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なんで私が”艦政本部”に!?  作者: トムヤンクン
太平洋戦争(1)
34/65

パナマ運河破壊作戦

六航戦、七航戦の空母の更科、江雲、雲龍、天城、信濃はパナマ運河付近まで進出していた。

「攻撃隊発艦!紫電改を上げろ!」


「第一次攻撃隊発艦!急げ!」


小沢司令官の声が上がる。


各空母はカタパルトを使用して、戦闘機をさらに打ち上げていく。


この紫電改は急遽46cm砲弾を改造した二百番レーザー誘導爆弾を2発搭載していた。


「第一次攻撃隊、侵入開始、速度をマッハ1.9まであげろ。各機個別の目標にレーザーを照射。」


「閘門にレーダーを照射しました。いつでも行けます。」


「爆弾投下!投下!」

ドゴォーン

「目標の閘門に命中!やりました!」


「撤退するぞ。再燃焼装置を全力に。離脱する。」


二百番が命中した閘門は崩落し、使い物にならなくなっていた。


「第二次攻撃隊の発艦用意。まだ攻撃の手を緩めるな。」


「了解しました。第二次攻撃隊、発艦開始!」


再び紫電改がさらに上がってゆく。


第二次攻撃隊は運河の上空を飛行していた。


「そろそろだな。あの山に向かって百二十番を投下せよ。」


「了解。爆弾投下!」


この爆弾は投下されると落下傘を開き、地面に垂直になった。そしてその時、ロケットに点火して地面に突き刺さり、爆発した。


「目標で土砂崩れの発生を確認。クレブラ・カットの封鎖に成功しました。」


「よし、全速で離脱だ!」


その頃、旗艦信濃では、第一次攻撃隊が帰還し、戦果報告を受けていた。

パナマ運河が破壊されたのは確かだが、内部の船は無事であることがわかった。

そこで、20機の紫電改による第三次攻撃隊が発進した。


この日は、幸運なことに、空母ワスプ、イントレピッド、フランクリンが通過していた。

「ん?アレは敵空母じゃないか??二百番を積んできて正解だったな。」


「おっ。そのようだな。目標敵空母、レーザー照射。」


「レーザーを照射しました。爆弾、投下!投下!」


まず、ワスプには4発が命中した。

1発は着発信管だったので、格納庫内で爆発した。

艦内に格納していた戦闘機や爆撃機に次々と引火、誘爆し、艦は火の海となった。

また、他の3発は艦底で爆発して、機関の半数を破壊。さらに艦底に巨大な破口をつくった。


イントレピッドには16発が飛来し、10発が命中した。イントレピッドは狭い山間部を航行していたので、爆弾が当たりにくかったが、2t爆弾10発の直撃には耐えられず、その場で大破着底した。さらに、外れた6発が付近の山にあたり、その土砂崩れにより、イントレピッドは生き埋めとなった。


フランクリンもまた、パナマ運河の中に閉じ込められてしまった。


これにて、日本の機動部隊はドイツのヴィルヘルムスハーフェンにむけて撤退していった

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