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理不尽vs理不尽  作者: くらま
5.神様をお迎えしよう。
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理不尽vs理不尽 29

戦の神(ノドレイ)が大笑いした。

《さすが、オレの神殿だなっ!! 楽しすぎるぜっ!!》

「恐縮ですっ!!」

 ドラナが頭を下げた。




「いちばん面白いのは……。ドラナ姉さんだと思う……」

 バルナスの言葉は小声だったが、とてもよく響いた。聞いていた全員が、大きく頷いている。

「あん?」

 ドラナがバルナスを睨んだが、レイブンに強引に止められた。大きな肉の塊を、口の中に放り込まれたのだ。

「ドラナ。この肉、美味いだろ?」

「美味いなっ!! レイブン、あーん……だっ!!」

「あーんっ」

 肉食獣2匹は、戦の神(ノドレイ)を無視してイチャイチャしていた。



《ぶわっはっはっ……》

 戦の神(ノドレイ)が、腹を抱えて笑っていた。


《いいぞー。ばかっぷる!! もっとやれっ》

「ん? 他人(ひと)に見られながら、SEX(こづくり)する趣味は、無いぜ(ねぇぜ)?」

「れ、レイブンっ!! こ、SEX(こづくり)とか……言うんじゃねえっ!!」

 ごいんっ。ドラナの拳(パンチ)が、レイブンに炸裂した。レイブンは、ノーダメージだった。瞬間的に筋肉に力を入れたらしい。


「戦の神(ノドレイ)様。オレたちは無視して、話を進めて貰っていいかー?」

 レイブンの不敬極まりない言葉を、戦の神(ノドレイ)は笑って流した。


《それも、そうだなっ!!》

 きりり。一応、真面目な雰囲気を出している……つもりらしい。




《今回は、ゲストを2柱呼んである。まずは、左手側。大地母神(ニスシャ)っ!!》

 戦の神(ノドレイ)の言葉を受け、左手側の祭壇の中央が光った。光がおさまると……。半透明の人影が立っていた。ドレスを纏った優しそうな女性のようだが、姿かたちは不明瞭だった。


《私(わたくし)が、大地母神(ニスシャ)です。よろしくねーっ》

 大地母神(ニスシャ)が小さく右手を振った。


「うおおおー……」

「大地母神(ニスシャ)様、神々しいっ!!」

「ご降臨、感謝しますっ!!」

「感謝しますっ!!」


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