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33 西フランク王の結婚 ~~ルーアンの悲劇~~

開いて頂いてありがとうございました!

ルーアンに王女が到着したのは夕方だった。直ちに王の住まいに迎え入れられ、祝祭が始まった。


ロゴとクロティルドは、ルーアンの町のどこかに無理矢理馬車を突っ込んで従士に番をさせ、王邸に向かった。人ごみを掻き分けて王邸に入ると、まずは裏口に向かう。厨房では、女たちが忙しげに肉を焼いたり、豪華な料理を用意していた。女たちの中で、一か所だけ光り輝いているように見えるところがある。


「あのころも可愛い子だったけど、今は絶世の美女っていう噂ね。」クロティルドが言った。

「おう、そうだな。王の女じゃなきゃ、俺が貰って帰るところだ。」ロゴが思ったことを口に出す。

「悪かったわね、私で。」

ロゴは、しまったと思うが、同時に、まあいいかと思って、そのまま光っている方に歩いていく。粗末な衣服を着た若い女がしゃがんで芋の皮を剥いていた。


「フレデグンド、久しいな。ロゴだぜ。」

女が立ち上がった。

「ロゴ様、クロタール先王の従士頭、今はロワール河畔の大領主様、お久しゅうございます。」

何年も会っていない上、顔見知り程度の仲であったはずなのに、女は瞬時にロゴの顔と名前を思い出したようで、満面に笑みを湛えて愛想良く挨拶した。

「これが俺の妻、クロティルドだ。」

妻を紹介する。

「クロティルド様、わたし、フレデグンドと申します。このたびは遠路はるばる、王様のご結婚をお祝いにいらっしゃってありがとうございます! クロティルド様、お噂にたがわずとてもお綺麗な方ですね。」


「あら、あなたほどではありませんわ。私もクロタール王の近くにいたから、フレデグンド様、あなたのことも見覚えがあります。あのころもお綺麗だったけど、今は本当に美しい方。私たちの王様にも誠実にお仕えされていたと聞きますわ。その献身は必ず報われるでしょう。」

クロティルドも愛想良く挨拶する。


「そうだ、これは我が所領で採れたもの。手土産に持ってきたのだ。」

ロゴが大きな袋をフレデグンドに渡す。中には、美しい布、鍛えられた小刀、裁縫道具一式が入っており、袋の底にはソリドゥス金貨も10枚入っていた。


「あら、このようなもの、わたしのような卑しい下女には過分のものですわ。王様に全てお渡し下さいな。」

フレデグンドが遠慮する。


「ああ、その忠義なお気持ち、聞いていて実に気持ちのよい方だな。いやいや、王には別途差し上げるので、これはフレデグンド、あなたがお受け取り下さい。」


「ロゴ様、口が上手くおなりですね。奥様のお蔭かしら。」


フレデグンドが悪戯っぽく笑った。それだけで、あたりが明るくなったように思える。他の下女たちもフレデグンドの美しさに圧倒されているようで、手を止めて話していても誰も文句を言わないし、冷たい目でみたりしない。

なにしろフレデグンドは、王妃の座を追いやられても、文句ひとつ言わず、仕事もさぼらずに、誰もが嫌がる仕事を率先してやっているので、下女たちからも評判が良いのだ。


「いやいや、実はね、我が息子のテウデリクが、遠くからあなたを敬愛しているようで。今回も、しっかりとお渡しするようにと、何度も念押しされたのだ。」


「テウデリク様。」

フレデグンドが宙を見据える。ロゴの家族構成を思い出そうとしているのだ。

「確か、シアン様というお子様がおられたはず。」

「うん、犬っこのね。あれは、トゥールの修道院で修業しているんだ。テウは最近生まれた。」

「あら、おめでとうございます! きっと、ロゴ様とクロティルド様に似た、勇敢でお綺麗な方なのでしょう。」

フレデグンドが愛想を言う。


「いやいや、うん、まあ、男前だし強いぞ。」

そう言って、ロゴは袋をフレデグンドに押し付けた。


「では、あちらの方にも顔を出さないといかんからな。これで失礼するぜ。」

ロゴはそう言った。

クロティルドは、フレデグンドを抱きしめて、

「あなたのことは、なんだか妹のように思えるわ。」と耳元で囁いた。


・・・


「あそこまでする必要があるのかしら。」

クロティルドは戻りながら言った。

「分からんけど、テウがそうしろっていうもんね。」ロゴが首を傾げながら言った。


美貌のフレデグンドは、野心家でもある。野心を実現するだけの狡猾さもある。そのことをテウデリクは、色々な噂を総合して知っていたし、西ゴート王女ガルスウィンドではキルペリク王は決して満足しないことも分かっていたから、フレデグンドの復権も近いと読んでいたのだ。

