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髪は男の命

マゾーカは一瞬悩む様な素振りを見せたが


1つ大きく頷くと


「よし任せた!」と叫んで歓声と悲鳴が上がった町の方へと走り出した。


マーリーはじっとラプツェルの方を見ていたが、ラプツェルが笑いかけサムズアップすると、笑って頷くとマゾーカを追いかけて走り出した。


「待ちなさい!」


と言って二人を逃すまいと走りだそうとするディーン


しかし、ガキィン


「お前の相手は俺だ!」と言って金色の太刀を打ち込んできたラプツェルに行く手を阻まれた


元の大きさに戻った虹色に輝く聖剣ジョワユーズで受け止めるディーン


「くっ死に損ないが!」


と言って、焦って大きく後方へと飛び下がる。


くっと呻き、膝をつくラプツェル


それを見て余裕を取り戻したディーン


「フンッ!やはりさっきの攻撃がやっとだったようですね」


彼我の距離を確認し落ち着くと


「貴方に近づくのは危険すぎますからね…ここから決めさせてもらいますよ!聖剣ジョワユーズ!」


巨大な建物の様な虹色に輝く剣が姿を表す


その剣を大きく振りかぶり


愛人ラマンを誘惑した罰です、死になさい!」


と言って、その虹色の水の塊を振り下ろす!


ラプツェルは身動きできずに水の塊に押し潰された


その後には金色の太刀と銀色の髪の毛しか見えない、それ以外は恐らく地面に埋もれてしまったのだろう。


「ふぅ、すっきりしました…どれどれ近づいて確認しましょうか」


と言ってラプツェルの死体へと近づくディーン


そして、死体らしき物へと近づいた瞬間


ガシッと音がして足が引っ張られ倒れこんでしまう


「くっ!何事だ?」


フンッと言う掛け声と共に土から出てきたのは、銀髪色黒の男。


髪の毛がミディアムほどの長さになったラプツェルであった。


「馬鹿な!?私の聖剣ジョワユーズの攻撃は確かに当たったはず」


「ああ、当たったさ…俺が髪の毛で作り出した分身にはな!」


慌てて死体らしき物が有った方を見ると確かに髪の毛と太刀以外は何もなかった。


「馬鹿な髪の毛で分身を作り出しただと?それでは私に攻撃してきたのは?」


「ああ、俺が作り出した分身だ!俺は髪の毛の形だけでなく色も自在に変えられる…そのお陰で髪の毛の長さが短くなってしまったがな」


と言いながら自分の短くなった髪の毛を気にするラプツェル。


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