だから言ったのに....
それからというものの私たちは会議をしていた。
私とフラン、さとり、こいし、そして彼と一緒に
今日話す内容はもちろん
「古井想。やつはかなりの強敵だったわ。今日は次に接敵した時のために対策を取ることにするわ」
「そうね。理にかなってる。一瞬しか見れなかったけど、かなりのオーラだった。」
「だからこそ、みんなの能力の詳細を改めて確認しておきたいのだけれど、いいわよね」
「いいよーお姉様」
「レミリアさんの能力結構難しいもんね」
私は一旦静寂を保って、
「それじゃあ私からね。私の能力は『運命を破壊する程度の能力』よ。詳細としては、迫り来る運命を破壊して違う運命にするってことかしらね」
この能力もなかなか使い勝手が難しいのが難点なのよね。
「それじゃあ次私!!私の能力は『破壊を扱う程度の能力』。手で触れたものをキュッとしてドカン!!ってできる!」
「いかにもフランちゃんらしいね笑」
「次は私ね。私の能力は『人の心に干渉する程度の能力』。できることは相手の心を読んだり、心情、心境を操ることかしらね」
「私の能力は『あらゆることやものを制限する程度の能力』だよ〜できることは行動制限、心の制限、感情の制限とか他にも色々できるよ〜」
よし!
「と言うことで最後!あなたよ」
「俺の能力?秘密ってことで」
「ちょっとふざけないで教えなさいよ。いざとなった時のためにも…」
「いざとなった時が来たら、そん時に教えてくれる。俺の能力はあんま万能じゃないんでな」
と割り込まれてしまった。
「はぁぁ……」
何を言っても無駄だと思った私はため息をつき
「わかったわ、そのときは必ず教えなさいね」
ニヤッと笑うそいつをぶん殴りたくなったが今は放置ね。
「それじゃあ、古井想への対策なのだけれど、何か案ある人いる?」
と私が問うと、少し沈黙ができて声を上げたのは、
「じゃあこんな策はどう?」
さとりだった。
「まずこいしが行動制限をかけてやつの地面を破壊させ、レミリアが『奴が逃げられる』という運命を破壊して、とらえるというのは?」
「おぉ」
一同感心した。さすがブライトの知能的な役のさとりなわけなのだが。
「さすが!お姉ちゃん!」
「じゃあその択で行きましょう!」
てな感じで他にも話し合いを一通りし会議は終了を迎えた。
そうして数時間後、
寮に戻ってきた。
ブライトに加入しているものには寮が与えられる。
私の寮には私、フラン、そしてメイドと親友が住んでいた。
そして、この男は今日から私たちの寮に住み込むこととなる。ていうかさっき私が決めた。
「ここが私たちの寮の紅魔館よ」
「寮なのに館なのか…..」
『細かいことは気にしない!」
「ところでこいしとさとりは?」
「あの二人は地霊殿という別の寮に住んでいるわ」
「そうなのか」
「ということで、今日からあなたも紅魔館の一員ね」
「は?俺がここに?」
「当たり前じゃない」
「まじかよ」
相当顔が引きつっている彼を見て苦笑して、
「嬉しいでしょう?こんな美人な高校生と同じ空間に入れて」
「いやちっとも」
即答する彼に少し目を細めながらガン見するも顔をそらしてこちらを向いてくれなかった。
「だと思った」
と声をこぼす。
「ねぇ」
「ん?」
「ありがとう」
「どうしたんだ急に?」
「いや前に助けてもらったし!感謝くらいしても良いでしょ!!」
「そうだったか?あんまり記憶に….」
その瞬間、その刃物が飛来してきて……




