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流刑の覇王  作者: 卯月よひら
第二章 賢王リアムの話
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登場人物・地名~賢王リアム 傭兵少年編~※ネタバレ注意

◯舞台はハイドランジア大陸南のアナベル地方。



◯この話の主人公 リアム・アルク


 ハイドランジア暦ニ九九九年頃誕生。ランバート王国首都リューリッシュで生まれ、プラット村という貧しいコーヒー農村で育つ。

 幼い頃に両親が他界し、母方の遠い親戚に育てられる。養父母から愛情をもらえず、つらい日々の中で物語光の王に心を惹かれていた。学校に通えずかなりの世間知らず。

 始祖と呼ばれるルドや神帝と呼ばれるアニバルの生まれ変わり。蒼い目に金髪のくせっ毛。水の使い手。

 


○シャルル・アルク


 リアムの父親で傭兵。ランバート王国とデスペハード帝国の戦争で死ぬ。ランバート王国を救った英雄となり、蒼い目の水の使い手ということから、帝国ではシャルルが始祖ではないかという考えた人もいた。


○ナトン


 リアムの養父。コーヒー農家だが、安く買い叩かれて生活は貧しい。


○スザンヌ


 リアムの養母。息子ダヴィドを可愛がり、リアムにつらくあたる。


○ダヴィド


 ナトンとスザンヌの息子。両親がリアムへの扱いを見て、リアムを馬鹿にするようになった。


○マロおじいさん


 子どもたちに昔話をするプラット村のおじいさん。リアムは時間があればおじさんのところに行って物語を聞いていた。



○エドガール・ロシュ


 リアムはエドおじちゃんと呼んでいるが、昔貴族だった。ランバートが負けると見て、帝国に話をつけて戦争を終わらせたが、当時のランバート王の怒りを買い、身分を剥奪される。幼いリアムを連れてプラット村に来た。

 剣の腕はいいのだが、料理など家事全般は壊滅的である。


○カジミール・ロシュ


 エドガールの息子。幼い頃は父親を尊敬していたが、周囲からの軽蔑を受けてわだかまりを抱えている。

 父親に対しては素直になれないようだが、ランバート王がジョゼフィーヌを殺すように命令したときに、彼女を庇うなど騎士道を大切にしているらしい。


○フー


 魔鳥の火の鳥、アナベルの言い方ではオワゾ・デ・フウ。親鳥が縄張り争いをし深手を負ったところに、リアムと遭遇する。雛だったフーをリアムが育てた。

 人語を操る。自分のことを人間だと思っているらしい。



○クレマン・カレ


 伯父のもとで修行中の商人。買付の帰りにリアムと出会う。優しい性格で、伯父の影響を強く受けている。

 ルーカニバルという魔物に襲われて殺される。


○ニノン・カレ


 クレマンの妻。リアムの初恋の人?クレマンと出会う前は奴隷のような生活をしていたらしい。クレマンと娘のモニクが魔物に殺されて、生きる希望がなくなり自殺した。


○マリアス・カレ


 クレマンの伯父でカレ商会の会長。一代で会社を大きくした凄腕の商人だが、困っている人がいると助けてしまうお人好しでもある。

 クレマンがリアムのことを気にかけていたことを知り、リアムによくしてくれる。趣味は銃の作製だが、色々とこだわりがある模様。


○クレマンが雇っていた中年傭兵。三人とも魔物に襲われて死ぬ。


・セザールまたは長剣のセザール

 銃社会で剣を使う珍しい傭兵。


・マルタン


・エルヴェ




○デジレ


 リアムがリューリッシュで初めて会った傭兵。帝国との戦争で死ぬ。



○ガレオ・バルボー


 リアムの父シャルルと戦友。後輩の面倒見もよく、多くの傭兵から好かれている。リアムのことを可愛がっている。



○アルマン・デュポン


 男性だが、心は女性という地球でいう性同一性障害者だと思われる。ハイドランジアではまだ認知度が低いようだ。

 後輩の面倒見はいいが、年下の男性が好きで、気に入った人に女の気配があると嫉妬する。今はリアムがお気に入りらしい。


○バヤール・アヌイ


 デスペハード帝国人の父を持ち、エルスター地方の言葉も話せる。少々お調子者で、口が軽く声が大きい。魔法具を自慢したことで盗まれそうになる。

 


