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鉄薫る世界にて  作者: キャバルリー
定例会議事録
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2012年 7月19日

2012年 7月19日 定例会議事録


フォスター「忙しいところ集まってもらえて幸いだ。さて、早速本題に入ろうか…シルヴァーニ家、例の件のあらましを」

シルヴァーニ「ん?あ、ああアレか。爆発事件を発端とした大規模な武器流出問題、そいつの実行犯は既にこちらが身柄を拘束し、こってりと絞らせてもらった」

日久「そちらのルールが破られた割りにえらく余裕ですね」

シルヴァーニ「流れちまったもんは仕方ねぇ。第一お前等も連中と取引を進めていたことは知ってる。そんなに武器を溜め込んでどうするつもりだかは知らないが」

ゼネリ「ギャング共も今は落ち着いているが、今度火がつけば一般市民を巻き込みかねん。我々ゼネリ家に属するギャングからは既にその類の武器は押収してあるが…」

清龍「こちらも現在どの程度無断で取引が行われたか調べている最中だ。我々とて小競り合いで無駄な被害は出したくないからな」

プレグレッフィ「皆さんも事態収拾に力を入れられているようですね。どうやら今回の件はこれ以上大事が起きそうにないですね」

シルヴァーニ「…チッ、あれだけの取引しといて何言いやがる。まぁいい、俺が少し尋ねたいのは…ルドマン家、そちらさんだ」

ルドマン「…分かっている。あれは下の者が独断で行った取引。しかるべき処置はとった、心配はいらん」

シルヴァーニ「全く、連中から取引のリスト押収した時はビックリしたぞ。一人で大戦争おっぱじめるつもりか?」

ルドマン「こちらも少々甘やかしすぎていた所もあった。本人も反省しているらしいし、あまり責めてやらないでくれ」

フォスター「フォスター家としては、今回の件が更に発展してしまう恐れを抱いていたが、どうやら杞憂に終わりそうだ」

プレグレッフィ「ああ、それで…SLIT社、でしたっけ?連中は最終的にどうしたんですか?」

シルヴァーニ「どうやら連中はCIAに目を付けられた武器商人らしくてな。あまり近くに置いておくと我々にまで捜査の手が及ぶ可能性があった」

日久「つまり…殺したと」

シルヴァーニ「いやいや、表向きは連中も一般市民だ。シルヴァーニ家だって無益な殺しはしない。連中は密入国船に押し込んでやった」

フォスター「密入国船だと?行き先は何処だ?」

シルヴァーニ「さぁな。東南アジアかどっかじゃないのか?」

ゼネリ「相変わらず適当な…それで良いのか」

シルヴァーニ「なーに、この街から消えてくれたら十分だ。さ、今回のこの件はこのぐらいでいいんじゃないか?」

フォスター「…それもそうだな。他の議題は…そうだ、カトレアのショッピングモールがそろそろオープンでは?」

ルドマン「予定では8月1日。代表者挨拶として私と市長他数人が出席予定だ」

日久「ルドマン家直々に挨拶、ですか」

ルドマン「フロントの会長としてだ、勘違いするな。とにかくその期間中カトレアは厳重体勢を敷くことになる」

プレグレッフィ「其処までしなくても、他のファミリーが襲撃するようなことはしないと思いますけど…」

ルドマン「一応マッシモ家の件が残っている、用心に越したことは無い」

フォスター「カトレアの開発は街の活性化、治安向上に重要だ。こちらも平穏が保てるよう尽力しよう。では、本日の定例会を終わるとしよう。気をつけて帰るように」

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