こういうときに手を差し伸べておくことが重要なのだ。復権してからだと、媚びを売っていたと取られて、効果が激減する。今が取り入っておくチャンスだと判断したのだった。


「まあ、いいか、王に挨拶してこよう。」


西フランク王、欲しがり屋のキルペリクは、人に囲まれて機嫌良く笑っていた。一世一代の晴れの場である。ロゴは押しのけて進んでいく。先王の従士頭だから、人を押しのけるのは得意なのだ。


「おや、ゴデギセルス殿。」

ロゴが立ち止まった。

「おや、えっと」

相手はロゴに見覚えがあるものの、名前が出てこないらしい。


「ロゴだ。クロタール王の従士頭をしていた。」

「ああ、あの。」

ゴデギセルスは思い出したようで軽く会釈した。

東フランク王シギベルトの宮宰である。宮宰は、王の権限をほとんど全て代行し、後にはカロリング王朝に繋がることになる地位であるが、この時代は、まだそのような権力は持ち合わせていない。王の官房において細かい雑務を処理していくのが主な仕事である。ガルスウィンドの妹、ブルンヒルド王女をシギベルト王の花嫁に迎えるため、西ゴート王国のトレドに派遣されていたのもこの男である。

今回は、おそらく兄王の名代として祝いに来たのであろう。ヒスパニア一の美女と歌われたブルンヒルドと比べてガルスウィンドをどう見たか聞きたいところだが、それはこの場では適切な話題ではないだろう。


「シギベルト王はお元気ですかな。」

「ええ、お蔭様で元気ですぞ。ロゴ殿は今はキルペリク王の下におられるのかな。」

「ええ、領地を貰いましたので、今はロワール河畔にいますが、今回はお招きいただきましたので。」

「おお、それは重畳。」


簡単に挨拶して別れた。王の取り巻きを割って挨拶する。


「キルペリク王、元従士頭のロゴでございます。」

キルペリク王は、顔を綻ばせた。

「ロゴか。久しいな。今回はお祝いに駆けつけてくれたのだな。そういえばさっきもガルスウィンドから名前を聞いた。随行もしてくれたということで、予は嬉しい限りだ。」

「お言葉、ありがとうございます。」


「これで、予も兄王に負けず、威厳のある宮廷生活を送ることができるというものだ。」

キルペリク王は大声で笑って、横に立っていたガルスウィンドを乱暴に抱き寄せた。

ガルスウィンドは、嫌悪感を押し隠しながら、ロゴに優しく語りかけた。


「ロゴ様ですね。警備の件、本当にありがとうございました。私の旅の道中、多くの勇士様たちに守られて幸せでした。これでいつ死んでも悔いはございませんわ。」


いきなりの不吉な言葉にびっくりはしたが、キルペリク王は聞いていないようだった。


「ガリアの地は如何でしたか?」

クロティルドがとりなすように質問した。


「残念ながら、ローマの文化が破壊されつくしていますわね。」

そう答えてガルスウィンドは悲しげに微笑んだ。

「トゥールのグレゴリウス大司教様からもお聞きしたのですが、聖教の教会も貧しくて、毎日乏しい喜捨でやりくりしているとのこと。都市では正義が行われず、大貴族や封臣たち、人民は王の権威に服していないとのこと。」


キルペリク王が表情を険しくした。

「大司教グレゴリウス殿がそのようなことを申しておられたのか。教会が貧乏だなどと、予は初めて聞いたぞ。ガリアの地で集められる税金の大部分は教会に納められておる。それに王の権威が行きわたらぬのは、教会があれこれと口出しするからだ。」


「いずれにせよ、このロゴ、王の権威には何があっても服従する所存、教会が何と言おうと、フランクは王の下で闘うのが仕事でござるからな!」

そういって、ロゴは大声で笑った。

周りで聞いていた者も、わっはっはと笑った。この陽気さ、王への単純な忠誠心がフランクの強さの根源なのだ。


王の下から離れて、手近な食卓に行って、適当に食べ物を齧りながら、ロゴはクロティルドに言った。


「テウは正しかったな。あれが王妃では、欲しがり屋のキルペリク王は満足しないだろう。物事の捉え方が違いすぎるし、ガルスウィンドの方も、王を軽蔑しているから、王も王妃を嫌うようになるだろう。おそかれ早かれ、フレデグンドは復権する。」


