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再びカマタマーレへ

それから、結界が解除されると同時に上半身裸になった俺達はクロスカウンターで共に倒れると言う演技をして、決闘は引き分けと言うことになった。


その事で溜飲が下がったファグリ王子とも和解(と言うか誤解なんだが)翌日には四人で旅立つ事になった。


ファグリ王子の共の者は死ぬか脱走するかしていなくなっていたらしい…


その中には、なんと!俺が倒した黒鋼騎士達がいたらしい。


ファグリ王子達三人に事情を話すと、俺に謝罪をしてきた…しかし、本当に謝罪するべきは略奪にあい、親を殺されたギルモである事を伝える。


そうして、俺はカインとアベルが亡くなった事を親父さんに告げる、ファグリ王子達はギルモに謝罪すると言う目的のために一路、カマタマーレを目指す事になった。


道中、カマタマーレに着くまでにリーブスによる地獄の特訓を3日ほど繰り返し…格闘術に関しては短期間では難しいので、基本的な事だけをやる事になった。逆に魔法に関しては、元々聖霊術マスターのスキルを持っていた事もあり何とかなりそうなので、そちらを本格的に鍛える事になった。


そんなこんなで、あっという間にカマタマーレに着いた。


「相変わらず賑やかな町ですね」メグリ王子が呟く


俺達は目立たない格好をして旅のハンターを装っている…と言っても美形が四人いればナンパされたり、夜のお店のスカウトを受けたりはしたが、リーブスが上手くかわしていた。


リーブスの年齢は19才と言っていたが、前世の分を合わせると実際には100才は軽く越えてるらしいので、上手くかわせるのは年の功と言ったところか…


リーブスは2回目の転生らしい、最初は俺と同じ世界でトラックにはねられて死んで、魔法が発達した異世界で現代知識を駆使して俺TUEEEチートハーレムで賢者に登り詰めたらしいが賢者になった途端、全く性欲が無くなり不能になってしまい絶望から自ら命を絶ったらしい。


その後、この世界に転生したが五歳までは前世の記憶がなく、庭で転んだ時に思い出し、その後は神童と化し現在に至るとの事。


現在も性欲は無いらしいが、弟達を愛でると言う楽しみがあるので死ぬ気は全くないらしい。


「じゃあ、入るか…」


俺達はカイン達の父親のスミスが経営する鍛治屋の前に来ていた。


コンコンとノックすると


「いらっしゃ…ああ、ケンシンだ!」


と言ってギルモが俺の首に抱きついてきた、サラサラの茶色の髪が鼻腔をくすぐる…フローラルな良い香りがする、ちゃんと風呂に入ってるな。


髪の色艶も良いしね。


スミスは、ちゃんとギルモの面倒を見てくれているらしい…それだけに心が痛んだ。


「あれ?カイン達は?」


と、ほえ?と言う表情を浮かべるギルモ


「あ、ああ、その事なんだが…」

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