表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/30

No.27 レヴィアタン

お久しぶり過ぎる投稿。今回は前半がナナミ視点で後半は別視点となります。

 この、レヴィアタンと呼ばれた大きな戦艦は、80年前にここの…今のダストのある場所で戦いを収めるために、作られた戦艦だった。


 当時の人からしたら、レヴィアタンは最新技術を詰め込むだけ詰め込んだ武器や兵器がたくさんあり、当時の人からはかなり恐れられていた。


 レヴィアタンの前にはどんな兵器も武器も通用しなく、 実験場としてある無人島にレヴィアタンがにとっての一番強い兵器の威力を試すために撃ったらしいけれど、



 その、一撃だけで無人島が跡形もなく消え去り、そこの周辺にあった海は一時的に干上がってしまった。



 そして、この場所でレヴィアタンは様々な人々を蹂躙し、虐殺をし……残ったのはこのレヴィアタンのみになったと……レイクスさんに教えてもらった。



「……その後、何らかの事情でそのレヴィアタンは行方不明になって俺達海賊達からは幽霊船として、知られるようになった」


 息を吐き出した、レイクスさんはレヴィアタンを見つめてそう言いました。



「まぁ、レヴィアタンについては今では海賊にとっては有名な幽霊船ですが、騎士団や一般人からしたら、極一部の人しか知りませんからね…知らないのも無理ありません」



 にこやかにそう言ったミュエルさんに、私はその幽霊船をとても恐ろしく感じた。



ー…なんて、怖いんだろう…ー



 人が作りだし、そして勝つために手段を選ばずに作られたその幽霊船は、間違いなく…人の悪意の塊にしか見えなかった。



 少し、身体が震えてしまい、視線を床に落とした後……



 肩に、誰かの…手が回された。



 ちょっと驚いて見ると、レイクスさんが優しい顔で今度は、頭を撫でてくれた。



「…大丈夫だ、それなりに年月がたってるんだし、動くとしても昔の時のようにはならないと思うぞ?だから、一応は安心しろ」



 その言葉に、私は先程の震えが収まるのを感じて安心した。そして、レイクスさんの方を見て、



「ありがとう、ございます…レイクスさん」



 と、お礼を言った。レイクスさんは答えるように頭をもう少し強く撫でてくれた。



「ごほん…あっあ~船長、それでどうしますか?レヴィアタンに行きますか?」



 クリスさんが、咳き込んでそう言って私は、周りを見回すと……



 皆さん方が、レイクスさんと私を見て…何だか、気まずそうな視線や明らかに視線を外して目を伏せて…私は今の状況を確認すると…



ー…私、よく見たら…結構レイクスさんの近くにいる!しかも、昨日の事があったばかりだから余計に!とにかく、離れ…離れなくちゃ!!…ー


 顔を赤くして、レイクスさんから離れるために行動を移そうとしたけれど、レイクスさんは私の様子にあの、意地悪を思いついた顔をして私の肩を自分のそばに余計近付けてきた。そして、至近距離で私の顔を覗き込んで、赤くなった私の顔を楽しそうに見てきた。



「いやー?ナナミ…どうしたんだ?突然、離れようとして…」

「あっあの、皆さんがっその、皆さんの視線が!!」

「視線がどうしたんだ?」


 明らかに、本当は分かっているのに分からないふりをしている彼に私は、なんとか一生懸命離れようと声を出そうとした時、



「こらー!!それ以上はダメー!!」

「船長、流石に自重して下さい」



 レイクスさんのそばから引きはがされ、アニーちゃんに守られるように抱き締められ、クリスさんが、レイクスさんの頭をどうやら、殴ったらしく、レイクスさんが片手で頭を支えて痛がっていた。


「…クリス、お前な…今、少し本気でやりやがっただろ?」

「何の事やら…取りあえず、船長さっさと決めて下さい。」

「…やれやれ」


 クリスさんに恨み言をぶつけ、それをクリスさんは素知らぬ顔で流し、ヘルドさんは溜め息を着いていた。


「全くもう!油断も隙もないんだから!!」


 アニーちゃんは私を抱き締めて、レイクスさんに向かって叱るように言っていた。


 そして、私達ヴァッカニアは、レヴィアタンに行くことが決まった……。




………………………………………………………………………………………………




「…で?俺は、どうするんだ?」


 俺は、ある宇宙海賊から、依頼を頼まれている最中だった……。


「…だからな、報酬は好きなだけ出すから、引き受けちゃくれないか?」


 男はそう言うと、俺に向かって悪巧みを考える顔をして言った。


「不安なら、もう一人雇ったからさ…」


 俺一人でも、特に構わないが、取りあえず同業なのだろうと考えた。


 何にしても、俺は傭兵だ。内容を聞いてからでも、引き受けても構わないだろう。 



 その、男の戦艦で同業らしき男と目を合わせたが……彼は、俺よりも、ヘタをすればまだ新しい傭兵のようだが、顔付きが如何せん険しい。そして、瞳の中は憎悪に染まっていた。



 その、憎悪の対象は少なくとも俺達ではないことは感で分かった。


「依頼の内容を先ずは教えてからだ」


 そう言うと、男は一層悪意に満ちた顔で、歪な笑顔でこういった……




「ヴァッカニアにいる、ナナミとかいう女を俺の元に連れてきて貰いたい……ついでに、ヴァッカニアにいる…あの船長、レイクス・フランドルを痛めつけてくれ…さっきも言ったように、報酬は高く出す」



 そう言うと、前払いとして俺に金を渡した。俺は、その男の言葉に溜息を付いて、金を受け取り、依頼を引き受けた……。



 男は、頼んだぜと言った後、俺と同業の彼に向かって、手を振り日にちは改めて話すと言って去っていった。



 同業の彼に、取りあえず話を掛けたが彼は俺に向かって言った。



「仲間の仇をうてるなら、俺は別に、金なんか払わなくても良い…必ず、ぶっ殺してやる!ヴァッカニアの連中!!」



 復讐に身を堕とした彼を俺は、特に何も言わずに黙って見つめた…。


ー…面倒なことにならないと良いがな…ー  



 そう思って、依頼達成の為の算段を頭の中で計算した。



此方では久し振りすぎる、更新ですが、何とかできました。が、余り進んでいなく…次回はもっと早く更新できるようにしたいです…。

今回、無自覚でいちゃついて、クリスにもつっこまれたレイクスですが、ちゃんと皆から慕われいます。ただ、調子に乗ると周りから待ったをかけられます。宇宙海賊ヴァッカニアは家族で仲間!!

それでは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