「そうね。フレデグンドとガルスウィンド、並べたら残酷なことになるでしょうね。ガルスウィンドは美しくもないし、快活でもない。頭も悪いわ。言葉遣いが丁寧で、誰に対しても優しいけど、でも心がこもっていない。私たちのことを蛮族だと思っているのね。そして、ガルスウィンドには、王に対する好意がないわ。フレデグンドは少なくともキルペリク様のことを大切に思っているもの。それにフレデグンドの方が若いわ。」


愛情があるのかどうかは分からないが、それでもフレデグンドは、キルペリク王に対する奉仕の気持ちが強くあった。クロティルドが見たところ、フレデグンドのキルペリク王に対する忠義の気持ちには、多分に打算に基づくところがあるのだが、それでも誠意を篭めて仕えるよう努める姿勢があった。


「勝負にならんな。食うものだけ食って帰ろう。」

ロゴは言い捨てて、肉に手を伸ばした。


・・・


数か月後、ガルスウィンドは、一人で就寝中に何者かに扼殺されることになる。キルペリク王がそのときどこで寝ていたのかは、歴史上明らかにされていないが、ガルスウィンドの死から数日後、フレデグンドは王妃の座に帰り咲いたのだった。



 ○ ○ ○ ○ ○



ヒューゴは悩んでいた。

(この修道院は飯も貧しいし、自分を鍛える時間も自由もない。とっとと出ていくべきだろうか。)


テウデリクと会った夜、「俺のところに来いよ。」と言われたのだが、「おいおい、俺のことを誰だと思ってるんだ。俺は俺でしっかり修業して、即戦力になってからお前のところに行くぜ。これから立派になるから育てて下さい、なんて恥ずかしくて言えるわけないだろ?」と言って断ったのだ。


飯がまずいのは構わない。しかし、この栄養価ぎりぎりの食事だと、大人になってからまともに戦える身体にはならないだろう。

時間もない。雑用に追われる毎日だ。


(もっとも、グレゴリウスの書庫だけは価値がある。)

貴重な書物が積まれているのだ。

神聖魔法初級編全10巻だけでも価値があるのだが、中級編、上級編も揃っていて、じっくりと読みたいのだ。

その他にも、「ローマ帝国全地誌」とか、「ユスティニアヌス法大全」だとか、なかなかの蔵書っぷりなのだ。


(グレゴリウスのへそくりと一緒に本を全部盗んで逃げるかな。)

それでもいいのだが、3歳児が書物類を山のように担いで大金を持ち、町をうろついていると、絶対にまずいことになる。やはり修道院の使い走りという地位は必要なのだ。


(商人と話を付けるか。)

共通言語がある。だから商人とは取引が可能だ。

しかし、信用できる商人がいるだろうか。

下手に動いて官憲に突き出されたら厄介なことになる。


そう考えながらも、手早く雑用を片付けて食卓に向かった。そろそろ夕食の時間なのだ。


給仕当番から、薄い粥と堅いパンを受け取り、大きなテーブルに近づいて適当な椅子に座る。

食事中の当番僧が、聖句を読んだりしている。今日は、グレゴリウスの説教から、重要な警句を抜きだした説教集を読み上げている。


「神ハ、コノがりあノ地ニ、厳シイ試練ヲオ与エニナラレタ。我々ハ、ソノ試練ニ感謝シ、耐エ忍ビ、イツノ日カ到来スル平和ナ日々ヲ迎エル準備ヲシナケレバナラナイ。」


なお、ガリアの地では、大きな戦争は起きていない。アクィターニアとブルグンドがクローヴィスとその子らによって征服された後は、フランクの支配下において一応は平和が日々が続いている。


「神ハ、人ノ上ニ人ヲ作ラズ、全テノ人ヲ等シク作ラレタ」


なるほど、これは立派な言葉だ。


そう思いながら、パンを粥に付けて柔らかくする。粥は薄いが、熱く煮られているから、パンを漬けて食べると、そこそこ悪くない。


「おい、俺の粥とパンを取ってこい。俺のだと給仕に言って、多く入れさせろ。」

突然椅子を蹴られて、驚いて顔を上げると、10歳くらいの少年が横に立っていた。


(ウィンパクスとかいう奴だったか。)

グレゴリウスの従弟の息子に当たるはずだった。今はヒューゴと同じ使い走りだが、近いうちに見習い僧になる予定だった。

腹の立つことに、個室房を与えられていて、暖炉まで設置されている。それだけでなく、あれこれと雑用を頭ごなしに言いつけてくるのだが、今まではヒューゴは、まあそんなものだと思って従順に動いていたのだ。


(むかつくな。)

