17話 幸せになれる場所を探して
ジョゼフィーヌは家に帰るとお母さんにたくさん謝ったよ。自分を責めていたから、リアムは言ったんだ。
「約束覚えてる?自分を責めないって。ずっと謝られてもお母さんが困っているよ。
そうだ。マットレスを早く洗おう。染みになっちゃうよ」
「そうね」
ジョゼフィーヌはお母さんのパジャマとシーツを洗っているうちに、リアムは汚れたマットレスを魔法で綺麗にしたよ。
「魔法ってそんなことできるのね!」
ジョゼフィーヌは魔力はあるらしいけれど、魔法の勉強をしていなかったみたい。
女の人に目をキラキラされて褒められるのは、リアムも気分はとてもよかったよ。
夕暮れになっていたから、そろそろ出ないとアルマンとの待ち合わせの時間に遅れてしまうよ。夕飯を一緒に食べようって約束していたんだ。
「明日来るよ」
「うん、待ってる。大通りまでの道わかる?」
「大丈夫!ありがとう」
「こちらこそ、ありがとう」
ジョゼフィーヌはリアムを見えなくなるまで、見送ったよ。
リアムはいいことしたなとニヤニヤしていたら、帽子を目深に被った人が横の道から飛び出てきたんだ。
避けると足が張りついたように動かなくなって、地面を見ると両足に蔦のようなものが絡まっていたんだ。
「手荒な真似をして申し訳ございません。どうか我々と共にデスペハード帝国に来ていただけませんか?」
リアムは振り向くと背後に五人、そして前に五人に囲まれてしまったんだ。
「何を言ってるの?あなたたちは何?」
「我々はシエロ教の信者であります。始祖の転生者らしき人物が現れたと聞き、お迎えに来たのです」
「は?始祖の転生?人違いだよ」
「水魔法が使え、前世の記憶がある。それでも十分、デスペハード帝国に来ていただく理由でございます」
「…お迎えと言う割りには手荒じゃない?俺を拉致する気?」
「申し訳ございません。貴方様の父君が、我々の手を何度も拒んでおられていたので」
「親父も?始祖っていう人の生まれ変わりかもしれないって帝国は考えたって聞いたことあるけど」
話ながらどうやって切り抜けようかと考えていたんだ。銃や剣では傷つけてしまう。
ピィーと甲高い耳鳴りがして、リアムは思わず耳を塞いだよ。
めまいがして、目が回りそうになるとぼんやりと脳裏に光景が浮かんできたんだ。
自分を見つめる眼、眼、眼、眼!
その眼は恐怖を浮かべていたんだ。
『やめろ…。そんな眼で見るな!』
自分の口から知らない言葉が飛び出して、リアムはハッとなったよ。
グッショリと汗をかいていたんだ。
「何をご覧になられたのですか?何を話されたかわかりますか?」
「…俺に何をしたの?」
「記憶を掘り起こす魔法です。発せられた言葉はレナータの言葉です。そしてとても古い」
「記憶を掘り起こす?お前らまた俺にかけたな。それはやるなって…?」
リアムは記憶を掘り起こす魔法なんてかかったことないから、あれって思ったよ。
一人がリアムの前に進み出て頭を深々と下げたんだ。
「神帝陛下に魔法をかけたことがあったと記録がございます。またとは、そのときのことでしょう。
もっと思い出したくありませんか?我々と共に来てくだされ」
「始祖の転生候補者リアム様、お願い申し上げます」
十人が頭を下げて懇願してきたよ。
リアムはとても恐くなったんだ。足を何度も上げようとしたけれど、びくともしないよ。
「いやだ。俺は行かない。足の魔法を解除して!」
「致しません。このままでは貴方様は傭兵として出兵される。父君の二の舞になってしまう」
