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勝負はパンツが脱げるまでは分からない

『ふんっ!強がりを言いおって…やれ、朋友達ポンユーズモーモー丸ちゃん!』


ブモーモ!と叫ぶとギューオンへと突進して行くモーモー丸。


すんでの所でモーモー丸をかわすとギューオンはモーモー丸の首につかまる、一瞬動きを止めるモーモー丸だったが直ぐに首を激しく振ってギューオンを振り落とす、たまらずゴロゴロと転がるギューオン


モーモー丸は気持ち悪かったのか、ホコリを払うように首の辺りを手で何度もはたいていた。変身前のギューオンがよほど気持ち悪かったのだろう。


「フッやはりな…」


とギューオンが呟くと手を叩き足でステップを踏み

「オレー!」と叫び赤パンをくねらせて挑発する。


スペイン南部のフラメンコに似ているな?温かく闘牛が盛んな地域だから文化も似ているのだろうか?


そんな事を考えていると


「ギュモモモモー!」


モーモー丸ちゃんが怒りと興奮で雄叫びを上げる。


その直後、モーモー丸がギューオンに突進する、ギューオンはギリギリまで引き付けてからかわすと距離をとった脇腹を少し角がかすったのか少し血が出ている…


そして、それを自分の手で拭い


「くっ!かわしきれなかったか…」


と悔しがるギューオン。


「ギュモッモッモッモ」と天狗仮面のモーモー丸、表情はわからないが笑っている様だな。


その後も、モーモー丸が突進する、ギューオンがギリギリでかわすと言う、モーモー丸が変身する前とは逆の光景が繰り広げられていた。


ただ違うのは、モーモー丸と違ってギューオンの体は傷だらけになっている…傷つけられる度に手で押さえているので両手も赤くなっている。


これは、さすがに助けないと不味いか


「おい!ギューオン!」


「男同士の戦いに口を挟むな!」


「いやいや、そうは言っても…」


「分かっている、次で決める!」


『ハッハッハッハ、これは面白い…次で決めるだと?そんな傷だらけの体でか?ハッハッハッハ』


「ギュモッモッモッモ」


と不死王とモーモー丸の笑う声が聞こえる。


「フッ、勝負と言うのはパンツが脱げる瞬間まで分からないものだ!」


と言って赤いブリーフ一丁で笑うギューオン


『何を訳の分からないことを…キモいやつめ!やれ、モーモー丸ちゃん!』


「ギュモモモモ!!!」


突っ込んで行く、モーモー丸!ギューオンはギリギリまで引き付けて…かわさない?だと?


このままでは角に貫かれて死んでしまうぞ!


と思った瞬間だった!


「牛が人を御するのでは無い、人が牛を御するのだ!」


とギューオンが叫び手を前へと振ると赤い血の塊の様な物がモーモー丸の首へと巻き付いた!


そして、その血の塊から出た糸の様な物をギューオンが動かすと、それに合わせてモーモー丸の首が動く。


「言ったろ?勝負はパンツが脱げるまで分からないと」


パンツ?あいつのブリーフがいったい、そこで気がついた!いや、変態ギューオンはトランクスを履いていたはずだ!


「フッこのパンツはな、ただの糸で編まれているのではない赤ヤオ族に伝わる秘伝の糸で編まれているのだ、そして同じ糸がギュバの手綱にも使われている」


「ま、まさか?!」


「フッその、まさかだ!パンツの糸を使って手綱を作っていたのさ!」


そうか!赤い糸を誤魔化す、それで手を赤く染める為に、わざと攻撃を食らって手を血で染めていたのか!


「最初に首を掴んだ時に動きが止まったのは私が騎乗術で乗りこなせないか試したからだ、そして動きを一瞬止める事が出来たから手綱があれば乗りこなせると確信した!」


トウッと言うと、四つん這いになった赤ふんの筋肉ムキムキの男の背中に乗る赤いブリーフのイケメン…シュール過ぎる!

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