防空艦の建造
1942年4月、日本軍は防空ができる駆逐艦の不足に喘いでいた。
そこで、防空駆逐艦、のちの秋月型の設計をスタートした。
「防空駆逐艦にするからには主砲は長十センチ砲にすべきだ。」
「量産性を重視して、なるべく直線的な船体にしよう。」
などなど各メンバーから多種多様な意見が出された。
こうして、秋月型駆逐艦の設計が完了し、秋月は1942年8月に起工した。
秋月型駆逐艦
・全長 134.2m
・全幅 11.6m
・吃水 4.1m
・基準排水量 2700t
・機関 ロ号艦本式×3
・推進 艦本式2軸
・速力 33kt
・武装
65口径10センチ連装高角砲×4
ボフォース40mm連装機銃×5
九六式25ミリ単装機銃×12
61センチ四連装魚雷発射管×1(九三式魚雷×8本)
九四式爆雷投射器×2(九五式爆雷×54
・電探
21号電探×1
13号電探×1
・ソナー
九三式水中探信儀×1
(九三式水中聴音機×1
1943年6月に一番艦秋月と二番艦照月、7月に初月と涼月が就役した。
そして1943年8月夜、パプアニューギニア沖にて第六十一駆逐隊は、アメリカ駆逐艦を主軸とする艦隊を発見した。
これはアメリカにとってオーストラリアに物資を輸送する苦肉の策であった。
「魚雷を電探諸元を参考に照準せよ。砲雷撃戦よーい。擊ちーかたはじめ。うてー!」
秋月と初月から計8本の九十五式魚雷が発射された。
魚雷は輸送船2隻とフレッチャー級駆逐艦1隻に命中した。
さらに第六十一駆逐艦は敵駆逐艦に向かって単縦陣にて突撃した。
「目標、敵"フレッチャーまたはベンハム"型駆逐艦撃ちーかた始め。テーッ!」
涼月の第3斉射が敵駆逐艦に命中した。続く第四斉射にてさらに命中させた。
さらに照月の第2斉射はは輸送船に着撃し、続く砲雷撃にて敵の輸送船を次々と沈めていった。
こうして、アメリカのオーストラリアのための輸送部隊は駆逐艦により簡単に壊滅してしまった。




