表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
562/580

第420話 「怪盗王の流儀」

夜。


---


 屋上に残された予告状。


---


 アルトは静かにカードを閉じた。


---


# ◆ゼロ


---


「どうする?」


---


# ◆アルト


---


◆笑う


「決まってる」


---


◆一言


「会いに行く」


---


# ◆クロ


---


『でも場所が書いてない!』


---


# ◆セラ


---


『予告状なのに日時も場所もないよ!?』


---


# ◆ノワール


---


 カードを受け取る。


---


 数秒間、黙って見つめる。


---


---


◆小さく


『……なるほど』


---


# ◆アルト


---


「何かわかったか?」


---


# ◆ノワール


---


◆静かに


『これは招待状です』


---


---


◆続き


『予告状ではありません』


---


# ◆全員


---


「?」


---


# ◆ノワール


---


『本来、予告状とは』


---


---


◆続き


『標的・日時・方法が示されます』


---


---


◆一言


『ですが、これは違う』


---


---


◆続き


『アルトを試しています』


---


# ◆アルト


---


 不敵に笑う。


---


◆一言


「なるほど」


---


---


◆続き


「探せってことか」


---


# ◆突然


---


 クロが大声を上げる。


---


◆叫ぶ


『反応!!』


---


---


◆続き


『市立美術館で警報発令!!』


---


# ◆セラ


---


『展示品は……』


---


---


『"王冠"!?』


---


# ◆アルト


---


「行くぞ」


---


# ◆場面転換


---


 市立美術館。


---


 警察車両が次々と到着する。


---


 館内は厳戒態勢。


---


# ◆警部


---


「包囲を完了!」


---


---


「侵入者は逃がすな!」


---


# ◆館内


---


 ガラスケースの中央。


---


 黄金に輝く王冠。


---


---


 その前に、


---


 一人の男が立っていた。


---


 純白のシルクハット。


---


 純白のマント。


---


 白い手袋。


---


 そして、


---


 黄金色の瞳。


---


# ◆男


---


 静かに王冠へ触れる。


---


---


◆小さく


「美しい」


---


# ◆警察


---


「動くな!!」


---


# ◆男


---


 ゆっくり振り返る。


---


---


◆笑う


「こんばんは」


---


---


◆続き


「私は怪盗王カイザー」


---


# ◆銃声


---


 パンッ!!


---


 警官が発砲する。


---


# ◆レイン


---


「危ない!」


---


# ◆しかし


---


 カイザーは動かない。


---


---


 弾丸は、


---


 彼の帽子をかすめるだけだった。


---


# ◆カイザー


---


 微笑みながら帽子を直す。


---


---


◆一言


「乱暴ですね」


---


# ◆アルト


---


 天窓から飛び降りる。


---


 黒いマントが夜空を舞う。


---


---


◆笑う


「俺の獲物に傷を付けるな」


---


# ◆静寂


---


 二人の怪盗。


---


 一人は黒。


---


 一人は白。


---


 視線が交わる。


---


# ◆カイザー


---


 嬉しそうに笑う。


---


---


◆一言


「ようやく会えましたね」


---


---


◆続き


「怪盗アルト」


---


# ◆アルト


---


 口元を緩める。


---


---


◆一言


「待たせたな」


---


# ◆ラスト


---


 黒と白。


---


 二人の怪盗が、


---


 同じ獲物を前に対峙する。


---


 勝つのは、


---


 怪盗か。


---


 それとも、


---


 怪盗王か。


---


――続く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