ハワイ沖海戦(前編)
時は1942年8月…
フレッチャー中将率いる第38任務部隊はハワイ奪還を目指し、南方よりハワイに接近していた。
その空母の陣容は
・エセックス
・ヨークタウンII
・レキシントンII
・ホーネットII
・インディペンデンス
・プリンストン
であった。
8月12日、この任務部隊は哨戒中の日本軍潜水艦呂500に発見されてしまう。
「アレはアメさんの機動部隊じゃないか?そうだな。あの形を見ろ。明らかに新型だ。」
「攻撃しますか?」
「もちろんだ。ここで雷撃が成功すれば大戦果だぞ。チャンスをみすみす逃すような真似はせん。九五式とG7eを2本ずつ発射せよ。」
「了解です。発射雷数4、目標正面の敵機動部隊、撃ちーかたー始め、テッー!」
数分後…
「そろそろ弾着時刻だな。」
ドゴーン!
「魚雷2本が敵空母に命中!あっもう一つ水柱が上がりました!もう1本命中!」
この時被害に遭ったのはレキシントンIIとプリンストンであった。
レキシントンには2本の九五式酸素魚雷が命中、左舷側に大穴が空き、飛行甲板を破損したため、航空機運用はできなくなった。
プリンストンは直下でG7e魚雷が炸裂したために、発生したキャビテーションがこの空母のキールをへし折ってしまった。
また、ちょうど呂500が雷撃を成功させたころ、オアフ島のヒッカム飛行場を離陸した彩雲が通報を受けて飛来していた。
「全機、SGレーダーへの広域妨害を開始せよ。」
「了解!妨害を開始します。」
こうして、SGレーダーへのジャミングが開始された。
「周波数を切り替えろ!急げ!」
ヨークタウンIIの艦橋でフレッチャー中将の怒声が響く。しかし…
「敵さんは周波数を変えてきたか。電波傍受機で新たな敵の周波数を検知した。再びジャミングを行う。」
その時"キィィィィーン"という耳をつんざくような音が聞こえた。
「全機、逆探でSGレーダーの波長を検出できているな?再燃焼装置全開、敵艦隊に突撃し、誘導弾を発射せよ。」
12機の紫電は合計24発の対レーダーミサイルを発射した。
「なっなんだあの煙の線は!?こっちに向かってくるぞ!迎撃しろ!」
しかし、この対レーダーミサイルはマッハ2というHARM並みの速度で飛んできたため、迎撃に失敗した。
「SGレーダーが近くで炸裂したミサイルの破片で沈黙!」
「高角砲のレーダー連動射撃不可能!」
「クソッ。一体なんなんだアイツらは…」
後編に続く




