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エル・アラメイン沖海戦(前編)

エル・アラメインに、ドイツ・イタリア連合軍が再び侵攻の用意をし、連合国ではそれを迎撃するが進んでいた。


モントゴメリーはチャーチル歩兵戦車やシャーマンなどを結集させ、ロンメルはパンターやティーガーIIを集めていた。


また、英国はこれ以上後退すると後がないため、ジョージ6世が演説をし、英国兵の士気はこれまでになく高まっていた。


1944年3月、作戦が開始された。

前回でジブラルタルを突破した日本の重巡利根、筑摩を中核とした艦隊が、エル・アラメインに壮絶な艦砲射撃を実施した。


利根が432発、筑摩が424発の主砲の榴弾・三式弾を発射し、市街地丸ごと焼き払った。

また、弾薬の集積所などにも焼夷弾子は降り注いだためモントゴメリーの軍団はちょっとした物資不足となった。


このままではなぶり潰されると考えたイギリス軍は、この艦隊を迎撃するため、英国海軍地中海艦隊が出撃した。


その陣容は

戦艦

クイーン・エリザベス、ヴァリアント

空母

イラストリアス

巡洋艦

8隻

駆逐艦

12隻の大艦隊であった。


しかし、これを迎撃するため、トリポリから戦艦ジュリオ・チェザーレ、コンテ・ディ・カブール、ヴィットリオ・ヴェネト、ローマを中核とするイタリア艦隊が出撃した。


筑摩の三座水偵とイラストリアスのソードフィッシュが双方を発見したのはほぼ同時であった。


イラストリアスからソードフィッシュを中核とする攻撃隊が発艦した。


「目標、敵編隊、攻撃を開始せよ。誘導弾発射!」


日本艦隊が迎撃を開始した。

第十六、十八駆逐隊の各艦から対空ミサイルが発射された。


ソードフィッシュの搭載量では、十分な量のウィンドウを搭載できなかったため、十分な欺瞞ができなかった。


当初32機だったソードフィッシュは、数分にはミサイルの雨から逃げ切った数機のみとなっていた。

さらに、今回の作戦では日本軍の空母が地中海に入るのをためらったため、利根と筑摩には特例として二式水上戦闘機が搭載されていた。


二式水上戦闘機はその水上機とは思えない機動性でソードフィッシュを圧倒した。


艦載機が減った空母イラストリアスには、第二航空艦隊のDo217がHs293による対艦攻撃を実施した。


投下前に3機が撃墜されたものの、他の九機は投下に成功して無線誘導にて空母イラストリアスの舷側装甲に命中させ、イラストリアスを傾斜させることに成功した。


そして、日伊海軍は陣形を変更し、第十戦隊と第十六、十八駆逐隊を前衛艦隊、イタリア主力艦隊とその護衛艦隊を中核艦隊とする陣形になった。

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