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◆いいか、よく聞け。それはローファンタジーではない。
ローファンタジージャンルの短編ランキングを見て、愕然とした。
10位の中に、「これはハイファンタジーだろ」と思う作品が、8作品ほど。
キーワードに「異世界」もしくは「ナーロッパ」が含まれている作品が、4作品ほど。
──「ハイファンタジー」と「ローファンタジー」の違いは、「ファンタジーの度合い」ではない。
「ハイファンタジー」が異世界、「ローファンタジー」は現代社会が舞台の作品のことだ。
そして、ランキング目当てにわざとジャンルを変えるのも利益がない。
「ローファンタジー」を読む読者が求めているのは、現代日本などの自分が知っている世界で、なにかファンタジー要素がある作品なのだ。
そもそもポイントが入りにくいし、ランキング上位になると「ジャンル違いますよね?」と荒れやすい。
中にはほとんどの感想がAI使用を問うものやジャンル変更を促すものになっている作品もあった。
あきらかにデメリットのほうが多いだろう。
驚くことに、「異世界転生」がキーワードに含まれている作品もあった。どういうこと⋯⋯?




