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第一章第六話初陣

 霊夢と魔理沙が数時間話し合い、それが終わったあとイアの眼の前には一つの世界の綻びがあった。

それは目のようなもので、そこから一人の女性が現れた。

 その女性はイアに話しかけ、「やあイア、霊夢がそう名付けたんだろ。」

「お前は誰だ。」

「私の名前は八雲紫。幻想郷の賢者とも呼ばれているね。君はふーんそうかすごく面白いね。」そう言うと八雲紫と名乗る女は高らかに笑っていた。

「気をつけるといい。私でも止められないものがこの結界内に出現した。私はこの件に関しては、なにもできないからね。それじゃあ試練を超えたらまた会おう。」そう言うと彼女はここから消え去った。

 霊夢が部屋に戻ってきた。霊夢は何かに感づいたあと、私に問う。

「ここになにか来なかった。例えば賢者とか。」

「来たよ。八雲紫と名乗る人が。」

「そう。あと人じゃなくて妖怪よ。見分け方覚えないとね。」

「ああ」

 そうして霊夢も部屋に戻り、そうして夜は終わっていった。

世界が光りに包まれ、妖怪たちの時間は終わる。そしてイアも起き上がり少し刀の修行をしに庭に向かった。二、三時間たったあとに霊夢が見に来た。

 「何やってるのイア。」

「修行をしている。」

「怪我しないようにね、ご飯もできてるから食べましょ。」

「ああ」そうして霊夢とイアは少し食事をすることにした。

食べていると、霊夢が口を開く。

「最近山の頂上の付近がなくなってたり、山の木が全部消えてたりと変なことが起きているのよね。とりあえず妖怪たちに聞いて回っているのだけど、全然わからなくって、イアも調べてくれない。」

「ああわかった。私も調べてみる。」

「ありがとう。」

食事を終えた後まイアは下町に聞きに行くことにした。20人くらいに話しかけたが誰も詳細については知らなかった。日が暮れ帰ろうとしているところに魔理沙と出会った。

「イアか、何してんだー」

「霊夢に頼まれて今起こっている異変の調査をしている。」

「そう霊夢も人使い荒いよなー、前なんか自分の依頼を私に押し付けてきて。」

魔理沙がプンスカ喋っているところに、一人のこの世界の服装では内服を着た人間がイアと魔理沙の前に現れた。

「異変を調べているようですね、なら調べる必要はありませんよ。私が犯人ですから」

その声は男だった。男が自分が身に着けていた服を脱ぎ、帽子を外した。

 男が指を弾く、男が上を見る。そこには島が現れていた、男がもう一度指を鳴らす。知らない場所にいた、そこには何もなかったただ地面があり、空がある。地面はどこかで終わっておりどこか小さいと感じる。男の後ろには、霊夢が倒れていた。

「お前は誰だ。」声に怒気が加わる。その問いに対し、男は待ってましたと言わんばかりに声を上げる。

「私は誰か。私はゼロ、いやここはワンとしておこうか。さあイア戦おうか。」

ワンと名乗った男が不敵に笑う、イアが刀を取り出す。

そうしてイアの初めての戦いが発生した。

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