疼くんだよ
「なに!?」
と驚きながらも、虹色に輝く巨大な水の塊と化した剣を使い咄嗟に二匹の龍の攻撃を防ぐディーン
シュオーンと龍の攻撃により大半の水が蒸発してしまう。
「ふん!防がれたか、まあ良い」
首をコキコキ腕をブラブラさせながら近寄ってくる超龍が登場ストレッチは大事な様だ…あとマゾーカもいた。
「大丈夫か?ラプツェル、マーリー!」
「超龍!?大丈夫だよマゾーカ!」
致命傷を避けているとは言え体中に傷があるので、そうは見えないマーリーが答える。
「二人がかりで随分と手こずっているようだな?」
ニヤリとしながらラプツェルを見やる超龍、最近は馬鹿なのがばれて見下される視線を感じている意趣返しだろう…超龍はドMだがショタに対してのみなので
「くっ!」
悔しがるラプツェル…当たり前だろう、馬鹿に馬鹿にされて言い返せない状況なのだ。
「貴方が超龍ですか?確かに中々やるようですね」
余裕の笑みと少しの警戒を持ち微笑むディーン
「何だ貴様は?」
「フッ私の美しさに興味を引かれてしまいましたか…無理もありませんね」
「は?お前みたいなオッサンには興味がない」
「な!?」
そう、超龍は悪魔でもショタ好きのドM(ショタ以外にはS)であった。
「フフフ…良いでしょう、貴方から先に始末してあげますよ!」
ひきつり青筋を浮かべながら笑うディーン…
年齢の事に触れてはいけない、彼は聖霊なので何千才とかなのだ。
「ディーン!」
飛んできてスタッと着地する赤い中華服の竜人ヒュドー
「そいつは俺の獲物だと言ったはずだ!」
譲らへんでと言った感じのヒュドー、ワゴンセールでTシャツを離さない感じだろうか?
「くっ!仕方ない、ここは貴方に譲って差し上げます」
それを見て一気に冷める少し裕福なマダムと言った感じだろうか?
「お前はたしかヒュドー?」
超龍がちゃんと名前を覚えているのは珍しい事だった。
「そうだ…待ってたぜ、この瞬間をよ…疼くんだよ、お前にやられた左角がよぉ!」
超龍が自分を覚えていた事に内心ほっとしつつ、怒りを思いだし超龍にやられた自らの左角を抑え超龍を睨み付けるヒュドーであった。




