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変質者対変態

「なんだと?!美少年が筋肉ムキムキの変質者へと変わった…」


ガクッと両膝と両手をつきうなだれるギューオン


例えて言うなら、どういう事だろうか?かりんとうがう○こに変わったみたいな?いや、見た目あんまり変わらんから違うな…絵を見て可愛いと思って漫画を買うと男キャラだったとかかな?


そんな事を考えていると、『モモモー』と言う叫び声が上がる!


欄干の上でジョ○立ちしていたモーモー丸改め変態牛男が空高くジャンプしていた!


そして、Orzになっているギューオンの背中目掛けて逆さ吊りの体勢で頭の角をつき刺そうとしている!


危ない!俺はマジックハンドを繰り出す、マジックハンドとは言え何となく変態牛男に触りたく無かったので、ギューオンを殴り飛ばす!


「グハッ」腹を殴りつけ吹き飛ばされるギューオン


「ゲホゲホッいきなり何をする!」


ん?何で俺がやったってバレたんだろ?黒衣の隠密で消えてるし、マジックハンドで殴ったのに…


「私の第六感シックスセンスを舐めないでもらおうか!」


ああ、そんなスキルあったね。


「目を覚ませ!お前はメグリを助けに来たんだろ?」


と、うやむやにする為に俺が言うとギューオンは突然笑い出した。


「フフフ、ハハハ、そうだったな…確かに美少年が筋肉ムキムキの変質者に変わった事はショックだったが、私にはメグリがいるんだ!礼を言うぞっ」


そう言うとバッと白い民族衣装を脱ぎ捨てた!


そして、赤い短パン一丁になると背中には魔法陣の中に弓矢のタトゥーが入っていた。


やはりリーブスに改造されていたのだな。


「さあ来い!私の純粋な気持ちをもてあそんだ報いを受けてもらうぞ!」


と言ってモーモー丸へとクイクイッと手招きをした。


赤ふん一丁と赤パン一丁の変態二人が対峙している


赤いふんどしのモーモー丸は筋肉ムキムキで赤い天狗の面をかぶっている…うん、変質者だ!


対するギューオンは赤いトランクス一丁で、細マッチョとマッチョの中間ぐらいの良い体の金髪赤目のイケメンだが…さっきの行動からして変態だ!


先に動いたのはモーモー丸の方だった!足で砂を掻くと猛然とタックルを仕掛けて行く、巨体に似合わず凄まじい速度で突っ込んで行くモーモー丸!


それを横に飛んでかわすと同時にギューオンは、パンツから取り出した小さな弓矢を素早くダーツの様に投げる!やはり変態だ!


それはモーモー丸の脇腹に刺さるがモーモー丸はまるで気にした素振りを見せない、逆に投げて隙が出来たギューオンに対して角を外して投げる!


ギューオンは完全にはかわしきれず脇腹を角がかする!ブーメランの様にクルクル回ってモーモー丸の元へと戻り頭にカチャッとはまる角。


「グッ…」と小さな呻き声を上げるギューオン。


この攻防はお互いに痛み分けと言ったところか…


『フフフハハハ、モーモー丸ちゃんは天狗丸モードになると興奮して痛みを感じないのだ!』


痛みを感じないと言うのは厄介だな…


「フッそれは良いことを聞いたな!」


余裕の表情で笑う赤パン…この勝負どうなる?

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