表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

407/443

第266話「出口の向こう側」

 ひびの向こう。


---


 そこには、


 “別の世界”があった。


---


 色が違う。


 空気が違う。


---


 そして何より――


---


 “終わりが存在している”。


---


◆アルト


「……なんか、まともそうだな」


---


 軽く言う。


---


◆ファントム


「ええ」


---


 一拍。


---


「少なくとも、“終われる世界”」


---


---


◆依頼人


「……あそこに行けば……」


---


 声が震える。


---


「終われるんですか……?」


---


---


◆沈黙


 ファントムはすぐに答えない。


---


---


◆理由


 “終われる”ということは、


---


 “本当に終わる”可能性もある。


---


---


◆アルト


「行ってみりゃ分かるだろ」


---


---


◆決断


 一歩、ひびに近づく。


---


---


◆その瞬間


「――それ以上は、来るな」


---


---


◆停止


 空気が、変わる。


---


---


 ひびの向こう側に、


---


 一人の人物が立っていた。


---


---


◆存在


 長いコート。


 無機質な目。


---


 だが、


---


 その視線には“明確な意思”がある。


---


---


◆観測者


「そこから先は、“管理領域”だ」


---


---


◆ファントム


「……やっぱり来たわね」


---


---


◆アルト


「知ってんのか?」


---


---


◆答え


「ええ」


---


 一拍。


---


「“出口の管理者”」


---


---


◆新キャラ


「正式には――」


---


 その人物が、ゆっくりと口を開く。


---


---


◆名乗り


「“終端観測者”」


---


---


◆圧


 その言葉と同時に、


---


 空間が“安定する”。


---


---


 歪みが消える。


 ノイズが消える。


---


---


◆違い


 今までの敵とは違う。


---


---


 これは――


---


 “完成された存在”。


---


---


◆アルト


「へえ」


---


 少しだけ笑う。


---


「今度はまともに話せそうだな」


---


---


◆終端観測者


「話す必要はない」


---


 一歩、前に出る。


---


---


「お前たちは、“未許可の接続”を行った」


---


---


◆宣言


「よって――」


---


---


「排除する」


---


---


◆戦闘の気配


 空気が張り詰める。


---


---


◆ファントム


「待ちなさい」


---


 一歩、前に出る。


---


---


「私たちは“終わり”を作っただけ」


---


---


◆終端観測者


「それが問題だ」


---


---


◆核心


「“終わり”は、管理されるべきものだ」


---


---


「勝手に生成していい概念ではない」


---


---


◆アルト


「は?」


---


---


◆否定


「終わりは、選ばれるものじゃない」


---


---


◆決定


「“与えられるもの”だ」


---


---


◆沈黙


 その言葉に、


---


 ファントムの目が細くなる。


---


---


◆対立構造


 本編のテーマと、完全に逆。


---


---


◆ファントム


「……気に入らないわね」


---


---


◆アルト


「同感だ」


---


---


◆宣言


 一歩、前に出る。


---


---


「じゃあさ――」


---


---


◆核心


「その“終わり”、盗ませてもらうわ」


---


---


◆終端観測者


 初めて、わずかに反応する。


---


---


「……愚かだな」


---


---


◆発動


 指を、軽く動かす。


---


---


◆現象


 その瞬間、


---


 アルトの周囲に、


---


 “無数の終わり”が現れる。


---


---


◆アルト


「……なんだこれ」


---


---


◆ファントム


「“確定された結末”……!」


---


---


◆説明


 一つ一つが、


---


 “未来の終わり”。


---


---


 そこに触れれば、


---


 その結末に強制的に収束する。


---


---


◆終端観測者


「選べ」


---


---


◆宣告


「どの終わりで、消えるか」


---


---


---


 逃げ場はない。


---


 すべてが“終わり”に繋がっている。


---


---


 だが――


---


 アルトは、笑っていた。


---


---


◆ラスト


「選ぶ必要、ねえだろ」


---


---


 一歩、前に出る。


---


---


「全部、盗めばいい」


---


---


 その瞬間、


---


 “終わりを奪う戦い”が、


---


 新たな段階へ入る。


---


---

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