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階段を下りると、そこは

モーモー丸には俺のコートを着せたから良いとしてギューオンはTバック一丁では、あまりにも…


仕方ないので、俺がプリズンで着ていた燕尾服のスラックスだけ貸した。


なぜスラックスだけ貸したかというと、俺だけ上半身裸になってしまうからだ、かといって俺だけ燕尾服の上着を着ていると文句が飛んで来そうだし、ジャケットとシャツを別々に着るのも考えたが面倒くさいからやめた。


かくして上半身裸の男が二人とコートを着て中はふんどし一丁の美少年が1人と言う構成となってしまった。


そして次の階層で、その事を後悔する事になる。


「それにしても、やはり…か」


とギューオンが俺の背中を見て呟く。


そう、俺の背中にも魔法陣と双剣のタトゥーが入っている…ギューオンの改造を受けた証だ。


それで思い出したので疑問に思っていた事を聞いてみる。


「お前とギューオンは親友だったんだろ?なぜギューオンが王になった時に降伏しなかったんだ?」


「フッ、たしかに…奴は色々と問題はあるが信用は出来る」


「なら、なぜ?」


「意地さ!」


「意地?」


「そう親友だからこそ、ライバルだからこそ簡単に降伏する訳には行かなかった…奴もそんな事は望んでいなかったろうさ」


「ふーん、そんな物かね?」


パンピーの俺にはよく分からないな。


そんな会話をしながら、京都ぽい場所を通り抜け下の階層へと続く階段を下りた。


そして階段を下りて次の階層の扉を開けると、そこは雪国でした。


雪国と言うよりは北極とか南極みたいな感じだろうか?


「さっぶ!」


「ぐおお!これは寒すぎる」


「おい、お前だけ卑怯だぞ!私にもモーモー丸ちゃんを抱かせろ!」


しかしモーモー丸は当然。


「イヤ、キモい」


たしかに俺はギューオンと違ってモーモー丸をおぶって密着している分あんまり寒くなかった。ゾンビなんだけど何でか温かいんだよね…牛とゾンビのハーフだからかな?


ギューオンは「美少年に冷たい目で…も、もっと罵ってくれ」とか言っている。悪いので燕尾服の上着を貸してやろうと思ったがやめた。


それにしても…極寒の地だからだろうか、ゾンビが一体も襲いかかって来なかった。下に海があり流氷の上を渡って行きながら先へと進んで行く。


そしてボスの前の扉を開けると…


全く変わらない雪国と言うか極寒の地だった。


『フフフハハハ、朋友達ポンユーズ第三の刺客、燕のツバコジローくんだ!』


何?燕?空を飛んで来るのか?と思って上空に向かって身構えていると…何も来ない。


『フフフハハハ、前を見ろ!前を!』


と言われて前を見るが、やはり何もいない。


「誰もいないじゃねーか!」


俺は上空に向かって文句を不死王に文句を言った


ペシペシと俺の足を誰かが叩く音がする、足の方を見ると、俺の腰ぐらいの高さの可愛いらしいペンギンが俺の足を叩いていた。


「可愛いペンギンちゃんだねえ…今ちょっと取り込み中だから後にしてくれる?」


と俺が言うと


「拙者はペンギンではない!朋友達ポンユーズのツバコジローでござる!」

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