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理不尽vs理不尽  作者: くらま
1.理不尽な魔法の、仕様を決めよう。
3/39

理不尽vs理不尽 03

「成功したら……?」

 ごっくん。バルナスが生唾を飲み込んだ。


「1発を1/20に分割して、連続で4発撃ちますから……。80連射……ですね?!」

 ごくっ。ジュールは、緊張している。




 2人は見つめ合い、自然に唇を重ねた。

「成功……するかなぁ?」

「どう……でしょう……」

 2人の瞳の奥には、ワクワク感と、同じぐらいの不安が宿っていた。




「ここまでは……。机上の空論。あとは……。大地母神(ニスシャ)様に……」

 バルナスの唇に、ジュールが右手の人差し指を当てた。


「バルナス様。いま大地母神(ニスシャ)様にお伺いするのは、不敬かと……」

「そ、それもそうだね……」

 バルナスは我に返ったらしい。ジュールに軽くキスをすると、身支度を整えるために、ゆっくりと起き上がった。


「身支度して食堂に行く前に、大地母神(ニスシャ)様にお伺いしようか」

「はいっ!!」

 元気な返事をしたジュールだったが……。


“この場に私(わたくし)以外の女性が来るのは……。たとえ大地母神(ニスシャ)様でも、嫌ですね”

 カワイイ独占欲を発揮していた。


“バルナス様の……無防備な艶姿を見るのは……私(わたくし)だけの、特権ですからっ!!”

 あれ? ヤンデレ……入ってる?! 




 バルナスとジュールは、身支度を整えた。ズボンとブーツを履き、半袖下着の上に、ジュールは鎧下を、バルナスは長袖の上着を羽織る。


「皮鎧は……朝食の後に装備します」

「えーっと……。神官衣だけは……着てくれる?」

 バルナスは、ジュールの胸元から視線をそらしながら言った。厚手の長袖の鎧下をジュールの豊かな胸が押し上げており、とても目に毒だ。


「はいっ!!」

 ジュールは七分袖の白色の神官衣を、鎧下の上に着た。ダブダブの神官衣が、ジュールの豊満な身体を隠していく。


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