↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理不尽vs理不尽  作者: くらま
5.神様をお迎えしよう。
27/39

理不尽vs理不尽 27

5.神様をお迎えしよう。


 ご神体に、変化が現れた。


 最初は、戦の神(ノドレイ)のご神体が、光を放った。光がおさまると……。半透明の人影が立っていた。見上げんばかりの偉丈夫のようだが、姿かたちは不明瞭だった。

 地面に刺さったご神体の剣の柄を右手で握り、周囲を睥睨している。

《オレが戦の神(ノドレイ)だっ!!》

 神官戦士たちが、一斉に頭を下げた。


《頭、あげてくれっ!! 世紀の一戦を、見逃しちまうぞ!!》

「そうっすねっ!!」

「戦の神(ノドレイ)様。いかすぅっ!!」

「ヴァルハラに行ったら、戦の神(ノドレイ)様と戦えるって、ほんとですか?」

《ほんとだぜっ!!》

 その場は、大歓声に包まれた。




「ヴァルハラ?」

「始めて……聞きます」

 バルナスとジュールは、ぽかんとしていた。


「戦の神(ノドレイ)様の……神域の名前よ。昼間は、永遠の戦場。夜になったら、永遠の宴会場(・・・)……なんだって」

“しゅ、酒池肉林なんて……。恥ずかしくて、言えないわよっ!!”

 内心のバクバクを完全に隠したリリスの説明は、淀みなかった。

「勇気ある戦いを行って、死んだ戦士だけが、招かれる場所」


「不思議な……死生観だね」

「です……」

 バルナスとジュールは、顔を見合わせた。


「あたしには……。関係無いんだけど、ね」

“卑怯な振る舞いしか……してないものね”

 リリスは、遠くを見ていた。


「関係無い? それは、無いと思うけどね」

 バルナスが続けた。

「誰彼構わず……。全力で、煽り倒してるよね? 命をチップにするのは……やり過ぎだよ」

“ある意味での、勇者?”


「きっと、行けますよ」

 ジュールが続けた。

「リリスちゃん……。いつでも全力で周りの方を煽っていますから! 見ているこちらとしては、ハラハラしますが……」

“もう少し……命を大切にして欲しいです!”


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。