「放せよ!俺はランバート民だ。帝国なんて行かない!」
「始祖!」
「俺は始祖じゃない!」
リアムは誰も傷つかない方法をひらめいて、すぐに魔法を放ったんだ。誘拐犯たちはバタバタと倒れて足を抑えたよ。
「この魔法は始祖の…」
リアムは誘拐犯たちの呟きは聞こえていなくて、草をブチブチナイフで切っていたよ。
「くそ!早く」
指輪がキラリと光るのを見て、あっと思い出したよ。
「土魔法使えるじゃないか」
リアムは蔦を消して、走ってその場から逃げたよ。
恐怖で足がもつれながらも必死に逃げたんだ。
人通りがある道が見えて安心したのか、つまずいて転んでしまったよ。
「早く逃げないと」
「リアムか?」
聞き覚えのある声にリアムは涙が浮かんだよ。
「ジョゼフ…」
長いバケットを手に持って、ジョゼフが立っていたよ。
「どうしたんだ?変なやつに絡まれたか?」
「うん、とびきり変な人たちに絡まれた…」
「立てるか?」
リアムはジョゼフの手を借りて立ち上がると、誘拐犯たちが追ってきたよ。
「あいつらか?」
「うん」
ジョゼフはリアムにバケットを押し付けて、銃を出したよ。乱射したから、リアムは中っちゃうとハラハラしていたよ。でも誰にも中ってはいなかったみたい。
「これ以上近づけば本気で撃つ!」
誘拐犯たちは舌打ちをして、散り散り逃げていったよ。
「なんなんだ、あいつら」
「知らない。俺のことを始祖…転生候補者?だとか言って連れていこうとしたんだ。変な魔法もかけられて」
ジョゼフはピクリと手元を震わせてから、リアムを見たよ。
「始祖?帝国の連中か。魔法ってなんだ?呪詛ではないだろうな?」
「記憶を掘り起こすとかいってて。気持ち悪い」
リアムの顔は真っ青だったんだ。
「我慢しないで吐け」
「大丈夫。あの人たち、親父も声かけたみたいなことを言ってた。シエロ教?だとか」
「シエロ教の聖職者かもしれない。始祖を各地で探しているって聞いたことある。リアム、とりあえず、休めるところを探そう。酷い顔だ」
「アル姐さんと夕飯の約束してて…」
「そうだったな。アル姐の家に行くか。まだ家にいるかもしれない」
リアムはジョゼフと一緒にアルマンの家に行ったよ。
「あら、ジョゼフちゃん。リアムちゃんも…どうしたの?」
玄関を開けたアルマンは顔が真っ青なリアムに驚いたよ。家に上げてもらうと、リアムはソファーに座ったら楽になったんだ。
「シエロ教の信者が?ああ、シャルルさんにつきまとっていたことあったわね。あたしも二回くらい会ったわ。二人で伸してから、逃げてたけどね。
その人たちがリアムちゃんを?」
「魔法をかけられたらしい。リアムの防御魔法具は防げなかったのか?」
ジョゼフィーヌに貸したままだったのを忘れてたよ。
「あ…。その…」
アルマンもリアムが魔法具をしてないのに気づいたよ。
「もしかして、その人たちに壊されちゃった?」
「いや、違う。今日、街を歩いてたら女の人が男につきまとわれてて、助けようとしたら男が銃を持っていたから咄嗟に貸して。
返してもらうの忘れてた。家まで送ってあげたから、住んでるところ知ってるんだ。明日取りに行く」
「女の人…?」
アルマンは凄んだから、リアムはなくしたわけじゃないと言い訳しはじめて、ジョゼフは噛み合ってないと笑っていたよ。
「アル姐。今はリアムが助けた人のことはどうでいいでしょ。シエロ教の人たちが、これからリアムに付きまとうって考えていい?」
「可能性はあるわね。街を歩くときは人通りの多いところを歩くようにするのよ!