○ジョゼフ


 帝国人だが、ランバートに潜入して傭兵として、シャルルが帝国の始祖の転生者かどうか調査していた。本名かは不明。

 調査員の仕事を辞めて、リアムと共にシランスへ向かった。

 シエロ教徒。



○レオ


 ヴァリエンテ王国出身。バイクにまたがり様々な場所で傭兵をしている。先人切って敵陣に乗り込むこともある。人懐こい性格。

 

○老戦士


 ガレオの師匠で、妻を亡くし戦場で死に場を求めたが、生き残った。


○ジョゼフィーヌ


 リューリッシュで母親と二人で暮らしていたが、病で母親が亡くなる。お金がなく、夜の街で働こうとウロウロしているときにリアムに声をかけられる。

 思い切りのいい性格。リアムの恋人。



◯◯ランバート王国と貴族◯◯


○首都リューリッシュ


○建国時の王 ポール・アルク


○建国 ニ八一九年


○現王 ピエール・ランバート・アルク

 王は国家であるという絶対王政的思想を受けて育つ。リアムに首輪をつけて言うことを聞くように仕向けたが、逆にリアムに退位を迫られてしまった。


○宰相 テオ・ルグラン


 お話には名前は出ていなかったが、テオ・ルグランというらしい。

 真面目な性格のようで、わがままな王に代わって執務を行っている。リアムの軽度な精神系魔法を受けるほど、ワーカーホリックで過労死寸前のようだ。


○将軍


 ピエール王とは、いとこにあたる。王位継承権を持つ男子があまりいなかったことで大切に育てられ、わがままな性格となる。部下が自殺するほどパワハラをしていたらしい。若い兵士に暗殺される。

 

○軍曹


 リアムが逃走時に捜索員として首輪のリモコンを渡された。将軍のように他者を痛めつけて楽しむ趣味があるようだ。リアムに殺される。


○ヒューゴ・シランス


 シランス領の領主。穏やかな性格で、ランバートと帝国の間に挟まれる苦労人でもある。

 傭兵のシャルルやガレオ、アルマンを可愛がっていた。


・シランスの森


 凶暴な魔物の住む森は、獣も鳥も静かにしているから静寂という意味のシランスという名がついた。


○アダン・アルク


 リアムの祖父で、アルク家の当主でありコードドールの領主。小麦の一大産地で裕福である。頑固で自由奔放なリアムの父シャルルと気が合わなかったらしい。だが、シャルルが戦争で死ぬと小麦畑を燃やして王家に抗議するなど、過激なところを持つ。

 

○オリヴィア・アルク


 リアムの祖母。夫を気遣い、リアムに会いたくとも会いに行けなかった。


○ティモテ・アルク


 シャルルの弟。アルク家の跡取りのはずだが…。


○カミーユ・アルク


 シャルルの妹でティモテの姉。アルク一家の中で一番口達者のようだ。




○○デスペハード帝国○○


○皇帝 エリシア・ルークススペース・デスペハード


 リアムいわく、若作りしているおばちゃん。アナベルとレナータの言葉も話せる。


○カリナ・ルークススペース・デスペハード


 皇帝エリシアの娘。水の使い手で、幼い頃から始祖の転生者と周囲から期待されていた。女性であるが、男性を装いカルロスと名乗って軍に所属していた。アナベルの言葉はわからない。


○ウーノ


 ルドの時代より皇帝とルドの転生者を守る一族の長。皇帝直属護衛庁のトップも務める。



○ネバダ・エクトル・フェゴ・デスペハード


 南の選定侯にてガルシア州の知事。ランバートでは領主と呼ばれることが多い。エクトルの子孫。


○イサーク・フェゴ・デスペハード


 ネバダの三男。リアムが助けてくれると信じて、屋敷を破壊した後、地下の脱出通路に残った。



○ヴァリエンテ王国


○国王ゾリグ


 国王は代々ゾリグと名乗る。リアムに会いたいがため、国からわざわざシランス領まで来た。



○○魔法具○○


○魔法具のコア


 帝国が作った人工の魔石。またはそれを使った魔法具。地球でいう電池や半導体のような存在で、生活になくてはならないものである。

 コアのすべては帝国の王宮にあるユビキタスに繋がっており、リアムのみ他の人のコアを止めたり動かしたりできる。

 ユビキタスは水神王アニバルの話参照。




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