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改造人間3号

俺達はワージマ城の前まで来ている。


海に面した城でそれなりに大きな城だ外堀の前で、可動式の跳ね橋が降りるのを待っている。カラカラカラと門から橋が降りてきた。


俺とメグリ王子は案内の男の後について橋を渡る。男は真っ白な民族衣装の様な物を来ている、ちょうど前の世界で言うと石油王とかアラビアの人が着ている薄手の着物の様な服だ。


しかし、頭にはターバンは巻いておらず赤い髪の毛が目立つ、目も赤いので赤ヤオ族だと思われる。


城も中東の神殿の様な城だった。


違うのは中東の建物は玉ねぎみたいな形の屋根だったが、それがミカンみたいな形になっている事かな。


そして、城の中に案内されると直ぐに領主らしき人物と何人かの取り巻きが姿を現した。


「久しぶりだな、メグリ」


赤いバンダナを巻いて白い民族衣装に身を包んだ男が両腕を広げ笑顔で挨拶する。


「ギャクギューさん!」


ガバッとメグリ王子が抱きつき、暫くはハグをしていた笑顔で一言二言、言葉をかわしていたが、ギャクギューがチラリと俺の方を見る。


髪はバンダナで隠れて分からないが目は赤い、赤ヤオ族のハーフと言っていたな…顔は完全に西洋人のそれだった、しかも貴公子と言って良い顔立ちだ。赤ヤオ族の男性は色黒でエキゾチックな顔立ちの人が人が多いので少し目立つな。


その視線に気づき俺と目が合った王子が慌てて、ギャクギューから離れると俺の横に立ち、ギャクギューに俺を紹介する。


「こちらはケンシンさんです。私の軍師を勤めて頂いてます」


「ケンシンです」ペコリと頭を下げる。


「ほう…もしかしてメグリのいい人だったりするのかな?」


「いえ、私はノンケ…じゃない、身分が違い過ぎますから!」


「なるほど…」


と探る様な目で見つめてくるギャクギュー、俺も探る目で見つめる。


name ギューオンⅡ世


レベル 99


HP 999(+100) SP 999(+100) ST 999(+100)


筋力 A 体力 A 敏捷 SS 魔力 S 魔防御 S 幸運 A


攻撃力 9999(+100) 防御力 9999(+100)


職業 赤ヤオ族の長

職業補正

① 聖霊具を使える。


② 全ての状態異常、妨害スキル等に対して抵抗力を持つ。


③ レベル以外の全てのステータス数値に+100し常時MAXからスタート。


スキル


1 弓真名解放MAX…弓の性能を最大限に引き出す。


2 双剣真名解放MAX…双剣の性能を最大限に引き出す。


3 第六感…視覚聴覚嗅覚味覚触覚以外で何かを感じる能力。直感力に優れる。


4 王威…自分より格下の相手に対して圧倒的優位に立ち、従わせる事が出来る(ただしモンスターや正気を失っている相手には効果が薄い)


5 カリスマ…魅力が上がり様々な効果がある。演説での士気高揚で味方が本来の実力以上の力を発揮するなど。


6 聖霊術マスター…全ての聖霊術を使う事が出来る。


7 騎乗術マスター…自分の体が、乗っている動物に接していれば思いのままに操れる、また騎乗している間は全ての能力が僅かに上昇。


9 名俳優…演じる能力が高い。


10 隠密…気配を遮断して移動する事が出来る。


以上だ。


この能力は…改造人間(リーブスの犠牲者)3号発見!しかもカリスマ性に溢れているし、それだけでなく戦闘能力だけでなく隠密行動も得意としている。簡単に城を乗っ取れる訳だよ。

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