今日はあたしのおうちでごはんにしましょう。今から作るからちょっと待ってなさい。ジョゼフは?」
「まだ」
「よかったらどう?」
「いいの?じゃあ、このバケット食べよう」
アルマンはちょうどバケットなかったのよと、あれこれメニューを考えていたよ。
「手伝うよ」
「リアムちゃんは休んでて。疲れたでしょう?」
「疲れたけど、なんかしてたいんだ。魔法かけられたときに変な記憶を思い出して…」
「記憶?」
リアムは右手で左腕をぎゅっと握ったよ。
「多くの人の俺を見る眼が恐怖に怯えていて…。俺の記憶ではないのは間違いない。記憶の中で人が着ていた服も見たことないし。
この記憶は誰のものなんだろう」
「思い出したくない?」
「うん。嫌なことな気がするし」
「そっか。じゃあ忘れましょう。まだ暑いけどスープにしましょう。鶏肉もあったと思うし、香草焼きにして。
お酒は…。あら、なかったわ」
ジョゼフが買ってきてくれることになったよ。
ついでにジョゼフの家に置きっぱなしのリアムの服やバッグも持ってきてくれたんだ。
「ありがとう、ジョゼフ。取りに行こうと思ってたんだ」
「リアムは外に出ない方がいいぜ。見張ってる奴がいたから、手当たり次第伸したが、まだいるだろう」
「伸したの…?」
「え?いいんだろう?伸して」
アルマンからシャルルと伸したと聞いたからね。
「大人しそうに見えて、ジョゼフちゃんは戦闘狂だからね」
「俺は狂ってない。変なことリアムに吹き込まないでくれる?アル姐」
「あたしは基礎情報を話しただけよ。さあ、料理できたから食べましょう」
テーブルに並んだ料理の数々を見てジョゼフは驚いたよ。
「全部アル姐が作ったの?」
「リアムちゃんとよ。料理できるとは聞いてたけれど、ちょっとしたお惣菜からオーブン使う料理まで知っててびっくりしちゃった。お陰で色々シュミレーションできたわ」
ふふとリアムにウィンクしたよ。
「シュミレーション?」
「結婚の」
「結婚?誰と?」
「アル姐。リアムはかなり疎いみたいだぜ」
三人で夕飯を食べ終わると、ジョゼフは帰ったよ。
「リアムちゃん、一緒にお風呂入りましょう」
「え、一人で大丈夫だよ?」
残念とアルマンは言ってから、お風呂を沸かしてくれたよ。
「リアムちゃんはお風呂入る派?」
「汗かいたときはシャワー浴びたりしたけど。ほとんど魔法ですませちゃうかな」
「水属性だもんね」
アルマンは綺麗好きみたいで、お風呂はほぼ毎日入るし、部屋が片ついていたよ。
「リアムちゃん、一緒に寝ましょう」
「え、いいよ。子どもじゃないし」
アルマンはまた振られちゃったね。
リアムはベッドで、アルマンはソファーで寝ることになったよ。
「アル姐さんはいつから傭兵やってるの?」
「十六からよ。家族とも周りともうまくいかないから、一人で生きていける道を探してって感じ。リューリッシュの組合の前でうろうろしていたところを、シャルルさんとガレオが声をかけてくれたの。それから色々教えてもらってね」
「家族と仲良くなかったの?」
「あたし、こんなじゃない?男らしくないっていつも怒られてね。あたしがおかしいのかと思って、男の子っぽい服着たり話し方したりしたんだけど、しっくりこなくて。
女々しいからいけないんだって、心を鍛えようとして身体も鍛えたら、はまっちゃって!筋肉って鍛えたら鍛えるだけ応えてくれるというか。
自分の身体嫌いだったけど、ちょっとは好きになれたのよ」
リアムはガレオからアルマンが自分のことを女の人だと思ってるって聞いてたから、本当なのかなって思ったよ。
キミたちの世界は女の人もボディービルダーっているけど、ハイドランジアでは稀だったよ。だからリアムは心が女の人でも身体を鍛えたいと思うのかなって考えたんだ。
「アル姐さんは女の人になりたいの?」
「昔はね。身体を変えられる魔法はないと知ったし。女の人の服着てみたけど気持ち悪いというか、自己嫌悪になって。全部が中途半端になっちゃって、今に至る。なんちゃって」
「無理に明るくしなくていいのに。アル姐さんがなりたいようにすればいいと思う」
アルマンはリアムの率直さが懐かしくて、同時につらかったよ。
ソファーにごろんと寝っ転がって、天井を見上げたよ。
「故郷で自分らしくなろうとしたら、人が離れていった。
人が認める、他人の自分らしさって結構狭いのよ。
故郷を出て色々な人に出会って、オカマって呼ばれる人の口真似したり、行動を真似ていったら、嫌われることもあったけど、普通に接してくれる人が出てきた。もがいているうちにあたしができたの。
真面目な話してその場の雰囲気が変になるより、ちょっと道化を演じた方がみんな受け入れてくれる。辛気くさいより、明るい雰囲気の方があたし好きだし?
