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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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第310話 「脚本外の存在」

静寂。


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 夜の空が、


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 わずかに“歪む”。


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# ◆違和感


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 風が止まる。


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 音が消える。


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 世界が、


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 “待機状態”に入る。


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# ◆セラ


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「……これ……」


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 すぐに分かる。


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 前とは違う。


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# ◆少年(観測者)


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「……上だ」


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◆低く

「もっと外側」


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# ◆空白(元)


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 無意識に、


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 一歩下がる。


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◆一言

「……これ……ダメなやつだ……」


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# ◆アルト


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 空を見上げる。


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◆一言

「……来たな」


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# ◆出現


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 “それ”は、


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 姿を持たない。


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 形もない。


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 だが、


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 “確定している”。


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# ◆声


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『例外個体、確認』


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◆続き

『再編対象として認識』


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# ◆圧


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 重い。


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 上位観測者とは、


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 質が違う。


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# ◆理解


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 これは、


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 “観測する存在”ではない。


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# ◆定義


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 “物語を設計する存在”。


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# ◆セラ


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「……脚本……?」


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# ◆少年


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「……多分な」


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◆一言

「ルールそのものだ」


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# ◆脚本者(仮)


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『逸脱は許可されない』


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◆宣告

『再構築を開始』


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# ◆現象


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 空間が、


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 “分解される”。


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 色が消える。


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 形が崩れる。


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# ◆危機


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 存在ごと、


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 リセットされる。


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# ◆空白(元)


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「……っ……!」


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◆恐怖

「これ……消される……!」


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# ◆セラ


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 踏み出す。


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 怖い。


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 でも――


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# ◆一言


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「……違う」


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# ◆核心


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「これは“消す”じゃない」


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◆続き

「“書き直す”だ」


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# ◆理解


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 だから、


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 抗える。


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# ◆アルト


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 小さく笑う。


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◆一言

「気づいたか」


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# ◆セラ


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 手を伸ばす。


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 今度は、


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 “観測”じゃない。


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# ◆対象


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 “構造”。


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 “脚本”。


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# ◆触れる


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 見えない、


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 “設定”。


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# ◆衝撃


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 頭に、


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 情報が流れ込む。


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# ◆内容


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 開始。


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 展開。


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 結末。


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 すべてが、


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 “決められている”。


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# ◆セラ


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「……これ……」


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◆震え

「全部……決まってる……?」


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# ◆脚本者


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『最適化された物語』


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◆一言

『例外は不要』


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# ◆沈黙


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 重い。


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 圧倒的な“正しさ”。


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# ◆セラ


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 ゆっくりと、


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 首を振る。


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◆一言

「……違う」


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# ◆否定


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「それじゃ」


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◆続き

「意味がない」


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# ◆核心


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「選べないなら」


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◆一言

「それは物語じゃない」


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# ◆衝突


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 セラの手が、


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 “脚本”に干渉する。


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# ◆異常


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 決められた流れが、


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 揺らぐ。


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# ◆脚本者


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『……干渉……?』


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◆警告

『定義逸脱』


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# ◆ラスト


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 ついに、


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 “物語そのもの”への反逆が始まる。


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---


# ◆最後の一文


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 少女は今、


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 “書かれる側”から、


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 “書き換える側”へ踏み出した。


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