありません。」


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# ◆ノワール


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 小さく微笑む。


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◆小さく


「ようやく息が合ってきましたね。」


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# ◆装置


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 カイザーが装置へ手を伸ばす。


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 しかし。


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# ◆黒い怪盗


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 不敵に笑う。


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◆一言


「読んでいた。」


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 装置が二つに分離する。


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 一つは囮。


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 本体は、


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 天井へ撃ち出された。


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# ◆クロ


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『本体が上に!』


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# ◆アルト


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「ちっ!」


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# ◆瞬間


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 カイザーがマントを翻す。


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 白いカードを一枚放つ。


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 カードは天井へ飛び、


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 装置へ命中。


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 バチッ!


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 火花を散らして落下する。


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# ◆レイン


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「すごい……。」


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# ◆アルト


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 口元を緩める。


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◆小さく


「やるじゃねぇか。」


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# ◆カイザー


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◆笑う


「誉め言葉として受け取ります。」


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# ◆黒い怪盗


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 笑みが消える。


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◆低く


「なら……。」


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 懐から起爆装置を取り出す。


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# ◆警部


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「爆弾か!」


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# ◆黒い怪盗


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◆狂気


「予告状ごと吹き飛べ!」


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# ◆アルト


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 表情が変わる。


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◆叫ぶ


「させるか!」


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# ◆ラスト


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 地下保管庫に響く警報。


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 起爆まで、


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 残り五秒。


---


 アルトは予告状を守れるのか。


---


――続く。


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