ごめんね、こんな話して」
横を向いたらリアムも天井を見上げて、難しそうな顔をしていたよ。
「うーん。俺は生まれてからずっと男だと思ってるから、女の人になりたいとか考えたことなかったな。だからあんまりアル姐さんの気持ちわからないかも。
でも、人が離れてくってさみしい気持ちはよくわかるよ。
一度だけ学校に行ったことがあって、クラスの子と仲良くなれたと思ったのにダヴィドが…。あ、養父母の息子ね。そいつが、俺がエドおじちゃんと暮らしているのを言って、非国民の子どもってクラスの子が離れていったんだ。
俺もおじちゃんもあの子たちに何もしてないのに、よそよそしくなって。アル姐さんも何も悪くないんだ」
「リアムちゃんも悲しい思いしたのね。エドさんのこと好き?」
「うん。だからおじちゃんが誰かに悪口言われずに、幸せになれる場所を探してるんだ」
「いいわね。あたしも一緒に行っていい?」
「もちろん!でも、傭兵の仕事できるかわからないよ?」
「仕事はなんでもいいんだ。こんなわたしを受け入れてくれる場所なら」
ジョゼフが傭兵はアウトローばかりだと言っていたけど、自分もアウトローなのかもとリアムは思ったよ。
「戦争終わったら一緒に探そうね」
「ええ、そうしましょう」
翌朝、リアムは一人でジョゼフィーヌの家まで行ったよ。アルマンが心配だからついてこようとしたけれど、傭兵が護衛されるっておかしいと言って断ったんだ。
ジョゼフィーヌはリアムの姿を見ると笑顔で出迎えてくれたよ。
「来てくれたのね!」
「うん。お母さんの治療方法考えてて…。そういえば昨日魔法具を渡したきりで、返してもらってなかったなって」
「そうそう。私もリアムが帰った後に気づいて。どこのホテルにいるのかも聞いてなかったから」
「今は傭兵仲間の家に泊まらせてもらってるんだ」
リアムは防御の魔法具を返してもらったよ。
「それで、治療方法って?」
ジョゼフィーヌははやる気持ちを抑えて、ハーブティーを淹れたよ。二階に住むおばあさんが育てたハーブらしいよ。
「医者じゃないからやり方あってるかわからないけど。お湯とハサミ借りていい?」
「いいけど…?」
カップにお湯を入れてもらい、火の鳥の干し肉を出したよ。お母さんが飲みやすいように細かく切ってみたんだ。
「何、それ?」
「火の鳥の肉。食べたら不老不死になるって言い伝えあるみたいだけど、残念ながらなくて。魔力回復にはいいんだ。
お母さんの魔力が弱くなってるから、戻してあげてからの方がやりやすいかなって」
「火の鳥?本物なの?」
新入りの傭兵がなんでもってるんだって、ジョゼフィーヌも思ったらしいよ。
リアムはお湯を少し冷ましてからお母さんに飲ませたよ。
お肉の効果が現れるまで少し時間がかかるから、ジョゼフィーヌとお母さんにフーとフーのお母さんの話をしてあげたんだ。
二人は半信半疑だったけれど、お母さんの身体がぽかぽかあたたかくなってきたから、リアムの話を信じることにしたよ。
リアムはお母さんの身体をもう一度、可視化魔法で視てみたんだ。
身体のほとんどが白っぽく硬いものに視えたよ。
