ドイツへの贈り物
パナマ運河破壊作戦を実施した六航戦、七航戦の各艦はドイツへの贈り物として、二式単座戦闘機や各種誘導弾、半導体素子などを多数搭載していた。
「いやー。これほどの素晴らしいものをくれるとは、君の本国も太っ腹だな。」
「私でも驚きですよ。貴国に対して本国が最新の兵器をあげるとはね。」
「まあ、我々としてはすごく助かりますよ。」
といった具合で、"荷物"は無事にドイツに渡った。
この時、日本の技術士官も一緒にいたので、ドイツとある兵器を共同開発することになった。
それはV2ロケットである。
「まず誘導方式だが、どうするべきか?」
「慣性航法装置で十分だと思います。ロンドン市街地の中心のどこかに落ちればいいでしょう。」
「でもロンドンの郊外には落ちないようにしないとな。」
といった感じでV2ロケットが開発された
V2ロケット
・全長 16m
・直径 1.65m
・重量 12.5t
・射程 300km
・命中精度 半径100m
・最大射高 垂直発射で200km、弾道で88km
そして1942年10月、マルタ島に向けて試験発射された。
「3.2.1発射!!」
轟音をたててロケットが上昇している。
地上ではヒトラー総統閣下やフォン・ブラウン博士もご臨席し、発射を見守った。
「着弾、今!」
哨戒機のカメラ映像越しに着弾の様子がモニターに映し出される。
「おお、これは素晴らしい。我がドイツの科学力は世界一だと思っていたが、日本の奴らもなかなかやるではないか。しかし、それを差し置いても、この報復兵器は強力だ。さっそく増産するように工場に申し付けよう。」
とヒトラーはこのV2ロケットを大絶賛して、すぐにドイツの本土の工場で生産が開始された。
この時に、射程をさらに延伸してモスクワも狙えないかと考えたらしく、射程延伸型の開発も命令された。
また、日本にも図面をプレゼントしてくれた。
そしてヒトラーは上機嫌そうにベルリンへ帰っていった。




