戦時標準船と満州油田
海軍は、占領地から物資、石油の輸送量をさらに増やすため、戦時標準船の建造を計画した。
「戦時標準船というからには、とにかく早く作る必要があるな。どうすれば良いと思うかね、渡邉君。」
「閣下、ここは電気溶接とブロック工法を駆使すれば、かなりの量の船を揃えられると考えております。」
「なるほど。確かに商船やタンカーは大量に生産した方が良いな。それから電気溶接なら職人でなくてもできる。」
といった経緯で、戦時標準船が設計された。
A型戦時標準船
・全長 129m
・全幅 17m
・吃水 9m
・基準排水量 3800t
・機関 艦本式ギアード・タービン
・速力 18kt
・積載量 最大1500t
TL型戦時標準船
・全長 160m
・全幅 20m
・吃水 9.1m
・基準排水量 9800t
・機関 ロ号艦本式×1
・推進 一軸
・速力 16kt
・積載量 最大8000t
「しかし、これを護衛する船舶はどうするんだ?我々の駆逐艦は流石に通商護衛にはさけんぞ。」
「護衛艦も電気溶接とブロック工法を駆使して現在しましょう。すぐに設計に取り掛かりましょう。」
といった感じで護衛艦の開発も進んだ。
丙型海防艦
・全長 67m
・全幅 8.4m
・吃水 4m
・排水量 745t
・機関 ロ号艦本式×1
・推進 艦本式×1
・最大速力 18kt
・武装
長十センチ単装高角砲×1
ボフォース40mm四連装機関砲×1
爆雷投射機・装填機・投下軌条×2
・電探
一一号電探
一三号電探
丁型駆逐艦
・全長 100m
・全幅 9.4m
・吃水 3m
・排水量 1280t
・機関 ロ号艦本式×2
・推進 艦本式×2
・最大速力 27kt
・武装
長十センチ連装高角砲×1
ボフォース40mm四連装機関砲×1
ボフォース40mm連装機関砲×2
4連装魚雷発射管×1
爆雷投射機・装填機・投下軌条×2
・電探
一一号電探
一三号電探
特TL型護衛空母
・全長 160m(飛行甲板は153m)
・全幅 22m
・吃水 9.1m
・基準排水量 11200t
・機関 ロ号艦本式×2
・推進 2軸
・速力 25kt
艦載機
・烈風21機
・彩雲4機
カタパルト1条を装備
・武装
長十センチ連装高角砲×2
ボフォース40mm四連装機関砲×2
ボフォース40mm連装機関砲×4
・電探
一三号電探
のような艦艇が建造される手筈となった。
その時…
「閣下!大変です!一攫千金を狙って満州で掘削をしていた民間人が…油田を発見しました!!」
「なななっ…なんだって!」
「とりあえずアメリカには内密にするんだ!それととっとと石油リグと精製所を建設して掘るんだ!」
こうして満州油田での採取が開始された。