肺も片方が四分の一ほど白っぽくなっていて、硬直が進んでいるようだね。
リアムは治せないけれど、話せるようにはできるかもと、治癒魔法を顔、特に口の周りにかけたんだ。
ジョゼフィーヌのお母さんは、胃などの消化器官系はかろうじて動いていて、喉も動くから食事はできたんだ。
ただ顎と舌が固まってしまって、あまり顎が開かないから話せないんだ。
顎が開くように一時間ほど魔法をかけたよ。
「話せるかな?」
お母さんは口をまごまごさせてから、ゆっくりと言葉を発したよ。
「ジョ…ゼ、フィーヌ」
「お母さん!」
ジョゼフィーヌは久しぶりのお母さんの声に、嬉しくて涙が出てきたよ。
「治したわけではないから、治癒魔法かけ続けない限り、また話せなくなる。医者に診せた方がいいかも」
「治らないと言われたら…?」
ジョゼフィーヌはお金をたくさん払って、治療方法はありませんと言われたくなかったんだ。お母さんは死を待つだけになり、ジョゼフィーヌは身体を売るしかなくなるかもしれない。
「それはジョゼフィーヌたちに任せるよ」
リアムは疲れたように椅子の背もたれに身を預けると、お腹がキュルルと鳴ったんだ。
「ごはん作るから待ってて」
ジョゼフィーヌが涙を拭いてから、キッチンへ向かったよ。
「そうだ!これ、リアムのお父さんでしょう?」
キッチンに行ったはずのジョゼフィーヌが新聞記事を持ってきたよ。
新聞の見出しにランバートの英雄現わると書いてあったんだ。
リアムは写真の人物を見て、記事を少し読んだよ。
シャルル・アルクと書いてあったんだ。
「多分、親父」
「多分?お父さんの顔を知らないの?」
「うん。俺が一歳になる前に死んじゃったし、写真とかなかったから初めて見た。似てる?」
リアムはシャルルの顔と並べて二人に見せたよ。二人はとても似てると言ってくれたんだ。
今度こそジョゼフィーヌはごはんを作りに行ったよ。
リアムはじっとシャルルの顔を見ていたんだ。
「こんな顔してたんだ」
「写真、何もないの?お母様は?」
ジョゼフィーヌのお母さんは久しぶりに口を動かしたから、慣れるまでゆっくりと話したよ。
「お袋も親父を追って死んだって聞いてる。一人で俺を育ててつらかったのもあるんじゃないかって、スザンヌ…養母に言われた。
俺がいなかったらお袋は生きてたのかな?
ねえ、ジョゼフィーヌのお母さんも旦那さんを亡くしたでしょう?死にたかった?」
「死にたいくらい寂しかったけれど、私にはジョゼフィーヌがいたから。あなたのお母さんもあなたが立派に成長してくれて嬉しいと思うわ」
「そう」
リアムは新聞を畳んで、テーブルに置いたよ。
「よかったら、あげるわ」
「いらないよ。もらってもどうしたらいいのかわからない。ずっと想像でしかいなかった人だから」
「…形見はないの?」
「あるけど、大人になったらもらう約束してるから」
とてもいい匂いがしてきて、またお腹が鳴ってしまったよ。
「へへ。ジョゼフィーヌを手伝ってくるね」
リアムが部屋を出ていくと、お母さんは娘にリアムとの出会いをみっちり聞かなきゃと思ったらしいよ。




