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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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第309話 「空白の選択」


 夜は静かだった。


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 誰も動かない。


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 ただ一人、


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 “空白”だけが、


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 手の中の光を見つめている。


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# ◆空白


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「……これを……持つって……」


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◆小さく

「また、間違えるかもしれないってこと……?」


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# ◆セラ


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「うん」


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◆即答

「間違えるよ」


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# ◆空白


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 一瞬、顔を上げる。


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◆驚き

「……え……?」


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# ◆セラ


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「絶対に」


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◆続き

「うまくいかないこともある」


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◆一言

「苦しいし、怖いし、後悔もする」


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# ◆沈黙


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 逃げ場はない。


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 優しい嘘もない。


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# ◆セラ


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「でも」


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◆一言

「それでも選べる」


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# ◆核心


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「それが“生きる”ってこと」


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# ◆空白


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 手が、


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 震える。


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# ◆過去の記憶


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 書き換えられた日々。


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 選べなかった瞬間。


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 諦めた自分。


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# ◆葛藤


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「……また……」


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◆震え

「消されたら……?」


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# ◆セラ


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 一歩、近づく。


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◆一言

「今は違う」


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◆続き

「もう誰も書き換えない」


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# ◆保証


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 観測は、


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 解放されている。


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# ◆空白


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「……でも……」


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◆一言

「怖い……」


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# ◆セラ


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 少しだけ、


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 笑う。


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◆一言

「うん、わかる」


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◆続き

「私も、今でも怖い」


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# ◆共有


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 同じ。


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 完全じゃない。


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# ◆セラ


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「それでも」


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◆一言

「やめないだけ」


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# ◆沈黙


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 長い、


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 沈黙。


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# ◆空白


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 目を閉じる。


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 深く、


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 息を吸う。


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# ◆選択


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 そして――


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◆動作


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 光を、


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 強く握る。


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# ◆瞬間


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 “意味”が、


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 広がる。


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# ◆変化


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 空白の輪郭が、


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 はっきりする。


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 存在が、


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 “確定する”。


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# ◆空白


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「……重い……」


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◆小さく

「でも……」


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◆一言

「消えない……」


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# ◆セラ


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 優しく頷く。


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# ◆結果


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 “空白”は、


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 もう空白ではない。


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# ◆名前の再定義


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 “選んだ存在”。


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# ◆アルト


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 それを見て、


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 少しだけ笑う。


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◆一言

「決まりだな」


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# ◆だが


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 その瞬間。


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◆異変


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 空気が、


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 歪む。


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# ◆新たな圧


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 今までとは違う。


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 もっと深い、


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 “外側”。


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# ◆声


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『……例外の発生を確認』


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# ◆全員


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 顔を上げる。


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# ◆上位存在(さらに外側)


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『再管理対象として指定』


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# ◆理解


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 終わっていない。


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 “さらに上”がいる。


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# ◆空白(元)


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 初めて、


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 恐怖ではなく、


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 “意志”で震える。


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# ◆一言


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「……また……来るのか……」


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# ◆セラ


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 前に出る。


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◆一言

「来るなら――」


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◆続き

「今度は、三人で選ぶ」


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# ◆アルト


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 肩をすくめる。


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◆一言

「やれやれ」


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◆続き

「面倒なの増えたな」


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# ◆締め


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 だが、


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 誰も逃げない。


---


---


# ◆最後の一文


---


 物語は終わらない。


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 選ぶ者がいる限り、


---


 何度でも始まる。


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---


――続く。


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