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ふぁ?

「なるほど、それでラノベ小説って言葉に反応したんだな」


「ええ、まあ、この世界にはない様な能力を持っていると聞き、もしやとは思っていましたがね…認めるんですか?」


意外そうな顔をするリーブス


「認めるも何も別に隠してるって訳じゃない、説明するのが面倒くさいから自分からはワザワザ言わないだけさ」


そう、相手も転生者なら説明しなくても分かるしね。


「確かに面倒くさい事に巻き込まれそうですからね、私も黙っているのが正解だと思いますよ」


ですよね~


「同じ転生者のよしみで貴方に一つ、お願いがあるのですが」


「なんだ?」


「私に貴方の女神の紋章を譲ってもらえませんか?


「女神の紋章と言うと、ファラオから女神像を解放した時に出来た、右手のタトゥーの様な紋章だよな?」


「はい、これです」


と言うと、リーブスは自分の袖口を手で掴みグッと下に引き下げた。はだけた左の鎖骨の下には俺の右手についてるのと同じ紋章が浮かんでいた。


「これは?赤竜王を倒したのは、あんただったのか?」


てっきりファグリ王子が倒したと思っていたぜ、因みに紋章の色は俺の金色に対して赤だった。


「フフフ…内緒ですよ。それで、どうですか?」


うーん、譲れる物なんだろうか?でも、俺の答えは決まっている。


「悪いけど、これは譲る訳にはいかないな…俺には全ての女神像を解放するって目的がある、はっきりとは聞いてないが、この紋章が、その証になるんじゃないかなと思っている」


そう、この紋章が右手に刻まれた時から不思議とそんな気がした。


「やはり、駄目ですか…まあ仕方がないですねぇ今の貴方から戦って奪っても良いのですが、メグリに恨まれるのも嫌ですしね…とりあえず保留と言うことにしましょう」


良かった…紋章をめぐってバトルになるかと思ったよ。


「まあ、それはそれとして、戦いますか!」


「ふぁ?」なんですと?


「ふぁ?じゃないですよ、決闘するんです」


「え?さっき戦って奪うのはやめるとか言ってなかった?」


「それはそれとして、純粋に貴方と戦ってみたいのですよ。あっ!計略(チート)は無しにしましょう」


げえ、こいつバトルジャンキーかよ…計略(チート)無しってのは良いのか?悪いのか?火計はさすがに使えないから実質は絶対王者の時間(ファラオタイム)だけだからな、向こうの能力も分からないし良いかな?


仕方がない、やるか…結果


ボコボコにされた。


いや、だって俺はハンターだよ?格闘家じゃないもん。計略(チート)無しだと統合されたクイックも使えないしさ…相手はガンガン攻撃魔法とか自己強化魔法とかも使ってくるしね、拳に炎とかまとって攻撃されたら、無理でしょ?


「ふう…これはこれは、いくら計略(チート)無しだとは言え全然ダメですね!」


「ふぁ、ふぁい」


別にキャラ付けで変なしゃべり方をしてるのではなく、殴られたダメージがでかくてマトモにしゃべれないからだ。


「このままでは、天魔王はおろか配下にすら勝てません…」


まあ、確かにインキュバスには勝ったと思いたいがノーフェイスには負けたかな?つーか火計使えば勝てたんだけどね。使い勝手が悪いのがいかんのじゃ!


「今の状態の貴方にメグリを任せる訳にはいきません…貴方にはセントラルに行くまでの道程で修行をつけることにします!」


と言う訳でセントラルに行く道すがらリーブスブートキャンプに入隊する事になったらしい。

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