ヒューゴは無視して食い続けた。

「おいっ、聞こえているのか!!」

ウィンパクスは怒鳴り声を上げた。周りの見習い僧や使い走りたちも注目してきているが、ヒューゴは無視を続ける。


「ぶっ殺してやる!!」

ウィンパクスは突然叫んだかと思うと、ヒューゴの髪の毛を掴んで粥の中に突っ込んだ。

ウィンパクスの取り巻きたちが、ヒヒヒッと耳障りな笑い声を上げた。


ヒューゴはウィンパクスと目を合わさずに静かに椅子から降りた。

ゆっくりと歩いてウィンパクスの脇に回ると、くるりと向きを変えてウィンパクスの膝の裏を蹴りつけた。


「うわっ」ウィンパクスが声を上げて仰向けに倒れた。尻もちをついて、信じられない、といった表情で天井を見る。

ヒューゴは椅子を持ち上げてウィンパクスの顔の真上に置き、その椅子に乗る。足の裏を、バンッとウィンパクスの耳の横の床に打ち付けた。


「二度と俺にそんな口を利くな。次は殺すぞ。」

ウィンパクスが驚愕した表情でヒューゴの顔を見ると、見る間に顔を歪めて泣き始めた。


「おっ、俺を、誰だから知っているんだろうなっ、俺、おれは、大司教グレゴリウス様の、甥なんだぞ、お前なんかとは身分が全然、違う、ひっく、ん、だからっ、ひっく、な。うぇーん! うわーん!! ぎゃあぁぁ!!」


その後、ヒューゴは、見習い僧に散々に殴られた。見習い僧もウィンパクスの機嫌をとらなければならないのだ。

血まみれになったところで、修道僧が呼びに来て、大司教の執務室に入った。


「ヒューゴよ、人を殴るのは野蛮な行為であって、神はそのようなことは許さぬぞ。」

グレゴリウスは悲しげにヒューゴを見て言った。ヒューゴの顔は明らかな打擲の後があったし、出血もしていたが、それについては言及がなかった。


「殴られたのは私です。私は、ウィンパクスにいきなり暴力を振るわれたため、軽くウィンパクスの膝の裏を蹴っただけで、それからは暴行はしていません。」

ヒューゴはグレゴリウスの顔を見つめて言った。


「私が聞いた話とは全然違うな。いきなりウィンパクスに殴りかかったと聞いている。」

「それは事実とは違います。」


「多くの者がそのように言っているのだ。ウィンパクスも突然殴られたと言っておる。」

「ウィンパクスは当事者ですが、私より信用できるとおっしゃるのですか?」

ヒューゴが反問した。

「ウィンパクスについては、私は今までに悪い噂を聞いたことがなかったからの。」

「私についてはどうですか。」

「ふむ。ヒューゴ、お前については今まで悪い話を聞いたことがなかったが、今回、他の者に聞いてみれば、悪い話ばかりじゃ。」

ヒューゴは黙った。この阿呆には何を言っても無駄だろう。


「お前には反省の気持ちもないようじゃ。これより3日間、自室から出ることを禁ずる。食事の量を半分に減らす。分かったかな。」


ヒューゴは再度、大司教の顔を見た。

「分かりました。それが神のご意志だというのであれば、それに従いましょう。」


「もちろんだとも。それが神のご意志である。」


(これは化け物だな。神のことを考えすぎて、却って善悪の判断が分からなくなってしまっている。偽善に偽善を塗り固め、自分を偽って、身内を庇い、神の道を歪曲して進んでいることから目を逸らし続けて、自分と神との区別がつかなくなっているのであろう。)


ヒューゴが大司教の執務室から出たところで、ウィンパクスに捕まった。

「おい、ヒューゴと言ったな。今度から、俺がメシ取ってこいと言ったら、すぐに走っていくんだぞ。そうでないと、今度こそぶっ殺してやるからな!」

そう言ってウィンパクスはヒューゴの顔を思い切り殴った。ヒューゴの頭がグレゴリウスの執務室のドアにぶつかってゴツンという音を立てたが、執務室からは反応がなかった。


(聞こえてんだろ、グレゴリウスさんよ、お前の言う神様とやらが、どんなにご立派なものか、よく分かったぜ。)


ヒューゴは腹を決めた。しばらくは修道院でいい子にしていようかとも思っていたが、ここでは自分をまともな戦国武将に鍛え上げることはできないだろう。


問題は、この鬱憤をどう晴らして出ていくか、だ。

ご一読ありがとうございます。今日は日曜日なので、夕方にもう一話投稿できると思います。

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