手抜きではなく説明回です。
モトヤさんの衝撃の告白を受け、俺たちはショックを受けていた。
しかし当のモトヤさんは雰囲気がガラッと変わり
「まあ、そんな事より黒髭達の後を追いましょう」
と言うと、カラカラと笑いながら俺達を急かす。
そして俺とマーリーはモトヤさんの船へと向かった…そこには
「兄さん!」
ベッドの上に寝かされたラプッェルがいた。
「大丈夫です。気を失っているだけですよ」とモトヤさん
「ケンシンが助けてくれたのか?」
「いや、俺が来た頃には戦闘は終わっていて倒れていたな」
俺はただ単に抱き抱えて船へと連れてきただけだ。
「相手の白髪の巻き髪の男は?」
「うーん、どうだったかな?急いでいたから覚えてないや」
「もしかしたら逃げたのか?まあ、いい、兄さんが無事なら」
その後俺たちは、モトヤさんの所有する高速艇アローロに乗ってハイマツ城へと向かった。
アローロはエメラルドグリーンとホワイトを基調とした船体の美しい船で、それなりに豪華なクルーザーと言った所か?
動力はアーティファクト、船内の家具調度品もアーティファクトと言うセレブ御用達の船だった…この世界でのアーティファクトは大変価値が高い、物にもよるが一つ一つが高級外車位の値段がするのだ。
どんだけ金持ちなんだよ!と思った。
それとモトヤさんが言うには、何でも城の裏口から小型の船が入れるらしく、船で向かった方が速いとの事だった。
モトヤさんが何でそんな事を知っているのかとか色々分からない事があったが、急いでいるので気にしないことにした(マーリーはあからさまに疑う様な目を向けていた)
そして空気がわるくなったので、俺は雰囲気を変える為にマーリーに話を振る。
「そういや、マゾーカさんは?」
「え、ああ…今はマゾーカが向かっているんだ!間に合っていると良いんだけど」
「マゾーカさんなら大丈夫だろ!変態だけど実力は確かだ!」
確かに変態だけど修羅場(本人にとっては、ご褒美)を潜り抜けてきた数では7人のマスターハンターの中でも一番なんじゃないかな?
「7人のマスターハンター?そういや三人はマゾーカさんと、お前たち兄弟だったよな?他の四人は?」
マーリーは、うーんと唸りながらも
「まあ、今はそんな場合じゃないと思うけど、もしかしたら敵側にも付いてるかも知れないしね…一人はケンシンも知っている」
「知っている?いや全然思いつかないんだけど、超龍とか?」
「いや、あいつは強さはマスターハンターになれるだろうけど無理だよ。ハンター試験には簡単な筆記試験があるからね」
なるほど…自分の名前も書けるか怪しいからな無理かも知れない
「ノーフェイスさ」
「ノーフェイス…」
忘れもしない、カインたアベルの仇だ…親父さんから捕まえる様に依頼を受けている生死を問わず《デッド オア アライブ》だがな
その話を聞いていたモトヤさんは会話には参加しなかった、ノーフェイスなんて彼の前では言うべきではなかったな
「あっ!すまない」
マーリーがモトヤさんに気づいて慌てて謝る…この子もちょっとKYな所があるからね…空気を読める?俺とは社会人生活の長さが違うのだ。
「いえ、良いんですよ。それより、もう着きましたよ」
この調子なら(こんなクオリティで良ければ)週2回でも行けそうだなあ…
ブクマが100越えたら週2回にしようかな?




